#387【大阪】21mmで撮る結婚記念日の天王寺
こんにちは、旅するフォトマガジンMとWのキートン福永です。
自己紹介はこちら。
■11月23日はわたしたちの結婚記念日
※この記事は撮影当日の11月23日に書いてます。
突然ですが、本日わたしとツマドノの結婚記念日なんです。
勤労感謝の日にしておけば毎年必ず休みの日にお祝いができる!と我ながらに良い日に入籍びに選んだなと思っています(最後まで前日のいい夫婦の日と悩みました)。
■今年の記念日の祝い方
午前の用事を済ませ、昼からスタートということでまずランチから。
記念日ということでおしゃれな和食料理屋さんに行く気満々だったのですが、下調べが足りず臨時休業されており、急遽訪れたのがこちら『旬菜と海鮮 森田屋』さん。
天王寺という地柄から昼間から常連さんが楽しそうにお酒と食事を楽しんでおり、お店も大賑わいの満席。14年目の結婚記念日は熱燗とおでんで渋くスタート!
こういう気取らないスタイルもたまにはいいなぁと我ながら満足。
■意味はないけど、21mm縛りで写真を撮り歩く
今回の記念日とはまったく関係ないのですが、この日はLeicaに21mmのレンズだけで撮ってみるという思いつき企画を実行。
21mmは、ただその場で構えると目の前のものがほぼ全て写ってしまう厄介なレンズ、果たして初志貫徹できるのか!?
あべのハルカスも軽く全体を飲み込んでしまう21mm。フレームをコントロールしながら、”てんしば”を通って天王寺動物園の方へ。
それにしても、この辺りほんと綺麗なエリアになりましたね(昔は、ほんと無法地帯だったんです)。
■今回のメイン、メトロポリタン美術館展へ
わたしたち夫婦は数多くの美術館に行ってますが、実はここ『大阪市立美術館』は二人とも初めて(多分)。美術館のエントランスから見える通天閣、そして高速道路の向こうにはディープサウスOSAKAが、今日も様々なドラマを繰り広げられているはず。
さて、目的のメトロポリタン美術館展、残念ながら撮影NG(いい加減、時代錯誤やめませんか?!)ということで、ご興味がある方はぜひ、足をお運びください。
西洋絵画500年を振り返るというちょっと、いやメチャクチャ大胆な企画だけに『あの巨匠をこんな扱いにするのか!?』感も否めませんでしたが、ラファエロやクラーナハに始まり、カラバッジョやドガ、ターナーにフェルメール、エルグレコ、セザンヌ、マネにモネ、ゴッホにゴーギャンまで、大きく3つの時代に分けて紹介されてました。西洋美術史をちょこっとだけかじってる私でもパニック起こしそうな目眩く展開、まぁ、500年間ですしね、仕方ない。
でも、ある意味、国や時代や権力の変遷を展示されていない他の西洋絵画の代表作のことも思い出しながら、500年間の旅をできて楽しかったです。
大阪市立美術館、建築として見てもなかなか面白く(京都市美術館と似てるようで少し違う、Wikiで調べて納得)、特にシャンデリアはとても素敵でした。
■次はおしゃれなカフェを目指して
「美術鑑賞のあとは、オシャレなカフェに行こう!」と知り合いに事前に教えてもらっていたカフェまで散策。しかしながら、こちらも休業!!
いまの状況事前に電話で確認するがMustですね、ほんと反省です。
また、いつかチャレンジしなきゃ、ですね。
ちなみに、いきたかったお店はYARD Coffee & Craft Chocolateさんです。
■そして、偶然あのお店を発見!!
どこか、別のカフェでも探そうとフラフラと歩いていたら、良さげなカフェが、しかも2Fが本屋!?という建物を発見。なんとそこには、惜しまれつつ閉店したスタンダードブックストア心斎橋の移転先でした。
これは、奇遇だと2Fの本屋で写真集を眺め、1Fのカフェでひと休憩。
なんだかんだ予想外のこともありつつ、有意義な午後を過ごすことができました。
■締めは恒例の焼肉を!
祝い事がある度に『じゃぁ、焼肉食べにいこう!』となる我が家。
食べ盛りの娘がいるので、今回はカジュアルなお店で済まします。
ということで、結婚記念日の天王寺界隈、見て食べて歩いた充実した1日でした。
■本日の学び、セコガニ。
お昼に入った森田屋さんで食べたセコガニ。皆がセコガニ!、セコガニ!と注文するので私たちも食べてみました。調べてみたところ、松葉ガニの卵持ちのメスをそう呼ぶらしい。
一年の内たった2ヶ月だけしか採れない貴重なものらしく、また一つ勉強させていただきました。
ということで、大阪もまだまだ知らないところばかり、また時代によって街もどんどん姿を変えてくことを強く実感できた1日でした。
以上、キートンでした。次はどこに行こう!