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\カラフルとは、男とは、女とは/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ5】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。よかったら最後までご覧ください。
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2021年末の紅白歌合戦
毎年末恒例のNHK紅白歌合戦。今回のテーマは「Colorful~カラフル~」だそうで。
年越しそばをすすりながら、拝見していましたが、確かに、司会の服装や舞台の様子などカラフルだなーと感じていました。
とりわけ、松平健さんの「マツケンサンバⅡ」はそれこそオリパラの開会式かと思うくらい多様性に富んでいたのかなと。
さて、このテーマですが、NHKの公式ホームページでは、テーマ設定について次のように掲載されていました。
そして「カラフル」には、多様な価値観を認め合おうという思いも込められています。
あらゆる色が集い、重なり合い、称え合い、素敵な大みそかを彩る。それが今年の紅白です。
なるほどですね。
また、このテーマの趣旨から、今年は司会に一部変更があり、「総合司会」「紅組司会」「白組司会」が廃止されて「司会」に呼称が統一されたとか。
70年近く続く番組で、早速そういったアクションに取り組むのはさすがと思いつつも、ふと「カラフル」「多様性」を標榜するならば、そもそも男女のチーム分けはそのままなのかと頭に”?”が。
せめて、紅白それぞれの組を残すにしても、性別で分けずにないまぜにして編成するとか方法はいくらでもあるのになという感じですよね。
(事実、過去にはドリカムとかいきものがかりとか男女混成のグループがどちらかの組で出ている実績もあるわけですし。)
実際に、インターネット上では同様の記事が散見されています。
紅白歌合戦の「男女対抗」 当初は平等理念、今は多様性への過渡期 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
こちらの記事を読むと、制作側も「男女で分けた形で進めて良いのか」を悩んだことが良くわかります。
(とはいえ、有料会員でないので、最後まで読めていないのですが、、、
)
平野啓一郎氏 NHK紅白に「男女別れての対抗戦というのはもう無理」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
今回は例年通りの組み分けでしたが、終了後のメディアや著名人の反応を見ると、この年末には従来と違った編成になっているのでしょうか。
様々な視点からの様々な意見があるかと思いますが、個人的には、今までのものが”あたりまえ”として認識されて不変であってはならないと考えています。そのため、時代の移り変わりに沿って変わることがあってもいいはず。
例えばですが、次回は、いっそのこと複数色のチームに分けてみるのも面白いかもしれないですし、そもそもチームに分けないのもいいかもしれませんよね。
なんて言っていたら、本当のそもそも論でこんな話も出ているみたいですね。
はたして年末に紅白歌合戦を見ることができるのでしょうか。。。
異性愛、同性愛の違い
さて、せっかくなので、性別関連でもう一つ疑問に思っていることをば。
私、漫画を読むのが好きな一面もあり、電子書籍でよく読んでいます。最近は転生ものとか大好きです。それはさておき、そのときに気になっているのが、「BL」とか「百合」といったジャンルです。
(なにも文芸作品に限られませんが。)
これって、なんで同性愛がジャンルになっているんでしょうかね。性の多様性が叫ばれる昨今、取り立てて区分けしなくてもいいのにと感じている自分がいます。
それならば、「異性愛」ってジャンルも作ればいいのにと思ってしまいます。(すでにあるのであれば、私が無知だったという話ですが(笑))
人を好きになるのに、性別は関係なくて、純粋に「私」と「あなた」という一人の人間として好意を抱く、愛するというだけのことだと思うんですよね。
男だから男を好きになってはいけない、愛してはいけない
女だから女を好きになってはいけない、愛してはいけない
決してそんなことはないはず。誰しもが誰かを好きになって、愛していいはずなんです。
もちろん、性別は関係あるぞ!という方の意見や考え、気持ちを否定するわけではありません。
ただ、なにかこう、異性愛が普通で、同性愛は普通じゃありませんって示されているみたいな気になるんですよね。
なので、異性愛も同性愛も普通ってなればいいのにと思っています。
今日のまとめ
2021年の紅白歌合戦のテーマは「カラフル」でした。
一人一人の個性が一つ一つの色であるならば、お互いネガティブな印象を抱くと決してカラフルにはならない気がします。
お互いが、お互いを認め合うことでそれぞれの色は際立ち、初めてカラフルに見えるのではないでしょうか。
そこには、男だから、女だからと性別にこだわる必要はないのだと思います。
それこそ、食の好み、ファッションの好みと同じように異性を好むのか、同性を好むのかも他人にとやかく言われない社会を目指したいものです。
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以上になります。
みなさんも、何かふとした時に「人との違い」や「これって普通なのかな」と考えてみることでちょっと意識を変えてみると世界の見方も変わるかもしれません。
たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございます!
うさみ
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