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神藤啓介
2023年11月16日 18:08
もう順序や細かい内容は忘れてしまっている、いや細かい断片ばかり思い出して、肝心のところの言葉も思い出せない。ただ、これは凄いことを聞いた!と瞬間動いたそれ、情動と、そのとき見ていた絵がぼんやりとだけは残っていて、初めに覚えてるのは段々の石垣が立派な平家の農家の家で、長靴を履いた大人が数人集まっていた。家の前の段々は畑と田んぼで、田んぼももう刈り取りが終わって黄色くなった稲の根元から青草がひょろひ