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【読書メモ】学校がしんどい先生たちへ

お疲れ様!
今日はこちらの本。著者はゆきこ先生という方。この方、29歳現役の小学校の先生で、今は育休中みたい。同世代というか歳下よ。


Instagramを中心に、教員生活の事について発信している。まだ若いけど、すごく参考になること多かったし、同じように悩んでる人もいるんだなぁって思えてちょっと気持ちが軽くなった☺

いくつか参考になったことを投稿していくね!

子供が反発したいのは「私」ではなく「先生」


この教師という仕事をしていると、子供たちから、反発されることなんて日常茶飯事。そのたびに落ち込んでたらまぁやってられないんだよね。とは言え教師だって人間だから傷つく。
そんな時考えておくとよいのは、生徒たちが反発したいのは、私自身ではなくて、先生という権力?、ということ。
これって教師と生徒の関係ではなくて、部下と上司の関係においても言えると思うんだよね。色々と反抗的な部下がいたとして、それは私自身に対してではなく、「上司」という権力なんだって思えたら、少し楽にならないかな〜

切り返しにユーモアを

先述したことに関連するけど、子どもたちの暴言を真に受けたり、いちいちそれを叱っていたら持たないし、空気も悪くなる。
そこで、例えばクソ婆って言われたら、「くそキレイなお姉さんの間違いですか?」みたいに切り返す。大喜利みたいだよね(笑)
こんな切り返し術を持っておくことって、かなり有効だなと。たくさんネタ貯めるわ!
ミスばかりで怒りたくなる部下にも時にはユーモアで返す!ぜひやってみてね!

保護者は怒っていない。不安なだけ


保護者対応はやっぱり大変なんだよね。
でも保護者と教師っていうのは、子供の成長考えている点では、同志であるはずなんだよね。
でも親としては、日中子供の様子がわからなくて、何かあったときに学校のせいにしてしまう気持ちはわかる。
でも、それは学校に怒ってるのなくて、とにかく不安なんだよね。
だから、保護者とバトりそうな時は、その不安な気持ちに徹底的に寄り添うと良い。
きっとこれ会社でもクレームとかもこういうケース多いんじゃないかな。怒ってるよりも不安なお客さんってたくさんいる気がする。

私は人生の中の点に過ぎない


教師という仕事は、多少相手の人生に影響与える仕事だとは思う。だからこそみんな熱が入ってしまうし、何度も何度も同じ注意をしても聞かない子に対してどうしたものかと頭を悩ませてしまう…
でもこれって、私が「この子の人生なんとかしないと!」て責任を負いすぎているというか思いすぎているみたいなところあると思うんだよね。長い100年の人生の中のほんの数年。(とは言え子ども時代だから影響は大きいと思うが)
彼ららの人生にとっては点でしかないわけ。その点がどんな線で結ばれていくのか、いや、もう一切結ばれないのか、はその子たちのこれからの人生にかかってる。それは運によるところが大きい。
いくら素晴らしい授業をしたとしても、それがもう点として終わってしまって、先でつながらない場合だってある。逆にイマイチは授業だったとしても、何か子供たちの人生において先でつながる可能性はある。これはその子の人生を生きてみないとわからないんだよね。
だからどうでもいいと言うことではないんだけど、線になれるかどうかは子供たち次第であって、あくまで現時点では点である、という謙虚な気持ちを持って仕事をしていきたい。

29歳現役の先生で、この発信力、すごいよね!

そろそろ、家庭科講師としての1年が終わる。この1年試行錯誤してきたこと、私も発信してみようかなぁ。まる

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