# 2 重いと軽い 4. 自分を知る - やる気が起きない編 -
止められないエゴルーティン
前回の続き
エゴを満たす行動は当時の
毎日のルーティンにも。
まず出勤して、お店をオープン。
コーヒーメーカーにスイッチオン。
そしてすぐ
まっすぐ奥のA事務部屋まで行き
換気扇がある端っこの椅子に腰を据え
その下でタバコを吸いながら
コーヒーを飲みスマホゲームをする。
至福のひととき。
昼過ぎまでとうとうPCを開くこともなく
換気扇の下でスマホゲームをし続けて
気づけばもうランチライム。
小さいながらも
キッチンは充実させていたので
簡単なパスタなどを作り
映画やドラマを見ながら
2時間かけてゆっくり食べる。
通販受注、来客、配達以外は
ずっとこの調子で
営業や販売促進は
明日考えよう、、の繰り返しです。
タスクはこなしていても
仕事をしていない状態です。
このままではいけない。
とは思いつつ
動いてみようと少し思ってはみても
モバイルPCを持って
隣の部屋に移動するだけなのに
とにかく隣が遠い。
エルもウーラも
なんとなく受け流しながら
変わりたいという本心を無視し続け
やり過ごす毎日でした。
ウーラは、エルのアドバイスに
早々に反応して隣に移動したので
どんなことしても動かない私に
強く口調で言い放つ時もあったし
本当に困っていたようでした。
ソワソワ
隣のスペースに移動することが
どんな変化になるのか、ただ疑問だった。
納得しないと動けない頑固な私は
問題児でしかないことも理解してました。
暖かくて、すぐ喫煙もできる
居心地のいい環境から
寒くてソワソワする場所に
移動して何が変わるんだろうと。
このソワソワ。
例えば、人の家や飲食店やショップなど
なんとなく居心地が悪いとか
落ち着かない、帰りたくなる、など
あると思いますが
どうやらこれは
場所や環境の波動と
その人の波動が合わないらしいのです。
エルたちは”重い”、”軽い”と
表現していました。
重い空間で軽い人は過ごせないし。
軽い空間で重い人も過ごせない。
重いところにいると
ネガティブで陰気なものを拾ってしまうし
軽い場所はその逆なので
ポジティブで陽気なエネルギーなのかと。
私たちはこの空間から
もろに受けていたということです。
ウーラは元々重い波動の人ではないのですが
私の方は、陰の波動に
引っ張られやすいらしいので
いつも間にかやる気もなくなり
イライラも増長していったわけです。
Bの作業場でデスクに向かってみると
軽いところでは落ち着かないようで
長く座って居られない。
なぜか立ち仕事を始めてしまったりで
集中力も散漫。
居心地良く感じていた一番奥の事務スペースは
空間の波動が重いので
私も波動が「重い」ということです。
たった数歩の隣部屋に
移動できないのですから。
私にはその重さの感覚はわかりませんが
植物を置くと明確でした。
本当にことごとぐ枯れていく。
多肉植物さえも短期間で枯れました。
陽がささないという理由だけではなく
お花もそうですが植物たちって
人や空間の陰なエネルギーを
吸ってくれてるようで
例えば人間が極度に疲れていたりしても
吸ってくれているので
そうなると当然、枯れていきます。
陰な波動の人がいる場所や空間は
植物が弱っていくということです。
植物さんたち、ありがとう。
良いも悪いもない
やはり
人生の目的もなく、やりたいこともなく
やりたくないことを避ける選択しか
してこなかった私ですから
ポジティブさが何も
なかったということ。
だからこのような
物件を選んだんでしょう。
陰は陰を呼び込みます。
類は友を呼ぶみたいなことです。
しかし、この物件を選んだことは
悪いことでも
後悔することでもない。
そこを通らなければ
ウーラの覚醒はないですし
ウーラの覚醒がなければ
コーチングしてもらえる機会もない。
今も本質へは辿りつけなかったわけですから
通るべくして
通った道だったんです。
良いも悪いもないのが
この宇宙の法則です。
でもそういえば
エルは「2年おしているのよ」と
当時、言っていたので
人生の進み具合として
予定より2年遅いということか。
細かいあたりは
まだよくわかりません。
できることは、
事実を受け止めて
次の選択を変えていけばいい。
ちゃんと
今につながっていますから。
続
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