- 運営しているクリエイター
記事一覧
アニメ『最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える』のノエル・シュトーレンがかっこよすぎて憧れる。
もっとも原作者のじゃき氏が、「小説家になろう」に連載したライトノベルを、本当に書く価値のある作品だと考えていたかは疑問。
とかく、泣きさまだれゐたれども、酔ひ心ちやただならざりけむ、つひにあけ行くほどにかへし給ひぬ。われすごさずとはいひながら、かなしき事をつくして、御前にふしたるに、ことにうらうらとおはしますぞ、いとたへがたき。(『問はず語り』岩波文庫 p.131)
ただれた性関係。
いろんな事情があったのだろうけれど。
女性の共有は万葉以前からあったはずだが、女性の手になるこの種の文章を読んだのは初めてのような気がする。
御所にて帯をしぬるにも、思ひいづるかずかず多かり。(『問はず語り』岩波文庫 p.124)
『問はず語り』は、読み終えたら『源氏物語』を再読したいと思わせる書物。
『問はず語り』を経由することで、日本文学の最高峰を一層深く味わうことができる気がする。
なほうき世出づべきかぎりの遠かりけるにやと心うきに、あけはなるるほどに還御なる。(『問はず語り』岩波文庫 p.124)
『問はず語り』を読むと寝るときのブラ問題を気にするのが恥ずかしくなる。
そもそも『問はず語り』と関係なく、お前が寝るときのブラ問題を気にすること自体が恥ずかしいだろ? と嘲られそうだが。
一目みし夜半の面影を、二たびしのぶ心もなどかなからん。(『問はず語り』岩波文庫 p.123)
雪の曙との間に生まれた秘密の女児についての思い。
それにしても今の僕はやることが多すぎて読書をほぼ切り捨ててしまっている。
夜もすがら泣く泣くちぎり給ふも、身のよそにおぼえて、こよひかぎりと心にちかひゐたるは誰かはしらん(『問はず語り』 岩波文庫 p.104)。
今日は高崎城趾公園でベンチに寝転がり読書をした。暑くも寒くもなく蚊もおらず快適な読書ができた。
至福の時間でした😊
本日(10/25)公開 『八犬伝』
珍しく前売りを買った。
ポストカードが欲しかったので。
でも劇場に行くのは11月3日くらいになりそう。
僕は10ヶ月かけて市立図書館の日本文学の棚に並んでいたハードカバー『南総里見八犬伝』全十冊を読んだ。物語とそうでない書物を並行して読むのが僕のスタイルなので『南総里見八犬伝』だけ読んでいれば5ヶ月で読み終えたはずだけれどすごい分量だった。ちょうどコロナ禍で在宅勤務中だったから読了できただけで普