「忘れたいのに忘れられない」恋愛から、前に進む意外な方法

こんにちは、MUERAです。

週末は秋分の日だというのに、まだまだ暑さが続きますね💦
夏の疲れなど、出ていませんか・・？

先週末は、娘の中学校で3年ぶりの体育祭が開催されました。
（コロナの影響ではなく、こちらの中学校の体育祭は3年に1回なんだそうです😳）

お姉ちゃんのことが大好きな小学生の三女と一緒に、家から徒歩5分の中学校までお散歩がてら見にいくことに。

午前中ですべて終わるということもあってか、思ったより観覧者は少なく、島らしいちょっとゆるい雰囲気の中（予想していた親の場所取りなどの空気感もなく^^;）日陰を見つけて楽しげな生徒たちのリレーやダンスを眺めていました。

青い空の下、体操着のこどもたちに彩られる賑やかな運動場を見ていると、自分の子ども時代の運動会や体育祭が思い出されます。

実は私、運動会が嫌いだったんですね・・^^;

というのも、かけっこが遅くて走るといつもビリ。
（ビリじゃなかったことって何度あったかな？というくらい高確率で💦）

当時のいなかの運動会は、親も兄弟もなんなら親戚まで、お弁当を持って見にくる一大イベントだったので、みんなが応援しているなかでそんな姿を見せることがほんとに恥ずかしくて、なんだか惨めだったのだと思います。

（お弁当の時間に「がんばったね」などと励まされると、よけいに泣きたくなるような気持ちになっていたものでした・・）

中学校のとき、初恋で３年間ずっと好きだった男の子が陸上部で、彼はいつも体育祭の花形スター。

そんな彼に自分の走る姿を見られるのが死ぬほど恥ずかしいという、思春期ならではの女心？もきっとあったのだろうなと思います。

・・娘たちの競技を見ながらそんなことをぼんやり思い出していると、

運動場の隅で人目を避けるように一人座っている小学生の自分の姿が、心の中に見えました。

赤白帽子をかぶって体育座りをして
「運動会なんて大嫌い」
声にならない彼女のつぶやきが聞こえます。

心象風景の中で彼女にそっと近づいて、だまって隣にしばし座っていてあげることにしました。

＊

運動会の帰り道、普段車で通っていてなかなか気づかない色とりどりの南国のお花が目を楽しませてくれました。

どのお花も本当にそれぞれが可愛らしくきれいで、誇らしげです。

あなただって’世界に一つだけの花’だよって、言ってくれていたのかもしれません＾＾

思春期の恋を思い出したので、今日は恋愛相談にまつわるハナシです＾＾

「別れた彼のことが、どうしても忘れられません。どうしたらいいですか？」
というご相談をいただくことがあります。

こういう場合、彼女の心の中では’綱引き’が起きています。
「早く忘れて前に進まなきゃ」というA子ちゃんと
「いやだ、彼との時間を絶対に忘れたくない」というB子ちゃんの
綱の引っ張り合いです。

特に自分が別れを告げられたほうだったりすると、別れた相手のことが心の中で段々と’理想化’されてしまって、余計に忘れられなくなったりしています。
（実際以上に完璧な人として思い出されてしまうんですね）

こういうときは、彼のことを冷静に見ることや、過去への執着を手放す方向への働きかけ（つまりB子ちゃんへの説得）は逆効果になってしまいます。

実際に周囲の友人などからも「早く忘れたほうがいい」という言葉をかけられたりするので、頭では「そうすべきだし、そうしなきゃ」と焦り、そう思えば思うほど心は過去に引っ張られて、綱引きが右にも左にも動かない状態でしんどいのです。

こういうタイミングでは、いったんB子ちゃんに心から寄り添ってあげることが大事だったりします。

「ずっと忘れなくていいよ」
「ずっとそこにいていいよ」

そんな風に自分で自分に声をかけるなど、ムリに前に進もうと引っ張る力をゆるめるのです。

一方が手を放すと綱引きは成立しなくなります。
（気持ちもふっとゆるんで涙が出てくることもあるかもしれませんね）

説得をやめてB子ちゃんの気持ちに本当に寄り添うことができると、B子ちゃんの存在は不思議と少しずつ薄れていきます。

「あのときに戻りたい、やり直したい」という気持ちが本当になくなるまでの時間は人や状況によっても違いますが、大事なのはいったん心の中の綱引きをやめること。

ここから自然と気持ちの変化が起きるのを待ってみましょう。

恋愛だけでなく、心の中のしんどい葛藤が続くようなときには、ぜひ思い出してやってみてくださいね。

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