防災について考える⑧【防災情報をどこから手に入れるか?~複数の入手方法を考えよう~】
みなさん、こんにちは!
前回まで、防災情報の種類について考えてきましたが、今回は、いろいろな防災情報をどう手に入れるかを考えていきたいと思います。
さっそくですが、みなさんは見出し画像に写っているものをご存じですか?
あれは、防災行政無線という、自治体が一斉に音声にて情報を提供する設備です。主に、避難に関する情報、警報、地震、火山の噴火や避難所の開設情報等を提供しています。
※自治体によっては、正午と夕方に音楽を流しているところもあります。また、すべての自治体に設置されているものではありません。
このほか、自治体では、次のような方法で情報伝達を行います。
※こちらも、自治体によって異なる部分があります。
メール配信(登録制メール・緊急速報メール)
広報車・消防車両による広報
広報誌による広報
報道機関(テレビ・ラジオ等)への提供
インターネット(自治体ホームページ、Facebook、Twitter等)での情報提供
自治会長や自主防災組織への広報 などなど
このように、自治体は、確実に情報を伝達できるよう、さまざまな方法により発信しています。
一方、情報を受け取る側の私たちは、受け身で情報を手に入れるだけでいいのでしょうか?
答えはNOです。情報を受け取る側も、自ら情報をつかみに行くことが求められます。
例えば、自治体が提供してくれる登録制メールも、自分から登録することが求められますし、ホームページ、FacebookやTwitterに関しても自らアクセスして情報を手に入れる必要があります。
また、データ放送に対応しているテレビがある方は、リモコンのdボタンを押すことで、雨や河川の情報、避難に関する情報等を確認することができます。
ちなみに、最近ではアプリで防災情報を通知してくれるものもありますので、予めお手持ちのスマートフォンにダウンロードしておくのもよいかもしれません。
最後に。
一番よくないのが、防災行政無線や広報車が何言っているかわからないからとそのままにしてしまうこと。これはやめてください。”ダメ、絶対”です。
当然、天候や位置関係によっては明瞭に聞こえないこともあります。”何か聞こえた気がするけど、よくわからない”ということがあったときは、必ず、メールを確認してみるですとか、テレビをつけてみるとか他の方法を用いて、自分から情報を取りに行くようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ではまた!
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