【魔女のスープ・4】
のほほん子育ての私。
家の中では、無邪気な私で過ごしています。
外の世界では、人見知りで人と繋がりたくない闇を抱えた私です。
家の中で、無邪気に過ごすことができるのは
子供たちが笑顔で大人になるため。
そのために必要な、
子供たちが笑って過ごせるリビングを
子供たちに用意するため。
その「目的」は、私にとって
叶うだろう
じゃありませんでした。
叶えてみせる
のレベル。
取りにいく
掴んでみせる
のレベル。
でも、
静かな「決定事項」です。
「いつのまにか」の決定事項です。
「決定事項」は私の強み。
過程も努力もイヤな私が
努力だなんて微塵も思わずに「既に」行動してました。
進行形。
けれど
それは
私が欲しくて得られなかったモノを
子供たちに与えたい
でもありました。
子育てはおそらく、私にとっての
「振袖供養」だったのだと思います。
癒されない「小さな私」の代わりに
目の前の「小さな誰か(例えば私の子供たち)」を、癒すことで
「私」を癒していたのかもしれません。