小野歩
元ITエンジニアだった私が独立したきっかけや、ITエンジニアのフリーランス転向支援をしている中でキャリアや働き方について考えたことを記事にまとめています。ヒントや参考になったらうれしいです。
こんにちは!小野です。 出版について、様々な良い反響をいただいています。 ありがとうございます。 執筆を通じて、私自身の棚卸もできました。 今回は技術書という枠組みの中で多くは触れていない、私自身のこれまでの歩みについて振り返りたいと思います。 背景(生い立ちから学生時代) 出身は、九州の大分県です。 両親が公務員で共働きの家庭だったので、祖父母や親戚の方にも大変お世話になったことを覚えています。 その中で、両親が仕事に真摯に取り組む姿を見て育ったことが、当時の自立心
こんにちは!小野です。 先日インタビューを受ける中で、キャリアビジョンとその実践の具体例をお話したので、その一部をご紹介します。 ITエンジニアとしてのキャリアビジョンの重要性や必要性については、自著の中で触れています。 直接お会いして質問を受けた方には、その方に合う具体例のお話をするようにしています。 今回は、3パターンでご紹介します。 Aさん:フリーランスでの活躍を描き、会社員を経て実現 Bさん:キャリアの幅が広がりにくい職種から、希望する職種へ転向 Cさん:情シスか
こんにちは!小野です。 ITエンジニアのキャリア形成についてお話することが多いですが、その他全般の職種についてもキャリア支援を行っています。 これまでの実績は、営業・事務・マーケティング・経営企画・医療専門職・サービス等、多岐に渡ります。 また、転職を決意されている方ばかりではなく、転職を視野に入れて検討されている方の相談に乗ることもあります。 今回は、転職を考え始めたときに取り組んだ方がよいことを3つお話します。 1、プロに相談しよう 私にも経験がありますが、会社時代
こんにちは!小野です。 現在、業種の異なる複数の事業を経営し、多角経営を行っています。 変化の流れが速い中で、収益の柱が複数あることはリスク分散にも繋がりますし、事業間での相乗効果にも繋げています。 新しい事業を作ったり、事業を通じて価値を提供し続けていくためには経営する力は必須です。 何の事業をするのかということや興味関心がある事業を作ることは、「事業」の枠組みの話であり、私が学んできたのは「経営」側のことが多いです。 経営の基礎を学び習得してきたことが、結果的に多くの事
こんにちは!小野です。 『ITエンジニア働き方超大全』を出版いたしました。 https://amzn.to/49WpTrl おかげさまで、Amazonランキングでも多くの反響をいただいています。 ■キャリア・資格部門で1位獲得 ■他10部門で1位獲得 ■ビジネス書全体で7位獲得 出版の機会を繋いでくださった皆様、出版社の皆様、共に働く皆様のご協力に感謝いたします。 今回は、出版に至るまでの経緯やどういう想いで執筆したのかをお話したいと思います。 1、キャリアについて
こんにちは!小野です。 ITエンジニアとしてのキャリアビジョン(目的地)を描き、その行き方を決める。その要素であるキャリアパスについて前回お話しました。 https://note.com/mu0401/n/nf67733fc0188 今回は、「雇用形態」についてお話します。 雇用形態は、大きく分けると「会社員」と「フリーランス」の2つであり、雇用ではありませんが「経営者(起業する)」という道を合わせて3つになります。 それぞれの特徴についてみていきましょう。 1
こんにちは!小野です。 先日、第18回となる『tecHub』を開催しました。 『tecHub』は、「繋がり、成長し、キャリアの未来を拓く」というテーマのイベントです。 2019年から始めたこの会も、毎月多くの方が集まり、今回は82名の方々に参加頂きました。 2023年にアフターコロナとなり、多くの方の足が外に向くようになりました。IT企業でも出社が増えてきましたが、まだまだリモートワークも多く、社内のコミュニケーション減少は解消されているとは言えません。会社以外の新しいコ
こんにちは!小野です。 ITエンジニアという業種の特徴の1つに「資格」があります。 私は、大学を卒業後、最初のキャリアとしてIT業界を選びました。その時の理由に「手に職がつくから」というものがありました。手に職があればキャリアの安定に繋がるし、東京から地元に戻ってもITエンジニアとしてキャリアを続けやすいのではないかという考えです。 資格があることで、スキルアップした際の能力を客観的に証明することが可能になります。 国家資格は、ITSS(IT Skill Stand
こんにちは!小野です。 エンジニアとしてのキャリアビジョンを描く重要性についてお話します。 先日、エンジニア仲間達と話す中で、「キャリアビジョンという言葉だと難しく感じるけど、結局は『自分の人生の要件定義をしよう』ということだ」と盛り上がりました。 システム開発経験がある方であればご存じの通り、要件定義が曖昧だったり不備があって設計や製造に進むと、間違いなく炎上しますよね(笑) 後戻りの手間やコストで結局は自分や開発チームにしわ寄せがいきます。 人生では後戻りができない分、
こんにちは!小野です。 これからITエンジニアになる価値やメリットについて、お話します。 自分のキャリアビジョンを実現するために、どういう業界でどういう業種で働くかを決める参考になれば幸いです。 1、キャリアのマルチステージ化に伴うリスキリングの必要性 日本でも2017年から「人生100年時代」の到来が注目されてきました。 100歳まで生きることが一般化する社会では、年齢による区切りがなくなり、学び直しや転職、長期休暇の取得など人生の選択肢が多様化すると予想されています
こんにちは!小野です。 未経験からITエンジニアになる上での準備は以前書きました。 https://note.com/mu0401/n/n7ef9f8805588 準備の中で大事になるのは、「キャリアビジョン」を描くことです。 これはエンジニアになってからも、大事なテーマです。 その中の要素に「キャリアパス」というものがあります。 ITエンジニアは、細分化していくと多くの職種に枝分かれします。 今回は、その中でもWEBアプリケーションエンジニアやインフラエンジニアとしてキ