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ITエンジニアのキャリアビジョン実現の具体例

こんにちは!小野です。

先日インタビューを受ける中で、キャリアビジョンとその実践の具体例をお話したので、その一部をご紹介します。
ITエンジニアとしてのキャリアビジョンの重要性や必要性については、自著の中で触れています。

直接お会いして質問を受けた方には、その方に合う具体例のお話をするようにしています。
今回は、3パターンでご紹介します。
Aさん:フリーランスでの活躍を描き、会社員を経て実現
Bさん:キャリアの幅が広がりにくい職種から、希望する職種へ転向
Cさん:情シスからインフラのスペシャリストへ転向

1、フリーランス転向


AさんはITエンジニアになるときからフリーランスになることをゴール設定していました。
収入を上げることと、やりたいことをいくつも自由に選択できることが、キャリビジョンでした。
そのため、バックエンドエンジニアのメイン業務だけでなく、データベースやフロント側も含めたフルスタックの経験が積める職場を選びました。
後々、自分ですべて作れる状態をイメージしたからです。
また、会社以外でも個人で仕事を受けることでスキルやコミュニケーションを磨き、今はフリーランスとして活躍されています。

2、キャリアの幅を広げる


Bさんは、組み込み系のエンジニアからキャリアをスタートしました。
将来的には、上流工程やディレクションよりの仕事がしたいというのが、当時描いたキャリアビジョンでした。
自分で希望を出して、データ分析やアナリティクスの分野に異動し経験を積み、ディレクションを強みに変えてきました。
現在は、会社員としてディレクションに携わりながら、PMOなどのマネージメント業務も担っています。

3、一つの職種を極める


Cさんは、大手企業の情報システム部門でキャリアをスタートしました。
情報システム部門は、幅広く知識や経験を積めますが、専門に特化しにくい部門でもあります。
時間的にも経済的にも家族を大事にしながら仕事も両立したいというキャリアビジョンがあり、上流工程を目指しました。
ネットワークの部門へ移動し、インフラエンジニアとしての経験を積むとことからスタート。
AWSの勉強を自主的に行い会社にアピールし、クラウドエンジニアとしてのキャリアを積める部署で顧客折衝の経験を積みました。
その後、独立し、ITアーキテクチャとして多くのクライアントから信頼を得て、家族も仕事も大事にする状態を作っています。

まとめ


・書籍や人の経験談からのインプットを増やして、キャリアビジョンを描く
・描いたら完璧さを求めずに、まず一歩踏み出してみる


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