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INTJの地雷

むかし、Teガンギマリ人間だったころは、ありとあらゆるものに噛みついて周囲を焼け野原にして回っていた。紛れもない黒歴史であるし、流石に今はそういうことはしなくなった。

それでも、いまだ揺るがぬ地雷がある。

「口の軽さ」と「他責思考でのバッシング」。
地雷二大巨頭。一瞬で距離を置く。


コミュ力の対価として失うもの

口の軽さって、コミュ力とトレードオフなのかな。学生時代のバイト先のお姉様方は、周囲のありとあらゆる個人情報を握りあって回しあっていた。非常に侵襲的なコミュニケーションというか、古き善きというか。
そして、年齢によらず身の回りのENFJとENFPは揃いも揃って口が軽い。他人の人生模様とか、家族事情とか、べらべら喋らないで欲しい。そんなものを本人の口以外から聞きたくない。

INTJは秘密主義だ。場に出す情報にはすべて意味か役割が欲しいし、出すか出さないかを自分で決めたい。人間社会はパワーゲームだから。伏せていたカードを他人がひっくり返すのは「ルール違反」だ。

なのに、ENFJときたら、昨日の飲み会の内容からチャット相手の恋愛事情まで、なんでも話す。これだから世界=自分で己の生き方に疑念を持っていないやつは……と思いながら、私はお前に何も与えないぞと固く決意する。

その点、ENFPも駄目。彼ら彼女らは秘密を暴きたがる。INFPにも似たところがあるけど、大人しいINFPと違ってENFPは「みて!私こんな秘密持ってきました!私のコミュ力すごいでしょ!」するから。本当に駄目。可愛いからって油断して何もかもを教えないようにしなきゃ……と、ENFPに対しても警戒心をMAXにしている。


空気が読める故の他責思考

要は自分の名前で喧嘩しないやつ。非常に悪辣だと思います。無理にでも表に引っ張り出したくなる。特にESFJとISFJは、真綿で相手の首を絞めるが如く責めてくる、魔のFeたち。

NT型が最も嫌う「私は別にいいけど、周りはどう思うかな?」を素でやってくる。そこに悪意は無い。みんなが良しとするものを良しとするのが当たり前でしょうと。翻って、皆が悪く言うものは何であれ悪いのである。彼らは善悪の価値基準を完全に自らの外に置いている。Feズの中で見れば、天啓さんに消耗させられてるINFJと、正義に突っ走るENFJの方がまだましかな…という具合。

「私が気に入らないから気に入らないんだ!」ってちゃんと言ってください。喧嘩はそこから始めましょう。

他責タイプと対立したとき何がしんどいって、議論が完全に平行線になる点。「お前はどう思ってるん?」が知りたいINTJと、「皆が納得してないよ!」というESFJとが、折り合いをつけることは果たして可能なのだろうか。


ということで、INTJの私の地雷トップ2でした。

別にENFP全員を嫌っているとか、ISFJ全員が他責思考と言いたいわけでも無い……けれど、特に上で挙げたタイプが悪気無くやりがちな行為だなと。INTJの私はそれが分かっているから、口が固くて自責思考のタイプとつるみがち。

ばいばい。

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