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自分を励ましてくれる人格「ポジ子」さんの誕生で未来に向かって少しずつ歩み始めた話〜ポジキャリ体験談〜
「これからの人生、何をどう選択したら正解なのだろうか」
「自分は何もできないダメな人間だ」
「また選んだ道で失敗したらどうしよう」
2022年9月の私は現在地を見失い、過去に捉われ自分を責めてばかりでした。
この投稿はPOSIWILL CAREERのキャリアパーソナルトレーニングに取り組み、ワークのよかった内容や体験後の自身の変化をまとめたものになります。
私はPOSIWILL CAREER(以下ポジキャリ)の体験談に出てくるような
有名大学を卒業し大企業に入社した経歴などありません。
短期離職を繰り返し、早めに結婚をし、現在パート中。
自分自身を
「社会人として立派に頑張ることができていないし、これからもそうだろうな」
と思っていました。
ですが自分に全く自信がない私でも、ポジキャリのワークを通して
自分の経歴を受け入れ、自分の心の声に耳を傾け、
未来に向かって小さな一歩を踏み出そうと前を向けるようになりました。
私がポジキャリを通して実感している具体的な変化は以下の5つです。
自分を否定せず、過去を受け入れ、励ましてくれる自分が生まれた
思考の癖を見つけることができた
内省し自分の思いや考えをアウトプットする習慣が身についた
自分の強み、モチベーションの源泉を知ることができた
これから挑戦してみたいことが具体的になった
私と同じように、自分の過去を否定してしまう方へ
過去の失敗から正解の道を選ぶことに捉われている方へ
ポジキャリに挑戦したいけど自分には無理かもと躊躇っている方へ
この記録が少しでも参考になれば幸いです。
わたしの経歴
ワークの詳細に触れる前に、私の経歴について触れています。
ポジキャリの無料カウンセリングや本面談の詳細が特に気になる方は、読み飛ばしていただいて構いません。
私の経歴
2018年 都内の私大卒業後、新卒でアパレルの会社に入社
2020年 店長経験後、結婚を機に退職
2021年 友人の紹介で生命保険会社に入社するも合わず、4ヶ月で退職
2021年〜現在 個人店のパン屋でパート勤務
新卒の就活は自分のやってみたいことはぼんやりあったものの
自分の気持ちに蓋をしていた結果、就活の軸を見失い都内から静岡の実家に戻り
アパレルのバイト以外は家に引きこもるようになりました。
そのバイト先で運よく当時の店長に「新卒募集してるから受けてみたら」と言っていただき、やりがいを感じていたのもあるけれど、何よりバイトしてるし受かりやすいかもと思い応募したという経緯があります。
また結婚を機にアパレルは退職し、転職活動をしましたがその時も自分のやりたいことできることは何か考えることを避け、早く正社員になれそうだという理由で、
保険会社に勤めている友人に紹介してもらう形で入社を決めました。
私は、新卒の就活時も転職活動の時も
「本当にやりたいこと」を考えたり自分と向き合うことは避け、
楽に入社できる選択をしていました。
結局生命保険会社の仕事は私には辛く、うつ病の診断を受け退職しました。
結婚したばかりの夫と家族に迷惑をかけたことを申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。そして、自分で選んだ道を正解にできなかった。頑張り続けることができない私は弱いと何度も自分を責めるようになりました。
ずっと自分の過去の選択に後悔していながら生きていたのですが、パン屋のパートを始めて、気持ちの不安定な時期を少しずつ乗り越え、退職から1年半ほど経った頃から「自分をもっと好きになりたい」「環境を変えたい」と思うようになりました。でもそれと同時に「次は間違えてはいけない」と思ってしまいなかなか動き出すことができませんでした。
そんな時、人事をしている叔母に仕事を紹介してもらう機会がありました。
在宅でできるし大企業で安定していて、いい話だ!と思ったもののなんだかモヤモヤしてきました。
自分自身と向き合わず、人から紹介された道を選ぶ。
これは今までと同じ選択の仕方をしている気がする。
このままだともしかしたら私はまた失敗してしまうかもしれない。
ふと、以前無料カウンセリングを受けたことのあるPOSIWILL CAREERの存在を思い出しました。一回目に受けた時は、生命保険会社で働いている最中だったため
自分の話をするのが苦しすぎて本継続は難しいと思い諦めました。もう一度無料カウンセリングを受けることはできないだろうかと思い、運営事務局に問い合わせをした結果、ありがたいことに2回目のカウンセリングを設けてくださいました。
無料カウンセリング
2回目の無料カウンセリングの担当は大木綾乃さんでした。
綾乃さんはこちらが話したくなる柔らかい雰囲気と確かな傾聴力をお持ちで
鋭い深掘りの視点とポロっと出たことを瞬時に汲み取り纏めてくださったおかげで
無料カウンセリングがとても実のある時間になりました。
カウンセリングを通して得た気づきは以下
・綾乃さんから「どんな環境に行っても1つ1つ合わない理由が違うから、職種を選択する前にやはり自己理解が大切なのでは」と言っていただき、
→今後何を選択し行動するかの前に、自分と対話し、自分の人生で譲れないもの
大切にしたい価値観を探ることが重要なんだ と思いました。
・私は良くも悪くも人の影響を受けやすいので誰と働くかが重要
・高校時代の放送部の経験から、
自分に期待をしてくれて、責任感を感じられる職場環境があっているのかも
同じ熱量で働く仲間の存在(一番いいのは、利害のない目標をそれぞれが持ち、応援し合う形)
綾乃さんには「なんでそう思ったのか」何度も何度も聞かれ
今まで考えたことなかったような所まで深く深く入っていくような感覚になり、
一人では気づけなかった視点にたどり着くことができました。
深掘りってこういうことかと実感できたのは大きかったです。
今後の選択や行動を考える前に一度時間を取って第三者に伴走して貰いながら、自分としっかり向き合うことで、自分を好きになれる道や正解にできる道が見つかるかもしれないと思いすぐさま申し込みをしました。
本トレーニング
本トレーニングの担当は山崎花菜さんでした。
花菜さんも、物腰が柔らかくて本当に話しやすかったです。
こちらが言葉に詰まったり、うまく伝えることができなくても冷静に意訳してくださったり、時に主観的にどう思うか伝えてくださったり、私の立場だったらどうするか考えて話してくださることもあり一緒に伴走してもらう安心感がありました。
事前準備(面談で取り組むワークシートに入力し自分の過去を捉え直すこと、内省するなど)やトレーニングの全5回は私にとって、全部充実した時間だったのですが、全てに触れるととても長く読みづらくなりそうなので少し割愛し
実際に効果を感じたワークと自身の変化についてまとめていきます。
実際のトレーニングで特に効果を感じたワーク
自己受容ワーク(付録)
人生理解ワーク(第二回目)
仕事理解ワーク(第三回目)(最後の第五回目でも触れていただきました)
まず「自己受容ワーク」ですが、これは付録として必要であれば取り組んでいくもので全ての方が取り組むものではないと思います。
【ワークの内容】:1日を振り返り、できたこと、うまくいかなかったことを挙げ
それに対して褒め言葉や受け止め言葉をかけていくというもの。
【なぜ取り組むことになったか】:第一回目の面談で、過去を受け入れられない・完璧主義で結果に捉われ、プロセスを見ることができず自己否定することから、「自己受容が最重要課題」ということになり、ワークに取り組むことになった。
【取り組んだ結果】:小さなことでも自分を褒める習慣がついた。
受け止め言葉を自分にかけるようになった事で、自分の中にどんな時でも励ましてくれる人格が形成された。また自分を冷静に「今こういう事で落ち込んでるかもね」などと客観視することが増えた。
「自己受容ワーク」は私にとって一番効果を感じたワークです。
以前は落ち込んだ時、ミスをした時など必ず自分を責めてしまっていたのですが
このワークを始めてから責める自分もいるけれど、
「ま、しょうがない!落ち込みすぎないで〜!」と明るく自分に声かけしてくれる「ポジ子さん」(勝手に自分でそう呼んでます)が生まれました。
「ポジ子さん」のおかげで職場でミスをしても自分を責めすぎなくなったり、職場の人が全員「私を使えない人間だと思ってるんじゃないか」という気がして勝手に仕事しにくさを感じていたのですが、それは自分に対して自分がそう感じているんだと思うようになり、生きにくさが少し軽減されました!
次に「人生理解ワーク」についてです。
【ワークの内容】:
①家族一人一人を言語化し家族における自分の立ち位置や振る舞いを整理する
②人生をグラフで表し、ポジティブ・ネガティブ体験を整理する
【なぜそのワークを行うのか】:幼少期の家族との関係性から形成された自分の思考の癖を知るため。過去の人生からモチベーションの源泉を知るため
【取り組んだ結果】:
・知らぬうちにできた思考の癖に気づいた。
・過去の出来事はしょうがなかったことと改めて捉え直し受け入れた。
・過去のポジティブ経験からモチベーションの源泉を知った
【気づいた思考の癖】:
・5歳の時、母と父が離婚寸前になった、いつも大人の動向を見ていた→母の居場所は私が作らなければと思うようなった。誰かの顔色を伺うようになった。我慢や寂しさ、主張することで関係が変化することの恐怖を覚えた。自分の気持ちを抑える場面が増えた。
妹が母に怒られていて、恐怖を感じていた→母に怒られないようにしなければならない。姉なのだからちゃんと真面目に褒められるように生きよう。完璧にしっかりやらなければと思っていた。
過去の出来事が今の思考の癖を形成していると考えたこともなかったので、目から鱗だったし当たり前だと思っていた物の見方が変わるような感覚になりました。
一回目と二回目の面談を通して、現在の視点から過去を受け入れ捉え直すことを繰り返したことで、他の後悔も「ある種しょうがなかったかも」と感じるようになり、自分に感じていた否定感が減少しました。
花菜さんがこのワークでおすすめの書籍を紹介してくださり、
この本を通してさらに自分の思考の癖を和らげることができそう!と感じたので
共有します↓。(まだ全部を読めていないので、いつか感想noteにまとめたい…)
最後に仕事理解ワークについてです。
【ワークの内容】:キャリアの棚卸
【なぜそのワークを行うのか】:仕事の体験を振り返り、仕事に対する価値観や今の自分にできること知るため
【取り組んだ結果】キャリアを整理できた。
STARの法則に則り、自己PRを整理することができた
自分に何も強みがないと思っていたので、トレーナーと一緒に自分の強み、転職活動時に使えそうな自己PRのエピソード整理ができたのは大きな体験でした。
また、入社理由や退職理由から軸を見た結果「誰かの日常に活力を届けたい」という思いに気づくことができました。
トレーニング1ヶ月ずっと頑張れた訳ではない
上記ワークを通して変化を実感できたものの、私は1ヶ月丸々本気で頑張れませんでした。これからのことを考えようとすると自分の悪い癖が出てきて現状維持でいいかも、やる気が出ないな、めんどくさいなと思うようになりました。
このままでは何も変われないと思い、トレーナーの花菜さんに喝を入れてください!!と懇願しました。花菜さんからは、
「「面談を頑張りたい」という海里さんのお気持ちが溢れていると、私は感じました。気持ちが不安定な中で、喝を入れてほしいと言えることが素晴らしいと思います。既に海さんは頑張っています。まずはそんな自分を褒めてあげてほしいです。」とおっしゃっていただき、
「なぜそのような思考に至ったのか内的要因と外的要因にわけて客観視してみては?」というアドバイスもいただきました。
そのアドバイスをすぐに実行し、やる気が出なくなった要因を分析しました。
外的要因:体調が良くなかったこと(風邪気味だったこと、生理前のPMS)
内的要因:やりたくないこと、頑張ることの避け癖がある
現状を変えたい自分とこのままでもいいかもと思っている相反する気持ちを持つ2人の自分がいるような状態になっている。
これを踏まえてトレーニング中どう乗り切るか
・オンオフの切り替えを意識する。コンディションの良い時に集中する癖をつける
・紙に書き出す、PCのメモとかに打ち込みまずは動作を伴うアクションを起こすそうすると自分はじわじわ続けられる
・めんどくさいなやる気出ないなという感情も抑えてしまうとそっちが暴れ出すので、全ての感情を吐き出し認める
という結論を出しなんとかワークを乗り切ることができました。
せっかく変わりたくて取り組んだのに、やる気がなくなったとトレーナーに打ち明けるなんて恥ずかしいと感じたのですが、打ち明けた結果さらに自分と向き合うことに繋がり対処できたのでよかったです。私はPMSが重く薬も飲んでいるのですが、多分これからも当たり前に来る1ヶ月のサイクルの中で「何もかもMAXめんどくせ〜!」時期が来ると思います。その度にトレーナーからの愛のある喝を思い出してなんとか乗り切りたいです。
(ちなみに、1ヶ月後のPMSの時期もやっぱり体調が悪くなりました!病院に通い薬も処方してもらっていますが、抗うことのできない不調なのだと割り切り、そういう時は無理に頑張るのではなく、この時にしっかり休めるように元気な時でカバーするようにしよう!と思いました)
これからの私
面談を通しての大きな収穫がもう一つ。
私の心の中にずっとあった「表現者になりたい」という思いを
自分で認めてあげることができるようになったことです。
新卒の就活時から漠然とあった思いに蓋をし続けていたのですが、
自分自身の過去受け入れ、自分を心から励ましてあげる「ポジ子さん」のおかげで
その思いにこれ以上蓋をしなくてもいいのではと思うようになりました。
今後どう行動していくか簡単にまとめると
・年末まではパン屋のパートを続けながらnoteで文章を書いてみる。
今考える表現の仕事=文章を紡いでいくことと考えたので、まずは発信する。
言語化レベルを上げて、文章を書くことをまずは楽しみたい。
・引き続き、内省をしながら「誰かの日常に活力を届けたい」という思いについてもっともっと深掘りをし、今後も軸を模索する。
・将来PCひとつで働くスタイルを実現するため(一つの候補として今考えている)web系職種へ未経験転職をする。市場価値がなかったら、お金を貯めて専門的知識を蓄えてからまた挑戦する!
花菜さんに「自己内省の量」を褒めていただき、確かに自分は内省をすること、
思いを書いたり打ち込んだりすることで新たな気づきが得られて楽しいと感じているなと思いました。
そして自分を客観視すること、考えをしっかり言葉で相手に伝えることができるようになればもっと自分は生きやすい!と気づいたので、
まずは言語化レベル向上のために文章を「楽しみながら」書くことを実践したいです。そしていずれは、「表現者になりたい」という思いを文章を使って実現したいと考えています。
おわりに
私はポジキャリの面談を通して、自分の過去の選択、経歴を認めて自分を励ますことができるようになり、今後の人生の解像度が上がったなと感じています。
自分自身と向き合うことでようやくスタートラインに立ったのだと思います。
これからフワッと湧き上がった思いをさらに深掘りして軸を具体的にしていくこと、新しいことに挑戦したり、試行錯誤を繰り返したり、新しい職場に身を置いたりと変わり続ける必要がある!と思っています。
これから選んだ道を正解にできるか、今の私には正直わかりません。
でも始まってもないのに正解不正解はわからないよなと思うようになり、
まずはやってみる!少しずつでも進んでみる!という気持ちで生きています。
私の場合、ネガティブな自分は完全に消えることはなく共存しています。
けれどもワークを通じて生まれた自分を励ます人格「ポジ子」の私も共存しているし、何よりこの1ヶ月自分と真剣に向き合い続けたことが少し自信になりました。
ネガティブな自分も受容してあげながら、これからも内省し自分自身と向き合い行動し続けていきます。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
この投稿が少しでも誰かのお力になれたら幸いです。