読書感想文
読書感想文
神との対話
題名からしてどちらもかなりスピリチュアルな雰囲気が漂っていますよね・・。
最初はちょっと抵抗があったのですが、買おうかどうか悩んでいる間に「神との対話」を読んだ、という人の話を立て続けに耳にしたので、観念して買いました。
内容は、文字通り「神との対話」です。
著者には悩みがあると「手紙」を書く癖がありました。
どこに投函するわけでもなく、心の中を紙に書くと気持ちが整理できるようでした。
私にも心覚があって、こうして思っていることをパソコンに文字を打ち込むのも好きだし、本当に感情が忙しい時にはノートに殴り書きで感情を吐露したりもします。
そんな著者がある日心の中の不満をいつものように「手紙」にぶつけていた時のこと、ふと「答え」が頭に浮かんで、それを書き留めていったら、「会話」形式になっていたそうです。
いわゆる「自動書記」ですよね。
この対話、内容が非常に濃いです。
抽象的な言い回しもたくさんありますが、著者が疑問に思うことを全て質問してくれて、それを全て記してくれているので、私たちもしっかり理解しながら読み進めることができます。
私にとっては、これまでに学んできたスピリチュアルな知識の全体像が明らかになったような感覚で、とてもためになりました。
「これは」とハッとさせられる箇所も多かったので、たくさん線を引きました。
読み終わってからは、ランダムに開いて線が引かれた部分を読む、という使い方をして、何か不安に感じた時の指針にしています。
自分の人生は自分が作っている。今までも、これからも。
これをいつも頭に刻んで生きていこうと思っています。
聖なる予言
息子の英語の先生に教えてもらいました。
彼女とは10年来の知り合いなんですが、そんなに深い話をすることもなくずっと知り合いだったんです。
でも、なんとなく話が通じるな〜合うな〜と思えたので、上記の「神との対話」を読んでいることを話してみました。
すると「神とかいけるクチ!?」と興奮気味に聞かれまして・・笑。
それで、息子のレッスンの合間にちょこちょことスピリチュアル的な話をするようになり、その中で教えてもらった本なのです。
この本は「神との対話」に比べるとさらにスピリチュアルっぽい内容です。
フィクションなので、著者が好きに物語を作って書いているには違いないですが、内容はとても深くてこれも最初の本同様、私がここ数年で学んだことが物語になっている、という感じで読みやすかったです。
アメリカ人の主人公がペルーに渡り、「第一の知恵」〜「第九の知恵」までを探していく物語です。
探しながら、たくさんの人と出会い、自分自身も人として成長していくストーリーです。
その中にたくさんの生きるヒントが隠されています。
私が最も今の自分に必要だと思ったのは「第六の知恵」でした。
いわゆる「インナーチャイルド」に関する物語です。
人は誰でも、幼少期についた思考の癖があって、それが自由な発想を妨げている、、その癖を取り払い、世界をフラットに見ることで新しい世界が見えてきます。
いつも自分を俯瞰して見ること、感情が昂った時にはその感情を眺めて見ること。また、同じ感情を過去に抱いた経験がないか、遡って考えてみることを教えてくれています。
「神との対話」にも続編がありますが、これにもあるので、また買って読んでみたいと思います。
どちらもあっという間に読み進めることができて、今すぐ人生に役立つ知恵がてんこ盛りのお勧め本でした。
気になったらぜひ手に取ってみてください!