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9月25日 本のひととき☕No.5「読みたいことを、書けばいい」

今日の旅の写真

ベトナムの路上。なんだか心が疲れた日も、世界のどこかでは穏やかな日々の生活が続いてると思えば、ホッとするような。

本の紹介No.5
『読みたいことを、書けばいい』

すごく面白くて、マクドナルドで読んでいて隣のお客さんに不審がられないように笑いを押さえるのが大変でした笑。

堅い読書に疲れたな~と思った方にも、この本がお薦めです。すごくためになるだけじゃなくて、独特の表現や突っ込みが面白い。

・履歴書の書き方

ESエントリーシートを書くときは、短いキャッチコピーを書く。例えば、トラックの運転手です、リンゴアメの吉田です、だけ。すると、?と思った面接官は「なんだそれは」と食いついてくる。そしたらこっちのもんである。ゆっくり話をする。聞きたいのは先方なのだから慌てる必要はない。

・プノンペンのジョー理論

例えば、上の例のように「わたしはアジア貧困問題のエキスパートです。」と書いたとする。
そして、面接官に訪ねられ「私は交換留学生としてカンボジアに行き、その土地の問題と貧困について研究し、、、」と答えたら0点である。

なぜなら、具体性0だからである。
人に訊かれたことは、情景が浮かぶように答えないと決して覚えてはもらえない。

そのお手本例として、プノンペンの街でジョーさんと出会った時の回答例がでていたのですが、なるほど!これなら記憶に残りやすい!

話が上手なのには理由があるようです。

・つまらない人間とは「自分の内面を語る人」

つまらない人間とは「自分の内面を語る人」。朝、職場で会って「寒い寒い」とばかり連呼する人や、ランチを食べながらいきなり「私ブロッコリーだーいきらい」と告白を始める人がいるが、自分の内面を相手が受け取ってくれると思っている点で、幼児性が強く、つまらない人間なのである、そうです。

これを読んで思わず私はは!っとしました笑。やばいな。私も暑い~とか、これおいしい~とかばっかり言ってるな、と、、。

これを読んである私の尊敬する人が思い浮かびました。その人は自分の内面ではなく、外部にあることを話してくれたのでとても話が面白かったなぁ、と思い返しました。

旅の先々でその土地にまつわる知識や、歴史、おいしい食べ物を教えてくれて、一緒にいて楽しいな~と感じていました。

こんな風に話をすれば、きっと聞いている方も話している自分も楽しいだろうな。

その他にも、

・起承転結

・具体化

など、実践的でかつ使いやすい方法や、文章を書く際の心構えが書かれてあって、ブログを書いている皆さんにお薦めの一冊です。

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