見出し画像

【2024】中日新聞杯 カペラS 阪神ジュベナイルF【的中】馬連8,510円

気が付けば師走の競馬が始まっている。世は有馬記念に向けての話題でテンションが上がっていく流れである。それはさておき、昨今の重賞予想では考えた通りの流れが来ず切歯扼腕している。本来なら狙えたスキマの買い目も緩んだ心を見透かされ無難なカタイ目を滑り込ませてしまっていた。手広く買う手法とは相反しており、いかに手狭く買うかという目を絞るスタンスなので空振りも多いが単に空振りしていては次に繋がらない。次に活かせる情報を駆使し臨んているのだ。気を引き締めて叩き出した今週の買い目は次の通り。3つ当てる腹づもりでいることは確か。

中日新聞杯の本命はベリーヴィーナス、まるで中京芝2000mの申し子かのように同コースを走っている。この馬はハナ切って逃げなきゃダメなので最内枠を最大限に活かすしかない。前走では同じく1番枠から好スタートだったのに外からきた軽斤量50kgの馬にハナを譲ってしまい、結果その馬が勝利するという大失態。同じ轍は踏まんという意気込みでスタートダッシュを決めてくれれば勝負になる。以下、買い目の3頭。まずはキングスパレス、中距離のGⅢなら普通に通用する馬。さすがにGⅠではキツく、前走の大敗も勝ち馬をはじめメンバーと比較すれば納得の着順。大事なのは最後に左にササらないようにすることなので手綱が松岡に戻ることは大幅にプラスとなるだろう。あとはスローペースにならないようレースが流れてくれることを祈るだけ。次にフライライクバード、上位人気の重賞で惨敗するイメージが強いが、切れる脚が無いので仕方ない。前での競馬が合っており2000mがベストだろう。右回りや小回りの馬場で走らない傾向があり、今回の中京コースなら能力発揮は必至。理想は2走前のOPでの快勝だがルメールで出来たことを小崎がどこまで再現できるかがカギ。最後にマコトヴェリーキー、今年に入っての8戦目と使い詰めたものの走りは堅実で馬券にならなかったのは1度のみ。前走で勝った後に少し休みが入ってのここ。その前走が中京2000mを斤量58kgを背負っての快勝、引き続き乗って来る岩田望に期待が持てる。前走で同コースを経験済というアドバンテージは絶対に吉と出るに違いない。以上、4頭の馬連BOX買い。

カペラステークスの本命はサンライズアムール、リステッド、OPで強さを見せようやく初重賞出走となった。特筆すべきは前走OPを斤量59kgを背負って押し切った内容だ。ルメールが乗ったとはいえハイペースを3番手から抜け出す強さは実力馬のそれ。2走前の1400mでは苦しい勝ち方で、間違いなく1200mで走る馬。ひとつ叩いたここは陣営が目標に定めていただけに期待値は高い。テン乗り斎藤が臆せずして乗れるかだけの一点。以下、買い目の3頭。まずはイスラアネーロ、前走では直線を向いて馬群に埋もれ詰まったかのように見えたがラストは真ん中を割って抜け出してきた。結果的に仕掛けのタイミングがドンピシャになっちゃったという感じか。ヤネ川又と息が合ったとしか思えず、人気薄で爆走したこの結果を評価するしかない。大外枠からなら今度は詰まることなく更に伸びる可能性は無きにしも非ず。次にジレトール、武豊が乗る時は普通に走れるのにそれ以外の騎手だと駐立からのタイミングが合わず出遅れが多く後方からの競馬ばかり。前走の59kgから負担重量が軽くなるここは狙い目か。大野のテン乗りだがダートで追い込む乗り方なら悪くない。馬の末脚の切れ味は凄いものがあるのでハマれば一発で勝てる能力はある。最後にクインズメリッサ、6歳牝馬というなにやら敬遠されがちな部分もあるがハマった時の末脚は悪くない。主戦が藤懸というだけで人気になることが少ないのが魅力であり6歳で初重賞となれば逆に買いたくなる馬である。道中で上手く外目にポジションを移せれば直線は叩き合いに絡める算段。重賞好走馬やリピーター馬よりは俄然食指が動く馬と鞍上。以上、4頭の馬連BOX買いで。

阪神ジュベナイルフィリーズだが阪神ではなく京都開催である。過去のデータとかは殆ど無意味だろう。真っサラなところから吟味していくしかない。見る限りでは少頭数のレースで好走してきた馬が目立ち見極めは難解、また外国馬&デットーリが参戦してくる面白さもあるがそれぞれ過大評価とならぬよう慎重に模索。そこで本命はブラウンラチェット、前走の重賞勝ちもスローペースからの勝ち切りで強さの強調は出来なかったものの完成度は高く見えた。少なくともこの時期の同世代の中ではトップレベルに入るだろうし、ここではその評価で十分。毎年ひとつはGⅠを勝ってきた手塚厩舎も今年の重賞勝ちはこの馬が勝ったGⅢのみ。こういう時こそ唯一のサンデーRの勝負服が勝ちに絡むことはよくあること。人気になっても買うべき馬。以下、買い目の3頭。まずはミストレス、前述の本命と同様に前走重賞の内容を評価。流れは緩くても上がりと走破タイムは上々で、逃げ馬にしては強さを見せた。このレースでの逃げ切りは至難とも思えるが京都コースとう条件下では一考してもいい。矢作厩舎としても今年の重賞勝ちが異常に少なく、ここは好調の愛弟子が期待に応えるカタチで結果を残すと予見。人気を落とすようなら勝負目か。次にビップデイジー、新馬戦後にひと叩きしたらさらに良くなるという厩舎サイドのコメントからここは勝負気配。その前走では少頭数ながらも先行3番手から上り最速で抜け出した瞬発力はかなりのもの。かつてレシステンシアでこのレースを制している松下厩舎ならばここでの仕上げに信頼が持てる。あとは最内枠から先行してのポジション取りだけがカギか。最後にアルマヴェローチェ、こないだサウジアラビアRCを勝った1文字違いの馬と混同しそうになってしまった。紛らわしい馬名だがとにかくこの馬の前走は重馬場ながらも牡馬相手に強い走りを見せた。札幌で2戦しただけで洋芝適性だけなのかどうかは見極めが必要だが能力は高いと判断できる。懸念は休み明けという点で、馬体の仕上がり次第で評価が分かれる点くらいか。1800mの経験は特に問題視しなくていいだろう。近年めっきり頭角を現してきたハービンジャー産駒として期待できそう。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。

いいなと思ったら応援しよう!