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始まりのカーテンコール-グロリアスレボリューション/BUMP OF CHICKEN(A)
26年間。彼らが産み出してきた数多くの楽曲の中で、最もパワフルで荒々しく感じるタイトル(次点で「グングニル」)。
収録されているALは8編の物語を主軸に構成されており、この楽曲は最後の物語。その間に語られる7編の物語は、何れも少なからず悲しみや悩みを抱えており、悲劇めいた陰が差し込んでいた。
そんな物語達を肯定しながらも、結末をひっくり返して、すべからくグッドなエンドへと導くために。呪縛から解放して終わりの向こう側へと連れ出そうと、底抜けに明るいロックを掻き鳴らす。
今いる場所が全てじゃあない。未だ途中段階であることを、機関銃を撃ち込むように捲し立てる。始まりを告げるカーテンコール。
(said A)
said Bによる「グロリアスレボリューション」のレビューはコチラ