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「行き止まりの高速道路~首都高速1号上野線」

首都高速1号線の名称は、上野線と羽田線に分かれています。これは途中に都心環状線があるためで、1969年に現在の台東区入谷まで開通したことによって、羽田から上野までが全通しました。
 
他の路線は、郊外の高速道路に接続しているのに対して、この上野線は入谷で高架から降り、下を走る昭和通り(国道4号線)に吸収されます。計画では、そのまま北に延伸し、千住大橋を越え、中央環状線に繋がると言われていますが、果たして、出来上がるのか、といつも思ってしまいます。

上野駅から見える首都高1号線の様子、ほとんど車が通りません!

都心からまっすぐ伸びる昭和通りの上を走る高速は、上野駅付近で大きくカーブを取ります。多方面と分かれる本町から北側は、ほとんど渋滞することもないので、下町っ子たちにとって、教習所の路上講習にも使われることもあり、なかなか面白いルートでもあります。
 
日が沈むと両側のビル群の灯り、上野駅の雑多な雰囲気が素敵な彩りを見せてくれます。

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観光情報総合研究所 夢雨
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