集中力はいらない
お疲れ様!
今日は「集中力はいらない」という本について紹介するよ☺
この本、めっっっちゃ面白かった!
集中力はいらないって結構衝撃的なタイトルだよね。私たちは、昔から何でも集中してやりなさいって言われ続けてきた。でもほんと?その常識を疑う本だよ。
むちともよく話になるけど、仕事って大きく分けて2つあるよね。1つ目は、集中したほうがうまくいくような、ゴールの決まっている仕事。そして2つ目が、アイディアを考えるような仕事。むちは最近後者の仕事に着いたんじゃないかな。でも結局2の仕事を周りの人ができないとか、2のための時間が取れないとか、そんなことでお悩みだと思う。
私も日中の何気ない時間に授業のアイディアが浮かんで、これだー!!ってなることがあって、やっぱり集中してない時間て大事だなぁって思ってたところだったんだよね。そんなわけでいまの私にどんぴしゃりの本でした!
1アイディアを出すには、集中思考ではなくて分散思考
アイディアは、集中しているときにはやってこないよ。体もこわばっているし、集中状態でナイスアイディアを振ってこない。むしろ、いろんなことに気が散っていたり、リラックスしていたりするような時にアイディアが降ってくる。
よく、散歩中とか旅行中に、アイディアが降ってくる!なんて聞くことがあるよね。
だから、アイディアを思いつきたいときは、あえて分散思考になれるようなリラックスした時間をとっていくことが大切だよ!
2人間は本来分散思考
子供を見ていればわかるけど、あちこち興味が散って、落ち着きがないよね。でもあれがある意味人間らしいと言える。
でも私たち大人は、なぜか人間らしいことが大嫌いで、機械のように動く事を求められるし、むしろそれを好き好んでやっている。
「集中しなさい!」って、学校現場で特に言われて育ったのは、分散思考の子供たちが大量に集まっている場で本来の人間性を発揮されると収拾がつかないから(笑) 完全に大人側の都合なんだよね。
この集中思考を鍛えることが、これからの子供たちにとって本当に必要なのかはかなり疑問よね。
3何もすることがないと私たちは考え始める
よく、
「自分で考える子供になるためにはどうしたらいいですか?」って著者が親御さんたちに聞かれるらしいんだけど、その親は考えることの本質がわかってない!とおっしゃっている。
人間は本来、考える生き物であって、何も考えないって逆にすごく難しいことなんだよね。
だから、あえて何もしない時間、暇な時間を与えるのが大事なんだよね。何かをやってあげるのではなくて、何もやらないことが大事なのかも。
まぁ、子供のあれやりたいこれやりたいっていう人間らしさ?に、振り回されるのはしんどいから、決まったことをやらせたいっていう親の気持ちもわかるんだけどね…
4自分なんて…と思うことでひらめきを生む!
「私ならできるはず!」みたいに思うと、案外ひらめきって思いつかないもの。体が緊張してしまうんだよね。
それより、私なんぞ…みたいなふうに思っている方が、体の力が抜けてひらめきが生まれてくることがあるよ!
あまりにも謙遜する必要もないけど、戦略的に自分に対して謙遜する、低く見積もるっていうのもアリなのかなぁって思いました!
いやぁー!気づきがとっても多い本だったわ☺
私は授業をどうしたらいいかなぁっていつも考えていて、これはまさに分散思考が必要な分野。
講師になって、週5から、週1の勤務になったけど、不思議と、昔より頭を使ってる、考えてるって感覚があるんだよね。
以前は、集中思考で仕事をしている時間が長かったんだと思う。常に追われてる感じだったから。
でも今は、アイディアをじっくり考える時間があって、逆に頭が疲れるというか、すごく考えてるなって実感があるよ。
子供たちの授業を考える上でも、何十人も教室に敷き詰められた環境で、何かアイディアをひらめくって無理な話だと思わない!?
むしろ、ぼーっとお風呂に入ってる時とか、友達とダラダラしてる時とかに、ひらめきが生まれるんだと思う。だから、別に授業中に取り出して、授業中に回答できる必要ないと思うんだよね。むしろあえて宿題にする、ダラダラ分散思考で考えてもらう、そんな課題もあっていいのかなと思いました!授業中に出す課題はむしろ集中思考で解いてもらうものがいいのかもね!
むちもアイディアが必要な仕事だから、すごく参考になること多いと思う!よかったら読んでみてね☺
この記事、早速夜道を散歩しながら音声入力してます(笑)分散思考できるような習慣をもっと取り入れていきたいなぁ!まる
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