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うれしい涙の日

1月16日に旅立った猫の麦。
そのことをカードに描いてくださったびずさん。

お店「珈琲屋 美豆」さんは我が家と同じ別荘地内、歩いてすぐのところ。

引っ越し後のバタバタと、麦の体調悪化、そして看取り…なかなか来られませんでしたが、やっと今日お伺いすることが出来ました。

Twitterでのやり取りはさせていただいていましたが、あらためてご挨拶すると、ぱっとお花が咲いたような笑顔で迎えてくださいました。そしてすぐにカードを手渡してくださって。もう感激の涙…

珈琲をお願いして、麦のカードと一緒にテーブルに。美豆さんでは7時~13時までは飲み物にモーニングプレートを付けてくださる、嬉しい名古屋スタイル。来るといつもこれをお願いします。

ずっとずっと迎えに来たかったカードを目の前に珈琲をいただいて…感無量。夫の目にも涙が。

引っ越してくる前にも何度かおじゃましていて、今日は最初に座ったテーブルに着いた。あの頃は麦も元気で、まさか越してきてひと月でお別れが来るなんて思ってもいなかった。

珈琲の香りと心地よい時間の流れる店内で、つらつらといろんなこと思い出す。やがてじんわりと、あたたかな気持ちが満ちてくるのを感じました。

珈琲をいただいてから、併設されているギャラリーで作品を見せていただく。じっくりと眺めて2枚のポストカードを買い求めた。大切な人の心を慰めてくれるといいな、そう思いながら。

びずさんの作品には、人の心をあたためる祈りのようなものが込められているよう。それは深い哀しみや、心の痛みをご存じだからなのだろうと思います。

帰宅して、わくわくしながカードを飾った。
まるでそこに、ぽわーっと柔らかい光が灯ったようなあたたかさ。

麦、よかったね。嬉しいね。こんなに可愛い素敵なカードを描いてもらえて、ほんとうに幸せだよね。

麦が旅立ってからね、お母ちゃん寂しくて恋しくて、胸が痛い毎日だけど。いろんな方が、あたたかい言葉や優しい気持ちを届けてくださって。だから哀しい涙だけじゃなくて、嬉しい涙もたくさん出たんだよ。

麦が繋いでくれたプレゼントなのかなって思ってるんだ。

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