人生かけて愛したい邦楽バンド5選

こんちは。

好きな音楽を聴いて得られるエモーションってかけがえのないものだと思うんですよ。

岡田斗司夫が「『〇〇が好き』って感じ取れることそのものが才能」って言ってたけど、そんな感じで、音楽を聴いて感情が昂ることが俺は好きだけど、それがよくわかんない人もきっと大勢いるんだろうなー。

要は好きな音楽の「ここが好き」ってプレゼンできることはそれだけですごいことなのだー。

ということで今日はガチで好きなバンド特集。


1. amazarashi

やっぱカッケーんすわ。amazarashi。
好きなとこは無数にあるけど、やっぱ歌詞がいいっすね。リアル、かつドラマチック。個人的、かつ普遍的。文学としてもポップスとしても聴けるんでそれも良い。

曲としても、フォークと邦ロックとヒップホップのキメラみたいな感じで好きっす。ダブとかエレクトロっぽいアレンジも。あと秋田ひろむ絶対TBH好きっしょ。

俺はやっぱ痛みとか悲しみとか怒りとかを音楽に昇華するアーティストが好きなんで、amazarashi好きっすね。というかどんなアーティストもそういう感情を唄わんともったいないっていつも思う。

学校行ってなかった時期とか家庭がめちゃくちゃに荒れてた時期とか普通にメンタルぶっ壊してた時期とか、お世話になってない時期の方が少ない。

山田玲司の言葉を借りるならばまさに「ガチ勢」。もう短編映画観てる気分。こういうバンドが男としていっちゃんカッケーし、いっちゃん刺さりますわ。最近はさくらがアツい。モラトリアム終わるとマジ感傷で死にそう。


2. 銀杏BOYZ

最近「銀杏を聴いてる女子大学生はモテるのに男子大学生はむしろその逆」みたいなツイートが流れてきて、図星すぎて死にそうなりました。

でも未だに銀杏マインドが脳の大半占めてます。もう童貞でもないのに気持ち悪いっすね。でも銀杏のもつ性とか恋愛に対するコンプレックス的な歌詞は共感できない男子の方が少ないのでは。
てか銀杏BOYZ好きな男ぜってー新海映画好きだろ。

まあ音楽性もむちゃくちゃ高度なことやってて、そこがやっぱ好きです。洋楽のハードコアパンクとかオルタナの上に歌謡的なメロとピーズ的な歌詞を乗せるっていう。それ自体はよくありそうなアイデアだけど、峯田さんの引き出しの多さと最適解な采配にはちょっとマジでビビる。

てな訳で、バカやってるっぽいけど本当めちゃくちゃにインテリやってるのが真のパンクバンドやと思います。マジでそういうところもカッケーね。銀杏も荒れてた時期めっちゃくちゃに聴いてました。
ちなみにいっちゃん好きな曲はNO FUTURE NO CRY。これだけリードギター弾けんけど。


3. ELLEGARDEN

エルレもやっぱめっちゃ好きっすねー。こう、ガツンとくる歌メロと演奏がやっぱいい。あと単純に90年代オルタナとかパワーポップからの文脈が好きなんでしょうね。このブログでももう3回くらいはエルレだけで取り上げてます。そんくらい好きです。

あと結構面白いこともしてて、歌メロがコードに対するテンションノートになってることが結構多いです。だからパワーコードだけしか鳴ってなくても最終的にはすごく豊かな響きになってる。

あとやっぱ歌詞がいいっすねー。下積みが長かった訳ではないけど結構遅咲きのバンドなんで、ジターバグみたいな歌詞は人生迷ってる人には絶対刺さる。。

たった一つのことが今を迷わせてるんだ
誰を信じたらいいのか気づけは楽なのに

ELLEGARDEN - ジターバグ

遠回りする度に見えてきたこともあって
早く着くことが全てと僕には思えなかった
間違ったことがいつか君を救うから
数えきれないほど無くしてまた拾い集めりゃいいさ

ELLEGARDEN - ジターバグ


4. People In The Box

いやー新譜最高っすね。んで勿論旧譜もいい。
おかげでサークルでピープル演ることになっちゃいました。

初期のインディー的な質感でミニマルかつ前衛的な音楽やる音楽性も好きだし、鍵盤導入以降の音楽性は落ち着きと自由度が増えたんで好き。

複雑な拍子とかリズムとか難解な歌詞とか前衛的な要素が強い一方で、歌メロとコード進行は結構ど真ん中いってて、そういうバランス感覚のよさもいいですね。普通に聴いてて気持ちいい。

歌詞もここまで難解なバンドはなかなかないし、そういう意味でも好きっすー。波多野さんはメッセージとか考えてないはずがない。1曲1曲絶対に意味はあるはず。聴いても聴いてもまだまだわからんけど。

最小限の音楽で最大限の広がりを見せてくれるところがやっぱ好きです。とにかく歌メロが強い。どこでもないところとかカセットテープみたいな曲たまらないー。最近ほんとよく聴くのと、キャリア通して良作出し続けてるのでランクイン。


5. フィッシュマンズ

これ読んでる俺の知り合いなら俺がこういうリストにフィッシュマンズ入れないはずがないって思ってたはず。そうー最後はフィッシュマンズ。大好きです。

「音楽がいい」とかそれは勿論そうなんだけど、個人的には佐藤さんのもつ繊細さと危うさがやっぱフィッシュマンズをフィッシュマンズたらしめてたと思います。

特にキャリア末期にかけてどんどん歌詞もメランコリックになっていくし、緊張感も高まっていくし、音数も減っていくし、宇宙 日本 世田谷とかはもう生半可な気持ちで手出したら火傷するくらいの危険度だと思います。

でもだからこそ感じ取れるオーラはやっぱ破格だし、俺的邦楽オールタイムベストは宇宙 日本 世田谷です。

食い物にしてるみたいで自分でも少し嫌だけど、繊細な人っていいよなって最近ずっと思う。特に映画の感想とか、ちゃんと語れる人がいい。イントロとギターソロ飛ばすとか隣でされると悲しくなる。。泣

ずっとそばにある幸せは
ある意味そんなもんで ある意味ひとりぼっちなものなんだよ

フィッシュマンズ - ずっと前

映画もぜひ。去年死にかけてた時にベッドで横になりながら観て、救われたというか、俺の中で何かが変わった瞬間になった映画でした。




という訳で好きなバンド5選でした。

今回惜しくも漏れたバンドにandymoriとかアジカンとかsyrup16gとかあるけど、それはまたいつか記事1つ分使ってしっかり紹介します。

総じて、やっぱバンドにはエモーションとか和声の響きとか歌メロの心地よさとか、そういうの欲しいんでしょうね俺は。

もちろんグッとくる歌詞とか大好物です。

そんなわけで今夜も眠れそうにないんでひと記事書きました。
ではまた。

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