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転職が頭によぎったらやってみよう
こんにちは!小野です。
ITエンジニアのキャリア形成についてお話することが多いですが、その他全般の職種についてもキャリア支援を行っています。
これまでの実績は、営業・事務・マーケティング・経営企画・医療専門職・サービス等、多岐に渡ります。
また、転職を決意されている方ばかりではなく、転職を視野に入れて検討されている方の相談に乗ることもあります。
今回は、転職を考え始めたときに取り組んだ方がよいことを3つお話します。
1、プロに相談しよう
私にも経験がありますが、会社時代に転職をした同期に「転職ってどう?」と聞いていたことがあります。
会社を辞めたいわけではなかったのですが、漠然と将来に対する不安や疑問を感じ始めていたからです。
その友人にとっての価値や経験は聞けるのですが、自分が具体的に行動を変えるきっかけにはなりえませんでした。
もちろん、会社の先輩や上司には相談しづらい話題です(笑)
人材事業やキャリア支援を仕事にしている経験豊富なプロに聞くことで、現状把握・強みの理解・現状の課題感・将来の理想像など自分一人では考えづらいことが明確になっていきます。
何が現状不満足なのか、それは現職では解決できないのか、どういった業種や職種であれば解決できるのか、その延長線上に理想はあるのか、こういった壁打ちをプロと行うことで、自分の進むべき道を決めやすくなります。
ダイエットや体作りであればプロに聞きますよね?
それと同じように、キャリア形成や転職活動についてもプロに聞いた方が効果的です。
2、転職軸を決めよう
・給与面の不満
・職場環境や人間関係の不満
・これ以上のスキルアップや成長が望めない不満
これらが、転職の動機になっているケースが多いです。
ただ、これらの不満や課題解決のためだけの転職でよいのでしょうか?
それらを解決することはもちろんですが、その先にどんな将来にしたいのか?理想の実現に向かうのか?、これらの観点で考えることが大切だと私は考えています。
著書の中で、ITエンジニアにとっての「キャリアビジョン」の重要性を語っていますが、ITエンジニアに限ったことではないのです。
将来的にどうなりたいのか?
何に重きを置いて仕事に取り組みたいのか?
なぜその業界なのか?
なぜその職種なのか?
どんな強みを活かすのか?
どんな力をこれからつけていくのか?
これらのことを考えている人と考えていない人とでは、どちらが魅力的な人材でしょうか?
面接時に対応する方は人事のプロです。
どんなキャリアを積みこれからどうしたい人なのか、どういう貢献を自社にもたらす人材なのか、自社の文化に合うだろうか、という観点で見られることになりますから、完璧でなくてよいのでまずは考え始めてみましょう。
そういったときに、人材事業やキャリア支援のプロの知見を借りることで描きやすくなります。
3、転職活動を始めてみよう
キャリアビジョンや転職軸を考える中で、転職する気持ちがある程度固まったら、転職活動を始めてみましょう。活動する中で知識や経験が深まり変化することもありえます。
転職活動の方法は大きくわけると以下の2パターンです。
・転職サイトを利用する
・転職エージェントを利用する
転職サイトの場合は、自分でサイト上の求人情報から自分で見定めて企業を探してアプローチすることになります。
このため、基本的には自分一人で転職活動を行います。
転職サイトを利用すると、多くの求人から自由に選べたり、自分のペースで納得行くまで検討して転職活動を行えたりといったメリットがあります。しかし、企業とのスケジュール調整なども含めて、あらゆることを自分でこなさなければなりません。それ自体に手間がかかります。
初めての転職や未経験業種への転職の場合、この時点ではわからないことも多く、疑問や不安を常に抱えながらの活動になります。
転職経験があり慣れている方は、こちらでも問題はありません。
転職エージェントの場合は、キャリアアドバイザーが担当として付き、あなたの転職活動に伴走します。
転職軸を決めることや、履歴書と職務経歴書の作成、面接対策などがあるため安心して活動することができます。
信頼できるエージェントを1人決めて進めていくことをお勧めします。
まとめ
・キャリアチェンジやキャリア形成に関する考え方や動き方をプロに学ぼう
・不満の解決だけでなく、将来設計をして転職軸を決めた転職が大切である