マリボ
「そう!マリボ!マリボなの!」
昨夜は、だんなさんを怖がらせてしまった。
あさ起きたら、
「マリボってなんなの?」
と聞かれた。
「昨日の夜、
そう!マリボ!マリボなの!って言ってたよ。」
と言われた。
寝言なので自分でもなんなのかわからない。
「え、マリボなのってなんなの?」
と逆に聞いてしまった。
だんなさんに、おっかねぇーでしょーと
とても怖がられた。
謎の言葉【マリボ】
なにか前世の情報とかかもしれないと思い
マリボをググってみた。
なんかあまりピンとこない。
デンマークの都市らしい。
チーズの産地。
へぇー。
わたしはけっこう寝ている間に
だんなさんにダメージを与えている。
今はないけれど、
結婚したばかりの頃は、
夜中に殺人事件の現場みたいな叫び声をあげて
ものすごく怖がられて
いっしょに寝てもらえない期間があった。
わたしが叫びそうになるとわかるらしい。
小さなうなり声を出しはじめたら
発狂する寸前の合図。
そうなったらだんなさんは毛布をもって避難する。
何度か夜中に大絶叫している。
さすがにそのときは自分の声で目が覚める。
そのうち2回は夢を見ていて
黒いスーツの小柄なおじさんが
棒でわたしの脇の下を押してきた夢。
それと、
やはり黒いスーツの小柄なおじさんが
梯子に上っているわたしのケツを
長い棒で押してくる夢。
そのときはメチャメチャ大絶叫している。
知らない小柄なおじさんにわたしの弱点を棒で押されたら絶叫せずにはいられない。
気持ち悪すぎる!
今は叫ぶことはない。
心が落ち着いている。
あー焼きいも屋が来た。
焼きイモ食べたい。