MEANT TO BEの感想。
本日の天気は雨のち曇り。そんな中、一人で映画を見てきました。
BE:FIRST初めての東京ドームでのライブを映画にしたものです。
感想を書く前に、ツノムラとBE:FIRST……いえ、ザファーストとの出会いから記しておこうと思います。
SKY-HI主催オーディションザファーストは、元々朝の番組でやっていたことは知っていました。
ですがその頃グループというものにほとんど興味がなかった自分は、オーディション番組流行ってるんだな〜くらいの感じで受け流していたのです。
そこから時は経ち、ある日自宅にいる際にたまたまテレビをつけていると、ちょうどザストの最終審査が始まりました。
最終審査ならと思ったのか、ツノムラはなぜかちょっと見てみようという気持ちになり、そこで推しとの運命の出会いを果たすことになります。
な、なんじゃこの子……めっちゃ好きや……と歌声に魅了されたのがClub JRLのジュノン君です。もちろんお顔も可愛いし雰囲気が素敵なこともありますが、何せ声がめちゃくちゃ良い…!と、推すべき推しを見つけた瞬間でした。
そしてその後最終結果で印象に残ったのが、ビーファに選ばれなかったショウタ君を掬い上げるような形で一緒に盛り上げてくれないかと誘った日高さん。
当時は本当に最終審査から見始めた状態だったので誰が誰かもわからないし、オーディションを追いかけてきたわけではなかったので誰かに思い入れもないです。
それなのになぜかショウタ君が泣きながらしゃがみ込んだところで感情移入してしまって、日高さんの言葉もまた誠実かつ相手を大切に思っていることが伝わってきて、胸を打たれたことを今でも覚えています。
そこからツノムラのザストを見て感動して泣く日々が始まりました。
ジュノン君がダンス未経験者で就職が決まっている中ラストチャンスでこのオーディションを受けたこと、言ってしまえば尋常な精神力と努力だけでメンバーの一人に選ばれたこともようやくここで知ることに……
彼の努力家でたまに様子のおかしな言動などを知ってしまえば、沼から抜け出せなくなるのは必然だったのだと思います。笑
何よりこの時期自分が精神的に病んでいたというのもあり、すごくザストやビーファ、そしてジュノンという推しがただただ頑張っている姿に救われました。
自分の小説のひとつにもキャラクターに投影させていますが、誰かに頑張れ!と応援されるのが辛かったり、背中を押されるのも苦しい。
何かを勧められるのも無理に心を前向きに動かされようとするのもしんどい。今は何もしたくない。まだ殻に閉じこもっていたい。
そんな時がありました。
でも、ジュノン君がただひたすら自分と向き合い、周りと比べれば未経験というハンデがあるにもかかわらずひたすら努力し続ける。しかもそれを見せようとしない。
そういう己と葛藤し頑張っている姿を見て、自分の荒み切った心が照らされていく感覚を味わったのです。
すごい能力ですよね。
ひたすら自分が努力し頑張ることで、知らない誰かの心を拾い上げてるんですから。
さて、本題に参ります。(やっと)
今回映画を見て感じたのは、ジュノン君という推しはいても、彼一人では幸せになれない。
BE:FIRSTであること。七人でいること。
他の六人も幸せでいないと推しも幸せになれないのだとものすごく実感したのです。
これはどのメンバーでも同じことだと思います。
そしてそう思うととても尊くて、なんて愛おしいんだろうと涙が出ました。
一人だけの幸せ=幸せじゃない。
全員幸せじゃないと自分が幸せになれないなんて、こんな純粋で優しい世界はないです。
だって見ている側も、例え推しじゃないメンバーが幸せそうにしている姿を見るだけで幸せになれるんですから。
こういうもったいないほどのかけがえのない気持ちを、BESTYになってからずっと味わわせてもらっています。
むしろ彼らの思いや愛が深くなればなるほど、横のつながりが満たされるほど、BESTYにまで届いて肥大化している気がするのです。
よく映画の中でも隣を見れば六人がいてとか、一人じゃないことに安心するとか、七人が大好きだ!とか、他のメンバーに対する愛が伝わってきていたけれど、グループで大きくなっていく強さみたいなものはここにあるのではないかと。
もうこの七人以外考えられないし、この七人誰が欠けてもダメで。
また一人一人が持っている役割だとか個性、魅力が強すぎるとも映画を見ていて再確認しました。
かといって誰かが誰かの魅力を消したりしない。例えバラバラの動きをしていても完成された景色に見えるし、それが成り立っているのがこちらとしては意味がわからない。
でもそれが彼らでありBE:FIRSTなんだなと、唯一無二の姿に圧倒され続けるわけです。
そしてもう一つ声を大にして好きだと言いたいのは、彼らから溢れる少年感です。
なぜあそこまで少年になれるのでしょうか。
躍動感のあるダンスをし、圧巻のパフォーマンスをしておきながら、急に全員少年のようになる瞬間があるのです。
どうか変わらないでいてほしい。
その少年のようにキラキラした純粋な心と瞳は一生持ち続けていてほしい。
そう願わずにはいられませんでした。
彼らの夢を一緒に追いかけられることがこの上ない幸福。
いや〜〜ほんと全て素晴らしかった……
ジュノン君の
「幸せにするんでついてきてください」
というセリフに、こう返したい。
「もう十分幸せです」と。
長文お粗末さまでした!
ここまで読んで下さりありがとうございました!