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光ってみました<ヴィッパーサナ瞑想の話
わたしが光りました
電気の話ではありません。さきほど、2時間の瞑想によりわたしが光ったのです。わたし自身がぴかーんと。興奮したので、興味のある人向けにメモとして共有してみたいと思います。やべーなと思われた方も、そう思わずにちょっとお付き合いください。
インドの最も古い瞑想方式「ヴィッパーサナ瞑想」を聞いたことはありますか? わたしは何度か聞いたことがありました。そして同じ先生の瞑想の体験会にも何度か参加したことがありました。
けれど今日の体験はいままでとまったく違っていました。以前は瞑想中に寝落ちしまくっていたのですが、今日はまったく眠くならず、ずっとクリアに瞑想に集中できていました。
これまでと方法が違ったからか、オンラインで家から参加したからか、軽い断食をおこなっていた(いや、食べていましたけど、控えめに)からか、ヨガが以前より深まってきていて、瞑想も深まる準備が整ってきたのか、夕方の日没の時間がよかったのか、理由は分かりません。
が、いろんな修業をすっとばして、2時間の瞑想で、今日はわたしが光源になれたような気がしています。これはその簡単な記録です。
<<ヴィッパーサナ瞑想のやり方メモ>>
ヴィッパーサナ瞑想6カウントの4つ基礎となるバリエーションを習いました。いずれも、正式な道場に行ったら、一つのメソッドだけで一日10時間×3週間の訓練を必要とするのだそうです。なので、この記事は、そこへのエントリーとして参考になるといいなと思います。
まず、楽な姿勢で座ります。正座かあぐら、蓮華座か足を伸ばすか、椅子に座るか、座布団をしいてもいいですし、長時間続けられそうな方法で。もちろん、途中で辛くなったらいつでも姿勢を変えても大丈夫です。寝落ちしてしまっても、それは日々の生活で疲れているあらわれなので、否定せずに受け入れていきます。
楽に座れるポジションが決まったら、背骨を伸ばして、姿勢を整えて呼吸をしていきます。
□呼吸の意識
・吸う。頭頂→宇宙の中心とつながる
・吐く。尾骨→地球の中心とつながる
□ 6カウントメソッド
鼻の下に右手の人差し指を置きます。鼻、鼻腔の下に意識を留めておきながら6カウントで呼吸していきます。
1 breath in 吸う(意識:鼻の下)
2 breath out 吸いきる
3 aware(気づく) 吐く(意識:鼻の下)
4 aware 吐く(意識:鼻の下)
5 aware 吐く(意識:鼻の下)
6 aware 吐く(意識:鼻の下)
□ 4カウントメソッド
1 breath in 吸う(意識:鼻の下)
2 breath out 吸いきる、鼻の下から意識をみぞおちに落とす
3 aware 吐く(意識:みぞおち)
4 aware 吐く(意識:みぞおち)
□ 3カウントメソッド
1 Sitting 吸う(意識:身体全体) 体全体を感じる
2 touching 吐く
3 knowing 吐く(意識:右の座骨)
□ 2カウントメソッド
半蓮華座の下になってる、くるぶしの骨を感じて呼吸していく。
1 touching 吸う(意識:身体全体)
2 knowing 吐く (意識:下になっているくるぶしの骨)くるぶしの骨を感じる
□ 密教瞑想
・ゴエンカスタイル→The Art of Living: Vipassana Meditation as Taught by S. N. Goenka (English Edition)
・ミャンマーのヤンゴンにある小規模な瞑想センター→
https://www.facebook.com/U-Lawkapala-Meditation-Center-376637829166336/
身体をパーツパーツで見ていくことで、意識を拡大させていき、やがて身体を宇宙の一部として感じていくメソッド。身体は宇宙としての有機体であるという考え方。
いよいよ、光ってみる
例として、首から上を手のひら単位で頭を観察していく。
頭頂からひたい、後頭部、ほお、目玉、鼻の下と手のひらの大きさに部分をスキャンしながら観察していく。
(応用編としては、座布団=蓮華の花として(ラベリング)捉えて、瞑想に入っていく方法もある)
考え方としては、わたしたちはすでに悟りを宿している尊い存在であり、仏としての生身の身体である。尊い神様と同じ性質が宿っている。本質へ意識を向けていくことで、その性質を感じる。練習では「満月」を身体に光らせてみる。手順は以下の通り。
・1メートル先に満月を見ていく
・それが自分の心の美しさ
・胸の前に引き寄せる
・満月の存在感を感じる
・満月をピンポン球の大きさにして、胸の中に入れる
・満月を頭の上に持ち上げていく
・光が身体をはみ出し、体全体をつつんでいくのを感じる。降り注ぐ光。
スペシャルバージョン
・光が大きくなって身体と一体化していく。
・身体が空気と溶け合っていく。
・自分が大きな光となる
・もう一度、自分の姿に戻り、月を胸の前に置いていく
・頭の上に持ち上げる
スペシャルバージョンここまで
・最後、その光を小さくして胸の中に留めていく。
これ以降、光はずっと自分の胸の中にあるというストーリーです。へぇーという感じだと思いますが、瞑想で導かれるとリアルにそう感じます。
瞑想擬似体験はすごかった
本来なら1日、3日、1週間、1ヶ月と時間をかけて実践する瞑想を駆け足で、しかも、2時間のオンラインで体験させてもらいました。とにかく感動したので、瞑想擬似体験(おそらくほんまモンはもっとすごいんでしょう)のメモとして残しておきたいと思います。
いま流行りのアニメではヒーローたち(鬼滅隊)が呼吸で鬼を倒していくのですが、瞑想も呼吸なので、たしかにホンマもんを深めていくと、鬼くらいなら倒せるのかもしれません。ナマステ!ありがとうごさいます。