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【REAXISの挑戦】明星高校の探求合宿に参加しました!

はじめまして!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(EMC)2年生の山本果林です。今回は自分含め3人で活動しているプロジェクト・REAXISの報告をしようと思います!

REAXISは、2期生(2年)の門倉由美・相澤光毅・山本果林で進めているプロジェクト団体の名称です。「自分の本質を理解して信念を基に血沸き肉躍る未来へ進む」というビジョンのもと、高校生を対象とした自己理解のワークショップを行っています。
“REAXIS”という名前は分割すると、RE=再び・REARIZE=気づく(ダブルミーニング)/ AXIS=軸という意味で「再び自分軸を形成してほしい、自分軸に気づいてほしい」という想いを込めてつけました。

REAXISの3名

今回は東京都府中市にある明星高等学校にご協力をいただき、6月9日(金)〜6月10日(土)に開催された探求合宿に同行しました。この合宿は明星高等学校の第1学年全体(267名)が参加するもので、EMCからはメンター含め29名の学生が参加しました。メンターの構成としては1期生3名、2期生11名、3期生15名となります。
ここからは、2日間の詳細をご紹介したいと思います! 濃い2日間でしたので、ぜひ楽しみながら読んでみてください!!

■1日目 富士山の麓に高校生とEMC生が大集合!

まずは1日目! EMC生は3限終わりに大学に集まり、バス・自動車で会場である「エバーグリーン富士」に向かいました。
到着後、20時からEMCの説明とワークショップ第1弾を1時間半行いました。全体の話し合いの形態は2日間を通して、明星高校の学生267人を9~10人×31組のグループに分け、そこに大学生のメンターが各1人ずつ入る形で進めていきました。
前半のEMCの説明では、「EMCってどんなところ?」や、「自分の夢はある?」などの話題を高校生とのディスカッションを交えながら進めていきました。
後半のワークショップでは、主に2日目の準備として、アイスブレイクを2つ行いました。というのも、ランダムでグループ分けをしたので、ほぼ初対面の10人が集まってワークを進めていました。そのため、2日目の本番のワークを円滑に進めるためにもアイスブレイクを重点的に行いました。アイスブレイクでは、

<1>自分の人生に満足しているか否か、その理由と改善点
<2>グループメンバーの共通項探し

を扱いました。
メンターには、グループメンバーが話しやすい雰囲気作りと均等な発言の機会を与えられるように動いてもらいました。ワーク終了後も、EMCのメンター(男子のみ)が会場に残って高校生たちと歓談をしました。      ※残念ながら女子は宿泊所が離れた場所にあったため、先にお暇しました。

1日目の様子

■EMC女子会の様子

先にホテルに戻った女子組ですが、なんと1期生の先輩方が企画をしてくださり、1~3期合同女子会を開催しました!! ホテルに着いた後は、全員で大浴場に行きました。学部の友人や先輩とお風呂に入るのは寮でしかできない体験だったので(EMCでは1年次のみ全員寮生活を行います)、久しぶりの感覚をみんなで楽しむことができました。また、外のジャグジーに全員で入って一人ひとつ「EMCでやり遂げたいこと」について語りました。その後も、広い部屋に集まってお菓子を食べながら歓談をしました。普段と環境が違う中で、心も体もリラックスした状態で深い話を聞くことができました。3学年を越えた交流は普段の大学生活では成しえないものだったため、とても楽しい時間になりました!!

■二日目

2日目は午前9時からスタートしました。朝早い時間で、高校生たちも疲れがたまっている様子でした。そこで、なんと冒頭でラジオ体操をみんなで行いました(笑) 大学生も高校生もびっくりの展開でしたが、体を動かして頭と体を起こしました~。

ラジオ体操の様子

ラジオ体操が終わったところで、本題のワークに移りました。前半は、EMC生の実際の活動事例の紹介を行いました。今回登壇していただいたのは、3期生 秋山実、2期生 柴田駿、2期生 相澤光毅、1期生 西野うららの4名になります。自分の活動を通して高校生たちに伝えたい想いを語っていただきました。高校生の皆さんにとって、刺激になっていることを願います。

登壇者代表 2期生 相澤光毅くん

後半では、今回の合宿の一番のメインとなるワークショップを行いました。このワークでは、高校生たちの興味分野の探求を目的として行いました。最初に、高校生たちに話し合いにおいてのグランドルールを決めてもらいました。グランドルールとは、会議をスムーズに進めたり、活性化させたりするためにあらかじめ決めておくルールのことです。「否定をしない」や「わからなければ必ず質問をする」といったものが挙げられていました。
このワークは、

<1>グループで自分たちの探求したい分野を決めてもらう
<2>なぜ魅力があると思うか? 
<3>魅力の共通項を見つける

という形で行いました。このワークのGOALは「自分たちの興味分野の魅力に基づく会社名を作る」ことに置きました。1日目にアイスブレイクを行ったとはいえ、高校生にとってなかなか慣れない作業ではあったとは思います。しかし高校生の方々は主体的に話し合いを進め、最終的には全チームが会社名を発表してくれました。どのチームも、興味分野の魅力が伝わってくるものばかりでよい成果が出たなと感じました。

2日目のワークの様子  ※プライバシー保護のため、ぼかし加工を入れています。

■総括

今回の2日間を通して、高校生の方々にとってもEMC生にとっても学びのある時間にすることができたと思います。また、今回は267人という大人数を相手にワークショップを行ったため個人の深掘りはあまりできませんでしたが、興味分野の魅力を深掘り、自分の考えの根本を理解することのきっかけになればいいなと思いました。今回の貴重な経験を活かして今後に繋げていこうと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

EMC生全体の集合写真

<REAXIS 3人の振り返り>
門倉由美 
大講堂で話す機会がはじめてでとてもいい機会を得る事が出来ました。ワークショップをしてみて、個々の温度感の違いを合わせるのが難しかったし、結果として出来なかったです。反省が残る部分もありましたが、「楽しかった」「頭をフル回転させた」「自分の新しい発見があった」など言ってくれる学生もいて、やって良かったなと思います。ご協力頂いた明星高校さん、協力してくれたEMCの教授、学生のみんな、本当にありがとうございました。

相澤光毅 
初めて企画構成から当日の運営まで携わり、とても貴重な経験をしました。高校生に新たな気づきや刺激を与えられたかを一概には言えない悔しさがありますが、お互いに新鮮で濃密な時間を過ごせてよかったです。またEMC生にとっては、学年を挟んでフラットに意見を出し合え、普段は体験することのないアウトプットの場として真剣に取り組んでくれたことが何より嬉しいです。皆さんの協力のおかげで無事に終えることができたので感謝しています。ありがとうございました。

山本果林 
今回のプロジェクトは、偶然、EMCを訪問していた明星高校さんの名刺を頂くことができたことから始まりました。そのため、こんなにも大きなプロジェクトになるとは思っておらず、準備も含め、とても大変でした。しかし、企画を練り実際に大人数を動かすところまで無事やりきれて良かったです。また、ワークショップを行ってみて高校生がどこまでできて、どこからが難しいのかの勘所を得ることができて良かったです。それと共に、全員に対して均等な質の成果を提供できずに悔しかったです。この経験を今後に活かしていこうと思います。また、改めて明星高校さんならびにメンターの皆様、ご協力ありがとうございました。

■お知らせ! 8月20日開催「未来の先生フォーラム」で講演します!

私たちの取り組みについて、8月20日(日)に新宿で開催される「未来の先生フォーラム リアル」で講演させていただくことになりました! 学部長の伊藤羊一さんと一緒に、このプロジェクトを始めた経緯、どんな活動をしているか、どんなことを実現したいのかをお話します。

講演「「高校生に幅広い選択肢を!」現役大学生が企画した自己分析ワークショップと
EMCのアントレプレナーシップ教育」

【講演内容】
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の2年生3名が企画した高校生向けワークショップ(以下WS)が好評である。「現在・過去・他者理解」の3つの視点から自己分析を深め、自分らしい進路選びの一助となる内容。WSの内容を軸に、彼らがそれを行うことになった経緯や、武蔵野EMCの授業の紹介、「『ことを成す』人を育てる。」という教育方針について学部長の伊藤羊一より紹介する。

【実施日時】
2023年8月20日(日) 14:20 – 15:20

【プログラム紹介】
プログラムは、(1)EMC学部長の伊藤羊一による学部紹介、(2)高校生向けの自己分析WSの企画・実施を行う3名の学生によるWSの紹介・実演、(3)学部長と学生たちによるトークの3部構成で行われます。
武蔵野EMCは、日本ではじめて開設された「アントレプレナーシップ学部」です。在校生たちは、起業だけでなく様々なプロジェクトを企画、推進しています。その中から、高校生向けの自己分析WSの企画・実施を行う「学生団体REAXIS」の活動を紹介します。彼らは「やらされる、量産型の勉強」に課題感を持ち、自分と向き合うことで「自分がやりたいことは何なのか?自分はどんな課題を解決したいのか?」を考えるWSを高校1・2年生対象に行っています。
彼らがなぜそのような活動を始めて、どのようにして高校でWSを開催するに至ったのか。WSでは具体的にどのようなことをしているのか。その様子から、アントレプレナーシップを育成する武蔵野EMCの教育について解説します。

お申し込みは、上記の画像をクリックしていただくか、下記の画像からぜひ!

みなさまにお会いできることを楽しみにしています!

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