9月夏の箱根旅 #6終 九頭龍神社本宮まで歩いてパワーチャージ
「9月」「夏の」は、もうだいぶ季節外れ。今年は暑さが長引きましたが、寒い日がようやくやってきましたね。シリーズ最後の投稿をします。
箱根神社には九頭龍神社の新宮がありますが、古くからある九頭龍神社本宮はちょっと歩かないと行けないところにあるのです。駐車場脇にある特徴的な木を目印に散策スタートしました。
祖父母が昔行ったらしく、じゃあせっかくだし今回行ってみよう、となりました。先に言うと、1時間ほど歩きます。祖父母の話ではもっと高そうな雰囲気だったのですごく長く感じました。笑 頑張って歩いたからご利益ありそうです。
どんぐりやキノコを見つけて楽しい散策でした。
あまり天気が良いとはいえないけど、いい道でした。往復2時間、祖父母も当時80代後半ですが足腰元気で一緒に歩きました。
小さな滝があったり、謎の赤い実が落ちていたり、ターザンロープ?みたいな長くてぶらんとしたツルがあったり。写真から調べる機能でみると、これはホオノキの実だそう。
前日に雨が降ったのか道が悪く、祖父がここで少し転んで服に泥がついてしまった記憶があります。祖母に小言を言われ…いつもの光景も懐かしい。笑 喧嘩するほど仲が良いを体現するような二人の姿が好きでした。
九頭龍神社入口と書いてあってホッとしたところ。ここから入場料が必要だったはず。
5年前なので、今はもうちょっと変わってるところがあるかも?多めに見てください。
廃墟と化したコテージが点在していて、ちょっと不気味でした。ここ目当てに訪れる廃墟マニアの方もいるみたいです。
白い鳥居が珍しい白龍神社がありました。
静かな湖畔の景色。もうすぐ本宮です。
ぽつんと咲いている彼岸花に目がいきました。近くまで降りると、芦ノ湖海賊船が見えました。それから、ボートも。
それから、なんと動物らしき足跡も見つけました。イノシシっぽい?辺りを見渡してキョロキョロしちゃいました。足跡が深いので、重めの動物だよなあ。
九頭龍神社本宮。ようやく到着しました。
九頭龍神社の由来が書いてありました。九頭龍が住民に損害を与えていてそれを上人が調伏したそう。
少し湖面に近づいて、屈むと湖に浮かぶ鳥居が見られました。
どうやらここはパワースポットで有名と知りました。日本三大龍神社とか?縁結びの神様。こんな景色が見られてご利益ありそうだなあ。
あれから、箱根神社参拝の際には隣に位置する九頭龍神社新宮にも参拝しますが、この本宮のことを思います。私は本宮も行きましたよ〜!と。見どころたくさんの箱根旅で本宮まで立ち寄る時間をつくれる人は多くないかもしれないですが、パワーをもらえたので、ぜひ。
仙石原のすすきを見ながら帰りつつ、「相原精肉店」にやってきました。
こちらも有名なお店。初めてでしたが、たしかにお客さんが次々きていました。ローストビーフが美味しい。
ちなみに最近、リニューアルして広く綺麗になったらしいです。このときはちょっと狭めに感じたので、またガラッと印象が違うんだろうなあ。
今夜の宿は「箱根国際マンション」。箱根や軽井沢に富裕層向けのリゾートマンションができた高度経済成長の時代、箱根で初めてのリゾートマンションがここだったそう。
そんなに歴史のある場所だなんて。でも、そこはかとなくバブルが香ります。当時の雰囲気漂うホテルってたくさんありますよね。それもまたかなりの数がコロナ禍になくなっていったと思うけれど。
外資系ホテルや星野リゾートなどのキラキラ系ホテルももちろん好きだし憧れでときめくけど、そんなバブリーホテルもたまらない。カラオケや宴会場、卓球台があったりして昔懐かしい空気感がいいですよね。インバウンドに頼らず日本人観光客で守りたい遺産です。(私見)
部屋から見えた景色は、大涌谷のモクモク。硫黄の匂いがしてきそうです。
翌朝、家へと帰る途中で御殿場プレミアムアウトレットへ立ち寄りました。ここからみる富士山が私のイメージする富士山かも。それほど幼少期から御殿場にはよく来ていました。
箱根旅行、家族で過ごす大切な時間になりました。
また次のシリーズもぜひお楽しみに。
ではでは^^