孤独を感じやすいエンパスのあなたへ - 寂しさの根本原因と癒やし方
日々の忙しい時間がふと途切れるとき、急に寂しさを感じることは、ありませんか?
まるで心にぽっかり穴が空いているかように感じて、何かで埋めようともがいてしまう。
恋愛、買い物、お酒、タバコ・・
もしくは、仕事で評価されることやお金をたくさん稼ぐこと、予定を次々に詰め込むこと・・
そんな形で心の穴を埋めようとするかもしれません。
でも、そうやって外からの何かで一時的に心が満たされたように感じても、結局また心の中に同じ寂しさが戻ってきてしまう。
それは、あなたが本当に向き合うべきものが、外側の何かではなく、あなたがずっと見ないようにしている、心の奥深くにあるということかもしれません。
寂しさの根源にあるもの
その寂しさの根源は、インナーチャイルドと呼ばれる「小さな頃のあなたの声」とも言えます。
インナーチャイルドとは、過去の傷ついた経験や感情が、子供のままの姿で心の中に残っている状態のこと。
あなたは、もしかしたら幼い頃に、
十分に愛されていなかった
自分を理解してもらえなかった
孤独を感じていた
のかもしれません。
その時の寂しさや悲しみが、インナーチャイルドとして今もあなたの心の中に存在し、大人になったあなたに寂しさを感じさせているのかもしれません。
「寂しさ」の感情から逃げるのではなく、受け止めてみる
寂しさを感じると、そこから逃げ出したくなるかもしれません。
でも、寂しさを癒すためには、その感情に真正面から向き合うことが大切です。
まずは、自分の寂しさをそのまま感じてみてください。
どんな時に寂しさを感じるか、どんなことを考えているときか、そしてそのとき体にどんな感覚があるか・・
そして、できればその寂しさを感じている小さな頃の自分自身を、優しく抱きしめてあげましょう。
「寂しいね」
「つらいよね」
「よく頑張ってるね」
そんな風に、自分に寄り添う言葉を優しくかけてあげましょう。
インナーチャイルドを癒して、心の穴を埋める
インナーチャイルドを癒す方法はいくつもあります。
カウンセリングやセラピーを受けてみる
自分の感情を書き出したり、小さな頃の自分に手紙を書く
瞑想や腹式呼吸で心身をリラックスさせる
どれも、自分が本当は感じていたけど閉じ込めてしまった古い感情と向き合い、心の傷を癒すための大切なステップです。
インナーチャイルドを癒し、心の穴を自分で埋めることができるようになれば、人生で寂しさに振り回されることは自然となくなっていくはずです。
高い共感力を自分のために使うこと
エンパス体質のあなたは、人の気持ちが分かりすぎてしまうがゆえに、自分の寂しさに気づかないふりをしてしまうことがあるかもしれません。
でも、忘れないでいたいのは、エンパスの感受性は、外側の刺激に対してだけではなく、自分の内側を深く感じることにも使えるということ。
大好きな誰かのために一生懸命になるのと同じように、自分自身に寄り添ってみましょう。
小さな頃のあなたを救えるのは、あなただけなのです。
寂しさの感情を終わらせる
どんなに苦しい感情でも、消えないものはありません。
感情はエネルギーであり、そのエネルギーを感じきることで、必ず終わりを迎えます。
あなたが本当に必要としているのは、外の何かで寂しさを埋め続けようとすることではなく、
子供の頃に感じたままの感情を、ありのままに受け止めること。
今のあなたが感じていることも、否定も批判もせずにそのまま感じること。
そうすることで、古い寂しさのエネルギーは必ず昇華し、心が少しずつ軽くなっていくと思います。
それは、まるで心の奥底に閉じ込められていた子供が、ようやく安心して外の世界に出てこられるような、そんな感覚かもしれません。
あなたが自分の感情をありのままに受け止めて、その流れに身を委ねることができた時、本当の心の平安を取り戻すことができるのです。
MUERA
7月14日と15日に、オンラインでのエンパスカフェを開催します。
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