「野分が過ぎて・・・~東京都北区・田端駅あたり~」
枕草子に「野分のまたの日こそ」と認められているように、台風一過は趣き深い景色を見せてくれます。
夜半過ぎに関東地方を通過した台風はフェーン現象を起こして、雨が上がり、青空が一杯になると熱中症になりそうな高温、夕暮れ、綺麗な雲には青と橙色が混ざり合うようになりました。適度な湿気が空を焼いています。
上野から北に延びる東北本線を境にして、高台と崖下とに分けられる東京の地形、崖下は下町と呼ばれます。低地であるため、夕焼けを見ることが難しいため、この日は崖上の田端まで行ってみました。
JR東日本の建物入口から新幹線のシルエットとオレンジ色が一日の終わりのご褒美のように輝いていました。
マジックアワーの景観、撮る者にとって、魅力を倍増する「モノ・コト」ですね。
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