ワンオペ育児と夫へのイライラ
ここ一ヶ月近く、本当に夫が多忙すぎてワンオペ育児の日々が続いている。
仕事なのだから仕方ないのは分かってる。
これが永遠に続くわけではなく、一過性であることも分かっている。
がしかし、末娘が1歳になってから急にしんどさが増した。
2児のワンオペは本当にキツい。
3歳の長女はまだしも、1歳の次女はもう本当に本当に目が離せない。
仕事から帰ってきて必死に食事を用意するそばで、足にしがみつき、引き出しを勝手にあけ、ゴミ箱をあさる。
決死の思いで作った食事は、手掴みで床に叩きつけ、耳にごはんを入れまくり、味噌汁へごはんもおかずもボトボト入れて斬新なアレンジをする。
これだけならまだしも、椅子に立ち上がり、椅子から降りたいと泣き出す。たいして食べずに食事が強制終了する。毎回ほとんど捨てている。
食事を片付けるにも、ずっとしがみついてきて大泣きするので、もう1歳すぎてるけどフォローミルクを飲ませて、飲み終わるまでの5分くらいの間に大急ぎでキッチンとテーブルを片付ける。
これらを、マシンガントーク3歳児の、ママママ!!見て!!聞いて!!を対応しながらやりこなす。
寝かしつけ時は長女に、ママと一緒に寝たいのに!!パパは???パパがいい!!!などと文句を言われながら、大暴れする次女をなんとか寝かしつけ、長女もその後に寝かせる。
もう一瞬たりとも休む時間がない。
食事すら作れないことも結構ある。
疲れすぎてスーパーで惣菜すら買えない。保育園帰りに2人を連れてスーパーに行くのもかなり体力がいる。
夫も頑張ってくれている。
朝早く起きて洗濯や食事の用意をしてくれたり、せめて寝かしつけには間に合うように、と仕事の折り合いをつけて、平日のうち2日くらいは20時くらいに帰ってきてくれたり。(この時期のデフォルトは23時帰宅)
しかし、その皺寄せは週末にドーンとやってきて、土日も会社へ行ってしまう。
あまりにキツすぎて、ここ数日イライラしていた。
私は仕事もして育児までしてるんだけど?
また遅いの?
また週末いないの?
いや、早く帰ってくるって言ってたのにまた会議入ったの!?
今日も会食!?
口には出さないが、不満がピークになりつつあった。
休みの日に夫のスマホにかかってくる仕事の電話にさえイライラしていた。
もうこんなにイライラするならば。
すべて自分で抱え込むのをやめてみようと思った。
夫が帰ってきたら
「今日はもうここからバトンタッチで。ごはんはすませたからお風呂と寝かしつけお願い。もう私は今から何もしません!休みます!」と、全てを託すようにした。
日によっては
「今日は夫婦分のごはんは作れませんので2人分のごはん買ってきて!あとビールもお願いします」とか
「もう私は疲れ果ててるので来週の土曜日は丸一日ひとりでお出かけしてきてもいいですか?」とか
次から次へとお願いした。
今までは、仕事で疲れてるだろうから休ませてあげなきゃ、と、全てを担ってニコニコと出迎えてたけど、我慢してイライラを溜め込んでしまっては支え合ってることにならないじゃないか。と気付いてからバンバンお願い事をした。
すると夫は文句も言わず快く受け入れ、全部やりこなしてくれた。むしろどんどんそうしてくれ、と。育児協力が減っていることに本人も後ろめたさがあったようだった。
それからイライラは減った。
おいしいものをシェアしたりするのって幸せだけど、負担をうまく分かち合うのも幸せだ。
というか、言ってみるもんだな、と思った。
一度言うと、もう何の遠慮もなくお願いできるようになった笑
義母に、夫(息子)はとても育児に協力的で素晴らしいパパです、というような話をする度に、スッと義父のほうを向いて「あなたとは大違いね、あなた育児なんて一切やらなかったものね。それなのに息子は立派に育ってくれましたね。」と言い、義父が苦笑いする。
それを聞いていた夫が言う。
「まぁ、そういう時代やったっていうのもあるやろな」
フォローの仕方も優しい。
義父母の仲が抜群にいいのは間違いなく義母の懐の深さと愛だ。
そして義父の優しさや頼もしさが無かったらこんなに何十年も仲良くやっていけないだろうなと。
私なら夫が育児に全くノータッチだったら一生うらむかもしれない。笑
義父は今でこそ、料理以外の家事を率先してやっているらしい。
歳をとっても仲良くいるために。
ずーっと信頼し合えるように。
我慢しないと決めた。
洗濯物の畳み方が違うとか、食洗機への食器の入れ方がおかしいから全部洗い切れてないとか、気にし始めれば気になるが、こまけーことは今はいいんだ。笑
気付いた時にそっと直している。
それでいい。
今日も夫は遅いけど、明日の午前中は夫にすべてを託して羽を伸ばしてくるので、それを楽しみに今日を乗り切ります。
みなさま良い1日を。