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「石畳の坂は、お城につづく~那覇市・首里金城町」

琉球王朝時代の城下町、金城町は首里城からつづく石畳の道が優雅な町です。第二次世界大戦では、大半が破壊されコンクリート舗装されていましたが、1983年に再整備されました。首里城公園の南側に約250メートルの石畳の道が造成され、住宅街の中には、レストランやお休みどころなども併設されています。
 
首里城公園を訪れるお客様のほとんどが、正殿を目指して疾風の如く、観光を終えますが、城下町の姿、琉球王朝の歴史をゆっくりと自分の足で見て歩くことも地域観光の初歩と言えます。
 
全国各地でボランティアガイドと一緒に見て回る町歩きが行われています。しかし、町を歩くことによる地元への経済効果という点では、疑問符が付きます。大人数で道幅いっぱいに歩くことによる交通事故や自分たちのゴミを捨て去るといった行為など、様々な問題が山積しています。
その土地の歴史や文化を学び、理解することによって、地元の方々との交流も生まれます。交流人口の拡大がメインテーマとなっている昨今、地元の方々が納得する町歩き、観光が望まれますね!

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