家のこと⑩リフォーム着工

リフォームがはじまっています。
今日は大工さんへのご挨拶と、細かいことの打ち合わせがあり、夫と家まで行ってきました。

曇りの予報なのに、朝からぱらぱらと雨が。国府津あたりからは止んでいて、きらきらと海が朝の光に輝いてた。
このぶんだと大丈夫そうかなーと思っていたのに伊豆高原駅へ降り立ったら雨が…うう。

スーパーで大工さんへ差し入れする飲み物やお菓子を購入して（朝からお客さんがすごい）えんやこらと坂をのぼって「珈琲屋　美豆」さんで朝ごはん。雨模様なのに変わらず人気のお店。

あのご家族連れは観光かな、それとも別荘に遊びに来たのかな。前回もお見かけしたご婦人は住人の方かな、なんて思いながら美味しいコーヒーをいただく。

これまで何度かおじゃましているけど、今回はじめて「ここの住人になるんだなぁ」って気持ちになった。

お腹も心も満たされたところで家へ。どんな感じかな、どきどきする。
おぉ！足場が組まれて、防水紙と胴縁が貼られてるよ！雨だから今日は外工事は見られないけど、なんかうれしいー。

工務店の社長さんに紹介していただき、大工さんたちにご挨拶。親方さんも優しそうな方でほっとする。

私がどうしてもとお願いしていた無垢材の床、ひのきは入荷に時間がかかるそうでバーチになったけど、希望のオスモ塗装にしてくれてた。
その床材のサンプルを見せていただいたり、工事の進捗状況や予定を教えていただいたりする。

夫が部屋のあちこちの寸法を測ってくれている間、ひとりで二階に上がってみた。窓の外には雨に濡れた木々。とても雰囲気がいい。
うれしくなって両手を広げて壁に抱きついてみた。いよいよここに住むんだなぁ、どうぞよろしくね。

帰る前に、定住されているお隣さん二軒にご挨拶に伺う。工事で騒音などご迷惑おかけすることになるので。雨のおかげかどちらもご在宅だった、雨でもいいことあったー。

うれしい気持ちを抱えて、てくてくと坂道をおりる。その途中に小さな川がある。今日は雨のせいでいつもより水量が多かった。どうどうと音を立てて流れていく。

この川もここを気に入ったことのひとつ。別荘地の中を川が流れてるってなんかいいよね。
このあたりは出来るだけ元の地形を生かしてるそうで、だからアップダウンもきついし、道も細かったり曲がりくねって迷路みたいだけど。
夏には蛍が飛ぶんだって、楽しみー。

どこで暮らすか、どんな家に住みたいか。
ずっとずっと考えて、たくさん探して。
思い描いていたものが、ひとつひとつ形になっていく驚きとうれしさ。

ここまで導いてきてくれた何か大きな力と、たくさんのご縁。
協力してくださっている方々と、私の願いを受け入れてくれた夫、そして待っていてくれた家と。

そのすべてに感謝しています。ほんとうにありがとう。