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カイワレ-キャッチボール/BUMP OF CHICKEN(B)

「天然な増川とそれに振り回される藤原の図」
という言葉で表すのがとてもしっくりくる。

共にBUMPのギタリストである二人の共作で、普段から仲の良いカイワレコンビのほのぼのとした情景が安易に想像出来る小気味良いテンポのミディアム・ナンバーである。
 他人とのコミュニケーションの比喩として”言葉のキャッチボール”がよく使われるがこの楽曲も相手とのやりとりをキャッチボールを通して表現している。
 言葉のキャッチボールが下手くそな”君”とそれを意地でも受け止めようとする”僕”。
 例え”君”が思い切り大暴投しても、口では無理だとこぼしながら内心では「絶対にとってやる」という”僕”から感じる意地の様なものは、”君”の言葉を取りこぼさない人間がここに居るのだという”僕”なりの表現なのだと思う。

(side B)



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