【旅日記】今すぐもう一度食べたい最高の長崎グルメまとめ
＜長崎ひとり旅#1＞
そうだ、長崎に行こう！！
そう決めて2日後には1人で新幹線に乗っていた。
ピカピカの西九州新幹線に乗り換え、長崎駅に到着。
長崎県に来るのは完全に初めて。期待で胸が高鳴った。
『蘇州林』の皿うどん(細麺)
新幹線の改札を出てすぐ目の前に、「かもめ市場」というお土産物屋や食事処が立ち並ぶフロアがある。その中を彷徨い、やっと一番奥に見つけたのは、事前にガイドブックで調べて気になっていた、「長崎新地中華街 蘇州林」というお店だ。
ちゃんぽんと皿うどんで悩んだが、皿うどんを注文。
ひと口食べた瞬間、思わずため息が出そうになる。
うっまあああああああ………………！！！😳❤️🔥
もしかしてこれ炭火で焼いてる？？？具材に程よく焼き目がついており、香ばしい風味が深みを増していて、最高！細くて食べやすく、よく具材に絡む麺……そして具材の一つ一つが柔らかくて大きくてしっかりしてる。イカやエビ、お肉はもちろん、野菜も美味しい。
長崎初ご飯をここにして本当に良かった！！
『自由飛行館』のミルクセーキ
初日はまず異国情緒あふれる崇福寺を参拝。門を出たらあまりにも暑すぎて疲労を感じたので、すぐ近くにあった、かすてらを出してるっぽい良さげな喫茶店「自由飛行館」に吸い込まれるように入店。
ここはなんと歌手のさだまさしさんのご実家で、今はさだまさしさんの妹さんが経営されているらしい。店内は音楽を愛する人の良い雰囲気で溢れている。音楽イベントも時々やってるみたいだ。
ミルクセーキを注文。長崎のミルクセーキはかき氷になっていることもここで知る。お味はというと……甘くて美味しい〜！！卵の風味がしっかりする。最初は氷のつぶが大きいが、食べながらシャリシャリと混ぜていって、最後の方には違う食感を楽しんだ。
暑さにやられていた身体がみるみる元気になったし、長崎のご当地スイーツを食べれて大満足だ！
『レストラン牛右衛門』の佐世保レモンステーキ
ミルクセーキで回復した後もいっぱい観光地を回り、夜になる頃にはまたくたくたになっていた。こう暑いと使う体力が3倍くらいになるからしんどい。
長崎には「浜町アーケード」というとても賑わっている商店街がある。山口の5倍くらい栄えているのでびっくりする。その中の「仲見世8番街」と書いてあるザ・昭和な商業ビルの地下に恐る恐る入り、「レストラン牛右衛門」へ。普通のファミレスだが、お客さんが全然いない……（笑）ここでのお目当て、佐世保レモンステーキを注文。わくわく。
届いた瞬間すごいテンションが上がった！疲れた身体は肉を欲していたのだ。まだ表面が赤い、四角くて薄いお肉に、店員さんがタレをかけてくれる。勢いよくジューッ！ってなる。箸で裏返して火を通して食べるらしい。食べてみると……。
う、美味ァ😭😭😭お肉柔けぇ〜！！！
1口サイズで食べやすいし、玉ねぎの薄切りと一緒に食べるとたっぷりタレを吸ってくれてまた美味しい😭タレの奥にあるレモンの風味が食欲を増進させる。疲れた体に染み渡る濃い醤油の味。和風セットにしたので温かいお茶と味噌汁がついてくる。嬉しい。バクバク食べてしまう。
調べてみると、レモンステーキは佐世保発祥の料理で、肉を食べ終わった後にセットのご飯を鉄板にインして食べるらしい……！そういうの正式(？)に推奨されてるんだ！？
わたしは上品さを求められるお嬢様じゃないから、そういうこと平気でできちゃうもんね！！ということでやってみた。
残りのご飯が少なかったからか、舌が痺れそうなほどの濃い味を脳みそに叩き込む感じになった。うめぇ〜
『ALI』のピザ
翌日、グラバー園周辺にいたわたしはお昼ご飯に「トルコライス」なる長崎名物を食べようと思って調べていた。すると「ALI」というピザ屋さんがヒット。トルコライスも出しているが、あまりにも美味しそうなので予定変更してピザを食べることにする。
このお店は新しめのピザ屋さんで、無機質系のオシャレな店内で注文はQRコードからだけだ。1人だと言うとカウンターに通される。ジンジャーエール辛口と、ピザのハーフアンドハーフでマルゲリータと「生ハムサラダ」を注文。
生ハムサラダはその名の通り、焼かれたピザの上に生ハムサラダが乗っていた……！まず見た目からして完成度がとても高い。焼き加減や色の鮮やかさが芸術的だ。
そして味は……めっちゃくちゃ美味しかった。やばい。生地が薄いので1枚ぺろりと食べれてしまう。バジルとかトマトとかの、素材の味がしっかり鼻に抜けていく。焼き加減も見た目通りとても良い。かぶりついた場所によって味の楽しみが変わる。
生地や具の質量とチーズの量で殴ってくるような宅配のピザも好きなんだけど、そういうのとはやはり一線を画すオシャレでしっかりしたピザだ。あんまり綺麗な食べ方できなかったけどぺろりとたいらげた。最高〜！
『若竹丸』の寿司
その日の夜。山の上で夜景を見てから下界に降りてきて、バスでまた浜町アーケードの方まで戻る。空腹と疲労でちょっと酔う。アニメイトのあるビルの2階に、長崎のチェーン回転寿司、若竹丸はあった。
入店するとモニターに15組待ちと書いてあり絶望する。やめようかとも思ったが、とりあえず待ってみようと1名で決定すると即座にカウンター席に案内された。おひとり様で良かった〜！！！中はよくある回転寿司と変わらない雰囲気だが、ちょっと狭い。
アサリの味噌汁、こはだ、鯛、サーモン、うに、ねぎとろを注文。長皿に乗せられた寿司が新幹線の台に乗って運ばれてくる。
正直、生き返った。まーーーーじで生き返った。この旅、猛暑の中無理してボロボロになり、食事で回復、を繰り返している。ああ、美味しいよぅ。街の回転寿司でこんなに美味しくていいの～！？
庶民向けでこの美味しさは上々だと思う。とにかく、めちゃくちゃ安い。ウニとか食べてるのにトータル1000円くらいで済んでしまった。ものすごい満足感だし、心が穏やかになった。やっぱり海鮮はわたしの身体に合ってる気がする（昨日は肉をもりもり食べてましたが。）
『チャイデリカ』の焼小籠包
最終日の昼、ちゃんぽんを食べるぞ！と思っていたのに、なぜかわたしはかもめ市場内にある長崎焼小龍包のお店「チャイデリカ」に入っていた………小籠包の魔力には逆らえませんでした。
受け取った焼小籠包は、肉汁がめちゃくちゃたっぷりで(ちょっとこぼしちゃったくらい。)最高に美味しい！！！焼いてあるから皮はしっかりしてる。なのに中身のお肉と肉汁たっぷりなのすごい💓
鹹豆漿(シェントウジャン)は……ちょっとわたしには辛いかな。でも丁度よくエネルギー補給できた感じがしてほくほくした。
『蘇州林』（2回目）のちゃんぽん
旅の終わり、新幹線で帰るために荷物を担いでまた長崎駅へ。最後にやはりどうしても食べたくなって、夕飯には早い時間だったが初日に皿うどんを食べて感動した「蘇州林」に入る。1日目に選ばなかったちゃんぽんを注文。ひとつの中華鍋で１食ずつ作ってるって書いてある。だから必ず最初に「お時間かかります」って言われるのか……！
少し待ったら届いた！皿うどんで感じたことだがこのお店は本当に具が良い…あいかわらず美味しい……が、
ん！？ちょっとスープが薄く感じる……。いつもフードコートとかで食べるちゃんぽんはもう少し濃い味だったような……。これが本場の味か、と思いつつ、若干の物足りなさを感じた。そこで、卓上に並んでいた調味料で色々味変してみたら……とても楽しかった！
まずはソースを垂らす。お、おぉ……！少し深みが増した。スープに後援者が付いた感じになった(？)。
次に醤油。おぉ！！けっこうきちんと味がついた！無粋な関東者のわたしにはこの味が丁度いいかもしれない……！！
そして胡椒。いつもわたしは胡椒を馬鹿みたいにかけてちゃんぽんを食べるのが好きだ。これこれ〜！って感じの風味になった。
そして最後にお酢を入れたら、程よい酸味がアクセントになってとっても食べやすくなって、お腹いっぱいなのに最後まで綺麗に完食できた！美味しかったー！！！
新幹線で色々お土産見ようかなと思ったけど、特に欲しいものも無かったので、最後にカステラ専用自販機で小さなカステラを買った。
こうして突発的すぎた長崎ひとり旅は幕を閉じた。またしても美味しいものに沢山出会えてハッピー！トルコライス食べなかったのだけが心残り。また絶対に再訪します！
番外編：ホテルの朝食
今回、ホテルベルビュー長崎出島さんにお世話になった。朝食が美味しいと聞いたので朝食付きのプラン。毎日元気に朝から観光できたのはこのホテルの朝食のおかげです！
かごを取り、紙皿やプラスチック容器に入ったおかずを取っていく。衛生的！てか美味しそうすぎませんか〜！スイーツコーナーには文明堂のカステラまである。
見た目だけでなく、味もすごく美味しかった……朝からハンバーグなんて食べちゃってる背徳感。でも旅行だからいいか！味噌汁や中華スープも美味しかった。3日目のほうのメインのおかずに鴨があって、それがフルーティーな味付けでとても美味しかった。
今回出会った全ての美味しいごはんに感謝を。
次回以降の記事では、長崎旅行で訪れた場所について書きます！
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