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#433【台湾】台湾に行きたいわん 後編


どうも
明けましておめでとうございます。

年末年始はお酒を浴びるように過ごしていたきよてつです。家族や地元の友達と飲める酒は本当に良いものです。年々飲めなくなってきているのが最近の悩みです。


さてさて


今回は年末に書いた台湾記事の続きになります。

早朝、台北松山空港に向かいました。
初海外で国内線に乗る体験をしました。

何とか搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り込みます。
小型プロペラ機が初めてでかなり不安でしたが、飛んでみると少しプロペラ音が大きいくらいでした。

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40分のフライトにも関わらずジュースをくれたことに感動していました。

無事に空港に到着してほっと安心

どこに降り立ったかというと


花蓮空港です。


今回は花蓮、太魯閣渓谷をメイン回ってくれるガイド付きタクシーをチャーターしていきました。

早速、空港のタクシー乗り場でガイドさんと落ち合いました。
夫婦でやっているガイドさんで普段は旦那さんはタクシードライバー、奥さんは主婦だそうです。
奥さんの方は日本語が達者でとても助かりました。昔日本に住んでいたそうです。

行き先はガイドさんにお任せなので車に揺られるがまま到着したのは

七星潭海岸です。

この日は雲時々雨予報でしたが、綺麗な青色の海でとても感動しました。

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ゴロゴロ大きい石が転がっていたり、水切りに最適な平べったい石がそこらじゅうにありました。形が良い石は持って帰りたくなりますが、ここは持ち帰り禁止なのでご注意を。

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時間は自由に任せてくれるガイドさん。
放っておいたら遊び出すので早めに退散し次のスポットへ

地耕味玩味蕃楽園

道の駅と体験型の歴史資料館が合わさった感じの施設でした。

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謎のキャラクターがハイタッチを求めてきます。

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昔の花蓮駅を再現した場所があり、駅に止まっている電車にも乗る事ができます。


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またまた謎のキャラクター
でも可愛い

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昭和に日本でも走ってたミゼットみたいな形の車。
よく見たらフロント部分がバイクのような形をしてるのがグッときました。

進んで行くと当時の映画館がありました。

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映写機は年代物で見たことがない形をしていました。

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この映写機はまだ動くらしくたまに上映会をやってるらしいです。

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かっこいい…


地耕味玩味蕃楽園を後にして、ガイドさんがよく行く牛肉麺(ニューローメン)のお店に行きました。
牛肉麺は台湾のソウルフードらしく、初めて食べましたが美味しかったです。(写真なし


台湾のソウルフードを堪能した後はお目当ての太魯閣渓谷です。

太魯閣渓谷の断崖は珊瑚礁の海底が隆起したものらしく、太魯閣渓谷を流れる河「立霧渓」が何万年も浸食を繰り返して出来た渓谷です。岩肌はすべて大理石です。

行った当時は全く知らなかった太魯閣渓谷の成り立ち。
調べてみて太魯閣渓谷の雄大さがわかり、もう一度行きたくなりました。


まず、砂卡礑歩道へ案内してくれました。

砂卡礑歩道
全長4kmのコースで1930年日本統治時代に水力発電所のダム建設資材運搬用道路として作られたそうです。

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太魯閣は昔、「神秘の谷」と呼ばれていたらしいです。
山中は一般人の立ち入りが厳しかったためらしいです。地殻変動で今の姿になった砂卡礑渓の大理石の壁が独特です。

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日本ではあまりみない山の感じ

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比較的歩きやすいコースでしたが、柵も低く落ちると危険な箇所もあったので注意が必要です。

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こういう山に挟まれた空間が大好物です。

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岩壁の中を通る出場所が長い距離あるので頭上注意です。僕は頭を何回か打ちました。

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ここは屈まないと通れませんでした。

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水の色は青色で太魯閣ブルーとも言われてるらしいです。見るからにめっちゃ綺麗な水です。

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一番印象に残ってる場所です。
コースの周りは山に囲まれており、開放感がなく窮屈でした。この場所だけ大きく開けていました。ここだけ全てのサイズ感が狂う場所でした。

砂卡礑歩道は実は行き止まりなんです。
もう一度絶景を見ながら元の場所へ。
車に乗り込んで次の場所を目指します。


燕子口遊歩道

砂卡礑歩道とはまた違う雰囲気を見せてくれる場所でした。
見所は太魯閣峡谷、壺穴、湧泉、インディアンの酋長岩です。

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あまりに壮大でずっと開いた口が塞がらなかったです。
あのカメラがあれば鮮明に撮れてたでしょう。

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どのようにしてこの形になったのか、何故ここが抉れてるのかなど変な疑問ばかり考えていました。

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下を覗ける場所があるんですが意外と高かったです。

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地層ファンが見たら感動すること間違い無しですね。
にしても岩の模様は見てて飽きないですね。

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見上げてみると岩山に見下ろされてる感覚になります。
なかなか見ない光景。

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ガイドさんと合流するポイントまで歩いて行きます。
ドローン飛ばしたくなりました。

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何故ここだけ大きく開けているのか、また悩みました。

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トンネルはコンクリートで舗装されている場所もありましたが、ここからは岩肌むきだしのためヘルメットを装着しないと通れないトンネルで、落石も頻繁に起こってるらしいです。

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簡素なガードレールしかないのでなかなかのスリルが味わえます。人が点に見えるほどの岩壁のスケール…大好物です。

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真上を見てもこの高さ。
一回クライミングしてみたいです。

ここで太魯閣渓谷を奥に行くのは終わりで車に乗り、元来た道を戻ります。

太魯閣渓谷のツアーも最後のスポットになりました。

長春祠

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中部東西横貫公路建設工事中に亡くなった人を慰めるために作られた祠。


さっきまで花蓮から太魯閣まで車で行っていた道路は機械で掘られたわけではなく全て手掘りで作られた道路らしいです。全長192.8km。太魯閣の岩肌は全て大理石で脆く、崩落したりしてしばしば通行止めになるそうです。今現在も、トンネルやルートの変更で工事が続いているそうです。

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長春祠は1980年と1987年に落石が祠を直撃し長春祠は全壊してしまったそうです。現在の長春祠は1997年に再建されたものです。

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長春滝と呼ばれる滝です。

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ここまで来るのに、整備されてる鍾乳洞のような遊歩道を通ってきます。
慰霊の場所なのでとても静かで神聖な場所でした。

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この恐怖のつり橋を渡って

禅光寺に到着しました。

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ここでお茶をして帰路に着きました。

帰りは花蓮駅まで送ってもらい、台鉄で約2時間30分かけて台北へ帰りました。

花蓮まではバス、電車、飛行機の手段があり、花蓮から太魯閣はバスとタクシーがあります。太魯閣でのバスは通れない道路や本数が少なかったりとするのでタクシーを使ったり、チャーターしたりするのがオススメです。
チャーター専用のページもあり、僕が行った時より便利になっていました。


今回の太魯閣の旅はほんの一部しか訪れてなくて、調べているうちにこんな場所もあったんや!の連続で太魯閣制覇したくなってきました。
海外に行った時の写真はその場所に行った気になるので、たまに見返したり、レタッチし直したりするのもいいものです。

これにて台湾の記事は終わりです。


ではでは







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