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【旅日記】美味すぎて絶句した台北グルメまとめ

台湾のご飯は安くて美味しいと聞いてYouTubeの旅Vlogを漁りまくり、「絶対に失敗しない」と確信した超有名店だけを台湾旅行で巡りました。ですので詳しい方には新しい情報は無いかと思われます。

一日目にお寺と夜市の雰囲気に衝撃を受けた前回の記事はこちら。時間あいてしまってごめんなさい!

ちなみに事前に調べた有名店しか行かなかったのは単純に慣れない海外で言葉とかが不安だったからです。
慣れてきたらたまたま見つけたお店にふらっと入ってみたいな!


鼎泰豐(ディンタイフォン)三越店

台北着いた瞬間、小籠包であまりにも有名な鼎泰豊へと足を運んだ。日本とほぼ同じ雰囲気の三越の地下二階で受付をする。65分待ちだったので、その時間まで三越の中を散策し、再度受付に行くとすんなりと入れた。

期待を裏切らない感動の小籠包

QRコードから注文する。なすの揚げ浸し、小籠包、空芯菜炒め、エビチャーハン、卵と豆腐とトマトのスープ。黙っていてもジャスミン茶をどんどんついでもらえて、ホスピタリティに感動。

そんで、小籠包、最高。
めちゃくちゃ完成度高かった……!!!凄すぎる。何もつけなくても美味しいし、細く刻まれた生姜と一緒に食べるとべらぼうに美味しい。皮がしっかりとしていた。

個人的には卵と豆腐とトマトのスープが美味しかった。ほかも全部美味しかった〜〜!!

気になっていた賞味期限が短い「ONLY 18 DAYS」と書いてある生ビールも注文する。味が薄いので舌触りが良い。風味が優しくてとても美味しい!友達は飲まない人なので、わたしも酒は強くないほうだが中瓶を1人で8割くらい飲みきってしまい、異国の解放感も相まってノリノリになってた(笑)楽しかったな。

ちなみに受付から会計まで全部日本語通じました。イージーすぎる……。

阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)

翌朝、もう1人の友達と合流し、3人で台北一有名な朝ごはん屋さんへ。覚悟していたものの、信じられないほどの行列で、多分1時間くらい並んだと思う。フードコート形式だったので、1人が席取りをしてわたしともう1人で注文した。

飲み物系、食べ物系の順で注文していく。日本人だと即バレるので日本語で話しかけられる。食べ物はメモにメニューの番号と個数を書いて見せることでスムーズに注文できた。

注文したら一瞬で出てきた

鹹豆漿(シェンドウジェン)、卵が挟んである薄餅、1人はそれに揚げパンが挟まってるやつを注文。薄餅は、美味しいが少し油っこくて、この半分の量でいいかもって思った。でも、鹹豆漿はすごく美味しかった……!写真でいうとレンゲが乗っているスープです。お出汁におぼろ豆腐が浮かんでる感じ。揚げパンが乗っていてそれと一緒に食べるとまた美味い。エビの風味もする。パクチーも美味しい。

日本に帰ってからどうしても鹹豆漿の味が忘れられず、台湾料理店で食べてみたのだが、このお店の味には遠く及ばなかった。本当に味付けが素晴らしかったのだなと後になって実感した。色々な味がするのに、その全てが綺麗にまとまっているのだ。また食べたいなと思う。

阿宗麺線

3日目は朝からMRTで西門駅へ。西門は若者の街と聞いていたけど、アニメの広告が沢山あって東京で言うところの池袋に酷似していた。お目当ての「阿宗麺線」はかなりの有名店。店の前で立ち食いするスタイルの麺線のお店だ。大を1つ買って、3人で分ける。

立ち食いスタイルなので写真係が必要

これがまた、感動しちゃうほどの美味しさだった!3人で止まらなくなり、夢中で手を動かす。鰹だしの濃い風味と、どうしてこんなに食べやすいの!?って感じのモツと、そこに意外に合うパクチーと……。疑いようもなく台湾グルメ暫定1位に躍り出てきた。

最後に味変したくて黒酢と唐辛子を入れたら、辛すぎて口の中が大変なことになり、涙まで出てきた……味変はしなくていいかも。

梁山泊小籠湯包

阿宗麺線から歩いて向かったのはこちらのお店。開店と同時に入りたかったのだが、1巡目には入れず30分くらい待って席に着いた。セットのスープは酸辣湯とコーンスープの2種類があり、どちらも選択。待ちに待った小籠包は、もう、天才的でありえないほどの代物だった。

小籠湯包とは汁の多い小籠包らしい

そんなに熱くなかったのでおもいっきりかぶりつく。すると限りなく薄い皮の下から濃厚な肉汁がたっぷりと溢れ、口の中で一体になる。感動、感動、感動!この旅で食べた中でいちばんの小籠包だった。このためだけにもう一度台湾に行きたい!!そしてセットのコーンスープも何気に美味しくて感動した。

飯糰覇

なんて読むんだろうこの店名!「飯糰(ファントン)」とはもち米で作られた楕円みたいな形の台湾おにぎりのことです。最終日の朝ご飯にチョイス。台北駅の近くにあるお店で、行列ができていた。
具がたくさん種類があって選べたのだが、1番上の全部入りのものを選択。並んでいるのはほぼ台湾の人だったが、指さし注文で行けました。ビニール袋に入れて渡される。温かくてずっしりと大きい。

これしか写真撮ってないのが悔やまれる!

その日はすごい雨だった。傘を差して二二八和平公園まで歩く。中華風の東屋やお宮のようなものが見える池の前の、大きな木の下のベンチでおにぎりを半分こして食べた。(1人は前日に日本に帰っていた)
わたしはその瞬間を忘れないだろう。衝撃だった。感動の声が、止まらなかった……あまりにも、美味しい。味も食感も違う沢山の具がぐちゃぐちゃになって入っているのに、全ての具が奇跡のハーモニーを奏でている。ひと口ひと口、別の感動がある。舌が震えそうなほど喜んでいるのを感じる。
雨の音を聴きながら夢中でほお張る。
とにかく美味しくて仕方がなくて……こうして書いている今もすぐにまた食べたい。どうしてもまた食べたい。なぜあんなに美味しいのか。衝撃のおにぎり体験で、価値観がひっくり返ってしまった。今回の旅でいちばん好きなご飯かもしれない。

梁記嘉義雞肉飯

その日の昼。帰る時間が近づいていた。最後にどうしても気になっていたジーローハンのお店へ。地元の人で賑わっている。お店の前にいるおばちゃんにネイヨンワイダイ云々(イートインかテイクアウトか)と中国語で話しかけられ、友人の完璧な発音の「我是日本人(私は日本人です)」で日本語メニューを獲得した。

最後の台北ごはんで大優勝

メインのご飯と、卵、おかずを3つ選ぶ。鶏肉飯、目玉焼き、豆腐のおかず、ブロッコリー、友人は茄子でわたしはタケノコ炒め。鶏肉飯を一口食べ、二口食べ、身に染みるように、このお店の凄さがわかった。美味しすぎて、ゆっくり味わって食べたいのにものすごいスピードでどんどん減っていく。
油っぽいような気がするのに全然嫌じゃない。疲れていてそれほど食欲は無かったはずなのに、ぺろりと平らげてしまった。味も食感も全てにおいてレベルが高い。
本当に本当に美味しいお店だった。
注文して30秒で届いて10分で食べてしまったから、飛行機の時間までまだまだ余裕があった。店を出ると雨が強くなっていた。最高の食事をしてしまったことによるあまりの幸福感に、もう満足だからいいやと思って、お店の最寄り駅で友人とバイバイした。友人はもう一泊台北に泊まる。

番外編・チャイナエアラインの機内食

行きの機内食
帰りの機内食

今回福岡空港からチャイナエアライン利用させていただきました。福岡からだとわずか2時間くらいで着いてしまうのだが、何と、機内食が出た!しかも機内食と聞いて覚悟するような微妙な感じはまったくしなかった。むしろとても美味しい!日本人にとって馴染みのある味だ。サラダやフルーツまでしっかりしている。次回もチャイナエアラインにしたいなと思えるご飯だった。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。
長くなってしまったので夜市の屋台ごはんを紹介できませんでした…!また次回に続く。
次は時間をあけずに投稿できるようにがんばります!

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