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#293【東京】あの橋、歩いてみませんか?

ごきげんよう。Anneでございます。

ゴキゲンに夏を満喫していますか?

この季節になるたびに、今年こそ「完璧な入道雲と出会って、ザ・夏!という写真におさめるんだ!」という決意に溢れるのですが…
未だに理想的な入道雲に出会えておりません。やっぱり、簡単にでも気象のお勉強をするとよいのかしら。その辺の知識は、昔の人は自然に身に着けていたように思います。(あくまでもイメージですが。。。)

ということで、理想の入道雲に出会えなくても、なんだかわくわくすることしてみたい!!と、やってきたのがこちら。

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ばば~んと広がる!空!海!(正確には湾!)
そう、本日やってきたのは…

レインボーブリッジです!

レインボーブリッジ?今日は車?Anneいつも歩いているのに…?
と、思ったそこのあなた!タイトルネタバレだよと笑っているそこのあなたも!
つまり、そういうことなのです。
東京湾をまたがる大きな大きなレインボーブリッジ、封鎖できなくて困ってしまったレインボーブリッジ、実は車両だけでなく、人間も徒歩で通行することができるのです!遊歩道はなんと無料!(時期により開放時間が異なります)

ひょんなことからその事実を知った私は、歩いてみたくてウズウズ。
夏晴れのとある昼下がり、その機会はやってきました!

いざ!台場側入り口より出発進行!

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‥‥いざ?
丁度工事中だったようで、あみあみで覆われた入り口付近。
入り口の小さな建物の中には人がおり、もしかしてお金がかかるのかしら(かかりません)、名簿に名前でも書くのかしら(学校の案内所ではありません)、と、ドキドキしつつ、ちらちら横目で見ながら通り過ぎようとすると‥‥。どうぞ、と手で合図され、特に何も手続きの必要がないことにほっとしたAnneなのでした。

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あみあみの道を抜けるとスカッとした空と湾が一面に。中央右にレインボーブリッジの頭がちょこっと見えていますね。わかりましたか…?

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この遊歩道は「レインボープロムナード」と呼ばれ、車両道路を真ん中に、ノースルートとサウスルートに分かれています。

台場側から見ると、ちょうど右がノース、左がサウスとなる様子。
ちょこっと考えて、晴海ふ頭を見下ろすことができるノースルートを選択。
(実は日差しの関係でノースルートを選択したことは秘密ですよ。。。。)

選択したら、ず~っとその道なのか?というとそういうわけではなく、途中でノース/サウスルートを行き来することができる箇所が三か所あります。どちらの景色も楽しみたい!という方は、交互に移動しながら楽しむのもありかもしれません。夏場日中に行かれる際には帽子や日焼け対策もお忘れなく…!

橋の美!

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橋という建造物のすぐそばを通ることができるこの場所は、おそらく鉄骨マニアさんなど、様々な方に愛されるポテンシャルを持っているのではないでしょうか。。。。大きいのに、ゆったりとした曲線を描く巨大な(二度目)建造物。その独特の美には、畏怖さえ感じるなんてことも‥‥
ちょっぴりオーバーに感じるかもしれませんが、それでもやはりこの巨大な橋を近くで見る、という経験は一度してみることをお勧めします。
遠目で見てよし、近くで見てよし。これを人が作ったのだと思うとなおびっくり。

写真をたしなむ者としては、ちょこっと視点を変えるだけでこんなに表情も変わる!と、さながら橋ポートレートです。

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並ぶ鉄骨!魚のあばら骨のごとく!筋骨隆々ならぬ、鉄骨隆々!

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光を受けて眩しい白さ!先ほどより緩やかな曲線は優美!

我ながら謎のテンションでした。
しかし、それほどまでに魅力的でした。

湾の方にも注目してみると…こちらは豊洲市場。

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こちらは晴海ふ頭。真ん中にぽつんとお船さんがかわいらしいですね!

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さあ、レインボーブリッジが見えてきました。
え、まだだったの?

そうなのです。しばらくは車道と合流するように視界の良い橋を歩いていきます。風も気持ちよく吹いています。

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なんだかうなぎの骨煎餅に見えてきました。。。

そんなことを言っているうちに無事に合流できました。
このあみあみで覆われている所には、ゆりかもめが通ります。
鳥さんのゆりかもめではなく、こちらの、ね。

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写真をよく見るとわかりますが、まだまだ実際の橋のメインパートには程遠いことがわかります。ノースルートを歩きます。

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ちょこっと先ほどより目線が高くなり、晴海ふ頭に近づいていきます。
湾の景色は基本的にはこのように空×ビル×海(たまに船)なので、望遠レンズがあるともう少しバラエティに富んだ切り取り方ができるかもしれません。生憎この日は28mmしか所持しておらず、全体的に引きが多めです。
夜景もきっと綺麗なのでしょうね…。

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途中には展望スペースがあり、この辺がこんなエリアです!と説明のパネルがあったのですが、Anne気になったのはこちらの小さな穴。。。

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覗いてみると…

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ウワ~!!!橋下が見える‥‥!こぶし大程度の小さな穴(更に格子もある)ですが、ヒョッとします…。それでも覗いてしまうのが人の性‥‥。
高い場所で解放感のような何かを怖いもの見たさで求めてしまうのは、何なのでしょうね。。。。野生本能。。。

なあんて考えながら、本格的に車両とゆりかもめと並走区間に入ります。
ノースルートを台場側から歩くと、運転手さんと丁度向き合う形。
露骨にカメラを構えることもできないので、車の途切れた瞬間をぱちり。

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奥まで続くこの橋のまっすぐさ。ほれぼれしてしまいますね。
意外と風が強く、すれ違う人もまばらなので、大声で歌でも歌いながら歩くと楽しいと思います。車の人たち、聞こえない、きっと。
陽の当たる場所は暑いですが、屋根のある場所は風がびょ~びょ~吹いていることもあり爽快!しかし、髪はぶわ~っとなるので、あまりデートなどには向かなさそうです。お気をつけて。夜はまた雰囲気変わるかもしれないですね。

また、鉄骨の先に見える外の風景も良かったりして。外側へ出てみたいけど…やはり遠慮しておきましょう。。(出られません)

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運が良ければ湾を切り裂きながら航行する船を見ることもできます。
近くは港ですから、ね。
コンテナや貨物がきっちりと並んでいる船着き場は、ちょっぴり異国感すら感じます。左奥に東京タワーがあるので、確実に日本なのですけれどね。

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ココが見えてきたらもう旅はほぼおしまい。ゆっくり歩いて30分程度でしょうか。
人のいない遊歩道の入り口を出て、橋を見上げます。

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それから、自信が今出てきた建物を振り返ります…。
どうもこの建物、なんというか…こう…。
ぜひ、みなさんもご自身の目で、どのような場所なのか、確認してみてください。きっと面白い小旅行になりますよ。

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展望「室」が消えているあたり、昔はあの建物が展望室としても使われていたのだろうことをほうふつとさせます。レインボーで彩られた、時代を何となく感じる看板ですね。

警備員さんのいる前を挨拶して通り過ぎ、1.7キロの旅は終了。
正式名称「東京港連絡橋」、1993年8月26日に誕生。御年来週で28歳。
これまでも、そしてこれからも、多くの荷物や人、更に夢までも運び、首都東京のちょっとした象徴として、その場に居続けるのかな。と最後は想いを馳せて、芝浦地区をてくてくとJR田町駅目指して歩きましたとさ。

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ゆりかもめが、ぐる~っと高度を一気に上げる、あの場所です!

最後におまけ

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東京モノレールがぐぐぐっとここを走ってまいります(多分そう。自信がなくなってきました…)

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あるものの”役割”を超えた”何か”が、カメラと一緒に歩いていると見えやすくなる、のかもしれません。

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Location:
 レインボーブリッジ レインボープロムナード [東京港連絡橋 遊歩道]
MyPartner(Camera):SONY α7iii / SONY  28mm F/2
Photo&Text:Anne

#MとW #mtow
#写真 #お散歩 #noteカメラ部 #旅  
#旅と写真と文章と #一度は行きたいあの場所 #レインボーブリッジ

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