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「人魚の眠る家」

映画 人魚の眠る家 感想

※ネタバレ注意

科学の進歩は行き過ぎている部分が多々あるのだろう。

この映画の一番の衝撃的なシーンは、植物状態の人間を本人の意思とは関係なく、脳に信号を送ることにより操作した部分だと思う。
(父からプレゼントされた人形を子供に抱きしめさせ、表情筋を動かし笑顔にした)

この映画を見るまでは、子供が植物状態になってとき、親の立場からしたら心臓移植はせずに延命治療を続けることが正しい。
植物状態は心臓が動いているため生きている状態だと思っていた。
しかし、延命治療をさせた母親や治療をした科学者は沼にはまり、狂った状態になっていった。

この映画を観終わったあと、目を覚ますことがないのに機械による延命治療といった選択肢があること自体に疑問をもった。

目を覚ますことない脳死の状態
眠りから覚めることない生

#人魚の眠る家 #映画#東野圭吾#映画感想文

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