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「できない」と思ってきたことも、実は「できる」かもしれない

私は幼いころからずっと、自分は手先が不器用だと思って生きてきました。
だから料理や裁縫なんかも苦手だと。
「料理は苦手なんですよね( ;∀;)」なんてセリフを今まで何度言ってきたことか。泣

なぜそう言い続けてきたかというと、きっかけは小学生ぐらいのときの
お手伝いだった気がします。
母や祖母から、
「あんた不器用だね~」
と、料理を手伝うたびに言われていました。

大した料理の経験値も積んでないのに不器用と言われ続けた幼少期から、
「自分は不器用なんだ」と思い込んでいました。

不器用と言われると、下手だねと言われているような感覚。
そのため苦手意識も強くなり、
やりたくもなくなるし、私には上手くできないと思い込んでいるため
当然いい出来にはならない。
そんなこんなで気付いたら大人になっていました。

大学を卒業して一人暮らしのうちは、料理に対して苦手意識健在のままでした。
でもパートナーと暮らすようになり、料理をしないわけにはいかないため
「私料理下手だけどごめんね」
と予防線を張りながら、レシピ通りに作っていました。

すると、気付いたんです。
「あれ、別に普通に作れてるじゃん」
パートナーも、
「全然下手じゃないよ、普通に美味いもん。上手じゃん」
そう言ってくれたんです。

昔からずっと苦手だと思って生きてきて、好きではなかったことも
大人になってやってみたら、別にそうでもなかったり。
少ない経験値で「得意」「不得意」を決めつけてしまうのは
違うかもしれない。

もし私がいつか母親になったら
子供の可能性を広げてあげられるような言葉の選び方をしていきたいです。
結構大事なことなので、胸に刻みたいと思います。

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