冒険研究所書店!
もう先月のこと。
本屋さんの話は関係なく、家族で出かける予定がありました。
場所は神奈川県・大和市。
社会人野球の試合観戦のためです。
わが寒村からだと山梨から中央高速に乗り途中圏央道へ。厚木からは下路で大和市へ・・・ゆっくり走って3時間なルートですね。
野球観戦は朝イチの第一試合がメイン。そうなると少し時間に余裕がある。他に何があったか?大和市・・・と周辺の地図を眺めてみる。
お、中央林間の駅。学生時代バイトで出かけた記憶がある。小田急線か・・・小田急あまりカンがないんだよな。(ワタシ中央線族でした。)
や、違う違う。このnoteでも見たんだ・・・そうだ!
北極冒険家・荻田泰永さんの「冒険研究所書店」の住所が確か大和市だ!
ほうほう、桜ヶ丘駅の駅前。そして目指す大和スタジアム・・・大和市と言っても広い、気軽に立ち寄れる距離なのかどうか・・・。
近ぇーじゃん!
これはもうからめない方がおかしいでしょう!
ちなみに。
大和スタジアムはドカベンスタジアムという別名があります。
これは水島新司描くところの「ドカベン」に登場する明訓高校の所在地が大和市であるという設定から・・・のようです。
だから、山田君もいます。
里中君もいます。
なかなか面白い球場でしたよ。プロのオープン戦くらいは出来るスペックでしょうか?
閑話休題。
noteでかつての冒険装備を展示するスペースから書店へと進化したことを知って、是非行きたいと思っていたんですね。
そうそう、荻田さんのnoteはコチラ。
しかし、なかなかいく機会がある場所じゃあないんですよ。大和市って。知り合いがいるわけでもなく何か特別なものがあるわけでもなく・・・。(失礼。)
本当に偶然に感謝ですね。
さてその、目当ての試合観戦を終えて。
書店目指して歩きましょう・・・と、桜ヶ丘駅付近、大きな道は少なく初見のものには若干分かり辛かったです。
暑い日だったしタイヘン・・・それでも15分程度でしょうか?(途中休憩したり)目指す桜ヶ丘駅付近に到着。
カンを掴めば10分足らずで行ける距離だと思います。
(事実店から球場駐車場までの帰路はそれくらいだったはず。徒歩8分、と記されているサイトもありました。)
さて駅前、どのあたりにお店が・・・と。
こんな車が停まっているじゃあないですか。これはもう荻田さんの気配そのものです。
100マイルアドベンチャーは荻田さんが日本で行っている子供向けのアドベンチャー・プログラムなのです。
ウチの来年6年生なんだよな。どうしようかな・・・。
・・・じゃなくて。
どうやら目的地にたどり着いた模様です。
クルマの向かいの2Fに、ありました。
階段下にはいかにも古本屋らしくワゴンセールの箱も。
階段を上がると、書店。そして冒険装備の展示。
店の外周に古本・中側のシマに新刊、という並びですね。
古本は荻田さんの読み終えた本でなく、買い取りもおこなっているそうで最近の小説など含め幅広く。しかし目が行くのは新旧冒険・自然関連の本ですね。
新刊もそれは同じ。冒険・探検・自然・・・あたりから幅を拡げ社会学・料理のあたりまで。大和市に縁のある作家さんの平積みも。特にやはり冒険というテーマに関してはマスターピースから最近の”亜種”まで含め大充実のラインナップ!
荻田さんの装備の棚は、フォト・SNSフリーです。
記憶では店の中央部、新刊の並んでいる辺りにソリなんかが・・・と思ったら同時期に銀座の蔦屋書店で展示中。そちらに出張していたのですね。残念。
でも残念・・・は必ずしも悪い事ばかりではなく結構好きだったり。何てったって”次”につながる様子のひとつになりますから。この日観れなかった展示のためにもまた出かけるでしょう、大和市。
肝心の本。
好みがものすごくかぶっているので既読の本も多数・・・の中から”いい本屋では必ず一冊”の法則に法り選んだのは、コレ。
橋本さんは「ドライブイン探訪」がとてもよかったんですよ。旅の本としても小歴史の本としても、人間の本としても。
そんな橋本さんが書く”例の騒ぎ”渦中の東京の本屋さん。これはもうつまらないわけがないだろう、と。
息子はアスリートの栄養学的な本を。
(本に関しては親バカもいいとこなので、希望の本をほとんど買ってもらえます。そう、自分がそうしてもらったように・・・です。)
つい先日まで上記の100マイルアドベンチャーに同行していたため店には不在だった荻田さんですが(タイミング的にもラッキーだったというワケです。この日は100マイル・・・に参加した、という子とそのお父さんにも逢うことができました。)基本的にはお店にいるようです。
滅多にいない北極探検家(や、荻田さんだけか)とお話しし、お薦めする本を買えるのはもちろんここ、冒険研究所書店だけ。
必ずまた、お邪魔したいと思ってます。
ついでに。
いい本屋とカフェって、ある程度以上黄金の組み合わせで、理想のワンセットですよね。戦利品を愛でつつくつろぎつつ、お茶を一服。
冒険研究所書店を出てすぐ、こんなカフェで家族で休憩。
タコライスもランチプレートも美味かったですよ。ちょっとオーガニックで、”例の騒ぎ”下もあまり気にしなくていられるような感じのいい場所。
この時間があるから前に訪れた書店の印象もよくなる。やはりいい組み合わせです。
そうそう。
もちろん荻田さん本人ともいろいろお話させていただき、ちゃっかり記念撮影も(家族写真なんで載せませんが)撮ってきたわけなんですが。
荻田さん、なんとワタシというかウチというか・・・coldmountainstudyのこともうっすらご存知で。
周辺の話も含めいつかこちらにも・・・なんてことに。もうビックリな展開。
愉しみはさらに続いて行くようです。
やはり現地に足を運んでこそ、ですね。
いい休日、いい旅でした。
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coldmountainstudy 店主:鳥越将路
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