見出し画像

【アイルランド安楽死】イギリスの推進団体と協調 先月の『安楽死・世界会議』の開催地 …で来年はなぜか『日本』❓❓❓

アイルランドは、イギリス同様『安楽死制度』が未成立ですが、世論調査ではすでに
国民の76%が安楽死を支持しています。

アイルランドの有名な安楽死推進団体は⇩
『End of life Ireland』です。 イギリスと地理的に近いので、英の推進団体とは度々協調してキャンペーン活動をしています。

アイルランドを代表する安楽死推進団体
Dignity in Dying (DID)
My death My Decision (MDMD)

終末期における選択肢の実現を目指して奮闘中なのが分かります。
パッと調べている感じ、イギリスの安楽死法案を追随していこうとしている印象ですね。


ところで世界各国で活動する安楽死推進団体の『横のつながり&結びつき』
つまり世界規模の団体はないのか?というと…ちゃんとありますよ⇩

アプリでの日本語訳です⇩
公式な日本語訳ではないですが、直訳的には合っていますね。臆病な日本メディアならRight to dieという直接的な言い回しは避けるんでしょうよ。
略称は『WFRtDS』です(ちょっと長い…)

HPも充実しているので、世界の安楽死ニュースを知る上で参照しています。
日本の終末期医療は圧倒的に未熟&脆弱で暗澹たる気持ちになるのですが、このHPを見ていると、すごく慰められ励まされます。
「もう日本なんてどうでもいいから世界を応援していこう」…そんな感じ💧

加盟している国&団体

見た感じ、各国の有名どころの団体はほぼ加盟しているようです。日本では馴染みのある『ライフサークル』や『ディグニタス』も在籍しています。
 
ちなみに日本からは『日本尊厳死協会』が加盟していますが、この団体は
『安楽死は扱っていません』(消極的安楽死のみ)。
一言で言えば単なる『リビングウィル普及団体』です…にも関わらず、大袈裟にDeath with Dignity(尊厳死)という言葉を標榜しているので、大変紛らわしいです。
海外の団体関係者にその事実を伝えると、驚かれ残念そうにされます…な~んだダサいって感じ💦。実際この団体はオワコン化が進行中💧

日本尊厳死協会HPより
英語への翻訳


そして先月、この世界団体(WFRtDS)の国際会議が『アイルランド』で実施されました🎉🎉🎉9月20日から2日間です。列記とした国際大会です。
これは世界はもちろん、アイルランドも激励されるイベントになりました。

パネラーの方々⇩
赤印の方々なんか終末期医療や緩和ケア界隈でも、世界的に知名度の高い人物です。かなり本気度が高く、贅沢な顔ぶれを揃えたなと感心します。

イギリス諸島周辺のみならず、欧州ヨーロッパ諸国から世界にかけての『安楽死推進キャンペーン』は、これから増々盛り上がってくるでしょう。
正直まだまだ各国の安楽死団体の『世界的なつながり』は発展途上なのですが、今回の一大イベントがアイルランドのみならず、世界に波及していくのは間違いないです。

そして何と来年の国際会議の開催地は日本‼だそうです💡

…って…ナゼでしょう❓


「安楽死」と言うと、日本人には『まだまだ馴染みない』ので胡散臭い会議かと思う人もいるかもですが…
『普通に』世界的的に有名な医師や生命倫理学者、弁護士、ベストセラー作家など名立たる人物が講演するオープンな国際会議です。
ですので、これを聞いた時ビックリしました💦

あまりにビックリしたので…
「いや日本尊厳死協会は安楽死を支持してませんから!」
「死ぬ権利とかの話題からメチャ掛け離れている国なんですがね…」
と、それとなくリプライ上で問い合わせたら…

「変わる時が来てるんだよ」
「来年まで貴方も色々調べておいてね♬」

という返信sが届いたので、更に⇩のような投稿してみました。

「日本は延命治療という因習が残存していて、まだ消極的安楽死すら議論していませんよ~」みたいな情報内容を付けて投稿したら…

アイルランドの団体『End of life Ireland』様から一言…

「あぁ知ってるよ」

「○○(リーダー名)がちゃんと把握してる」


という一文だけが届きましたwww
(それ以上の投稿はしませんでしたが…)
ま、どうやら団体同士の間で(それなりに&ちゃんと?)交流があり、連絡を取り合っている印象を持ちました。
たしかに安楽死制度が『バッチリガッツリ』問題なく確立されている国は『少数』であるのが現状なので、もしかして日本尊厳死協会も情報交換を水面下で頻繁にやり取りしているのかもですね。

ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?