私が”人がキライ”になったワケ。
【自分についての振り返り】をしたとき。
私はどうして人がキライになったんだっけ?
という疑問が湧いて、そのことも探ってみることにした。
私は小さい頃から、とても自己肯定感が低い子だったと思う。
なにをしても自信が持てなかった。
褒められても、何も感じなかったような?
そもそも、あまり褒められたことがないかも?
そんな状態からスタートした私。
記憶に残っている中で、
人がキライになる原因になった最初のエピソード・・・
小学校のとき。
クラスのやんちゃ男子から放たれた一言だった。
「汚ったねぇ~。お前、顔洗ってんのか?」
ニキビに悩まされていた私の顔を見て、
色白でつやつやのきれいな肌をしたそいつはこんな言葉を投げてきた。
そう言われる前後のことは覚えていないけど、廊下で友達と話していた時にこの言葉を放たれたシーンは今でも覚えてる。
(根に持ってる私笑)
私は、何も言いかえすことができなかった。
今なら倍返し以上に言い返してやるのになぁ。
毎日顔を洗ってた。なんとかしたくて病院にも通ってた。
薬を塗っても直らなくて、毎日鏡を見るのが自分でも嫌だったのに。
髪の毛で一生懸命隠してたなぁ。
それが、ニキビには好都合だったんだろうなぁ笑
あいつは何の気なしに言った言葉だったんだろう。
でも、言葉は本当に刃になる。
私の場合は学校に行けなくなることはなかったけれど、こういった一つの出来事で心が傷ついて、学校に行きたくなくなる、行けなくなる子がいるというのはものすごく理解できる。
その辛さ、傷ついた気持ちを受け止めてくれる人がいなかったら、辛いに決まってる。苦しいに決まってる。
それに、こういうエピソードを誰かに話したら、こう言われることが多い気がする。
「そんな風に言うヤツのことなんか、気にすることないよ!」
「言い返してやればよかったのに!」
確かにそうなんだけど。
そう言われても・・・
「気にしてる自分ってダメだ、弱いな」
「言い返せない自分ってダメだな」
人によってはこんな風に思ってしまうことになりかねない、と私は思う。
もし、今その渦中にいる人がいたら、ぜひとも伝えたい。
そんなこと言われたら、傷つくのは当たり前だよ。
心に傷が付いたら、ちゃんとその傷の手当てが必要。
傷ついたままにしないで。
自分で自分を癒せる方法があるよ、って。
とにかく・・・
これが最初に人からの言葉にダメージを受けたエピソード。
自己肯定感が元から低い私は、この言葉に負けた。
今思えば、すごく悔しい。
あの頃の私は深く傷ついて、泣きたいくらいだったけど、誰の前でも泣くことができなくて、傷ついてないフリ、そんな言葉にビクともしませんっていうフリをしていた。
ここから、”人がキライ”が始まったのでした。
こういう経験のある人はたくさんいると思うけれど、受け止め方もそれぞれで、乗り越え方も人それぞれなわけで・・・
世の中、”人がキライ”っていう人はどのくらいいるんだろう・・・
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