疲れた時に花
先日オーダーをいただきました。
クラシカルな家具に囲まれた部屋
穏やかな陽の光が射す時
ロッキングチェアに揺られながら
ため息が出るほどの癒しのある
花が欲しいとご依頼をいただきました。
とてもとてもありがたい。
丁寧に一花一花に美しさを求め。
癒しのその先にある
明日また頑張ろうと思える
そんな花を作りました。
ご依頼いただいた方の最初の一言は
『水が流れているよう』
人がふみ入れれないほど一面に
野花が咲いています。
主張しすぎない花たち。
お互いを惹き立てあっています。
華道や、茶道でも花は
野にあるように活けろと言います。
花を扱う人間にとって
その奥にあるものを
感じてくださることは
この上なく嬉しいことです。
通常のプリザーブドフラワーの
作り方では正直頼りないので
用途と配送まで含め考えた構成です。
紫の花はヘリクリサム。
プリザでもあまり目立たない花。
今回メインの花にしました。
今回はベースに木目のボードと
存在感のある流木を使いました。
流木とベースはそれぞれ
シーンによって使い分けを
することができます。
小さな規模の中で圧倒的世界観を
繰り広げるには、通常の概念を
花選びから変えます。
誰も見向きもしないような
小さな芽や細かな枝分かれなどです。
大きくて華やかというものが
全てを台無しにしてしまいます。
ジオラマほど小さくないですが
構築はそのようにして
色彩を組み立て、削り
抽象的に仕上げるのが僕の作り方です。
こちらがベースの方
一部には小物を置けるようなスペーを確保しています。
場所によって使い分けができ
二つを組み合わせて飾れます。
いわゆる3WAY。
流木の向きを好きな方に
変えることができます。
疲れた時にそっと目をやって
癒されて欲しいものです。
通常の商品はこちらで取り扱っています
ぜひご覧ください。
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