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プレミア12 🇩🇴ドミニカ共和国代表 映像付き選手一覧


Wilber Perez(🇺🇸独立ATLスタテン島)
ウィルバー・ペレス

22年までホワイトソックス傘下に所属、現在は独立リーグを渡り歩いているリリーフピッチャー。ストレートとスライダーが主な球種?

Gerald Ogando(🇺🇸独立ATLレキシントン)
ヘラルド・オガンド

スリークォーター気味のアームアングルから威力のあるボールを放る若手パワーリリーフ。昨年までDバックスに所属も現在は独立でプレー。奪三振能力は圧巻。

Franklyn Kilomé(元🇲🇽プエブラ)
フランクリン・キロメ

2023年に茨城アストロプラネッツに所属し一時阪神が助っ人候補とした、最速153キロと長身から落差のあるカーブか武器のリリーフ。今季はメキシコに挑戦も打ち込まれ僅か5試合で退団。

Henry Henry(🇺🇸NYM傘下1A+)
ヘンリー・ヘンリー

2022年のパドレス傘下時代にホークスの秋季キャンプに参加。速球派のリリーフで今季はメッツに移籍も1A+で打たれてしまった。本当に本名がヘンリー・ヘンリー。

Dionys Rodriguez(🇺🇸STL傘下1A+)
ディオニス・ロドリゲス

昨年までは先発として投げることもあったが今年は一年を通してリリーフに専念、33試合を投げ50.1IP,防御率2.32,52K,21BBと良い成績を残した。

Luis Vargas(🇺🇸ATL傘下1A+)
ルイス・バルガス

キレのあるスライダーを投げ込む先発投手。ブレーブス1A+にて13試合に先発し64回で65三振。昨年には継投ノーノーを達成している。

Jorge Juan(元🇺🇸ATL傘下2A)
ホルヘ・フアン

身長203cmという長身を生かし角度のあるストレートとカーブを投げるリリーフ。奪三振率が非常に高く今季K/9は12.89と優秀な数字。

Wily Peralta(元🇺🇸PIT傘下3A)
ウィリー・ペラルタ

かつてブリュワーズのエースとして活躍した事もあるベテラン。近年はリリーフを中心に登板しているが、ドミニカWLではスターターを務めている。近年は成績不振も経験を買われての代表入り。

Joelys Rodriguez(元🇺🇸BOS)
ジョエリー・ロドリゲス

元中日のパワーレフティ。今季はMLBで14試合に登板した後FA。かつては160に迫る豪速球が武器も現在は球速の衰えが顕著になってしまった。独特のアームアングルは健在。

Diego Castillo(元🇺🇸MIN)
ディエゴ・カスティーヨ

平均95マイルを超えるシンカーとスライダー武器に活躍するファイヤーボーラー。年々平均球速が低下していたものの今年はV字回復、投球の大半を占めるスライダーのピッチバリューも改善された。

Hector Perez(🇹🇼統一)
ヘクター・ペレス 
CPBL登録名:裴瑞兹

2023年までレイズに所属し、今季からCPBLのライオンズにてプレー。絶対的セットアッパーとして36試合に登板、防御率1.50でチームの優勝決定戦進出に貢献。

Pedro Fernandez(🇹🇼樂天)
ペドロ・フェルナンデス
CPBL登録名:威能帝

90マイル前半のフォーシームとキレのあるスライダー・チェンジアップで空振りを取る先発。当初はロースターに名前がなかったものの、なんか急に入ってたのでびっくり(本当に急)。

Victor Lopez(🇯🇵西武)
ビクター・ロペス

大柄な体格から力強い150キロオーバーの速球を投げる。春先は先発で140キロ中盤で調子が悪かったものの、後半戦で救援起用となった以降素晴らしい成績を残しており来季の支配下候補として西武ファンから期待の声が上がっている。

Robert Corniel(🇯🇵広島)
ロベルト・コルニエル

NPB歴代2位の最速165km/hを記録した、カープアカデミーの星。昨年は先発投手を務めるも今季はリリーフのみの登板。豪速球とジャイロ回転で鋭く落ちるスライダーが武器。

捕手

Daneurys De La Cruz(元🇺🇸DET傘下1A)
ダネウリス・デラクルーズ

今シーズンはデトロイトタイガースの1Aでプレー。捕手登録だが守ったのは僅か2イニングのみで、一塁や外野の方が圧倒的にポジションに着いているのでおそらく第三捕手。

Randy Florentino(元🇺🇸BAL傘下1A+)
ランディ・フロレンティーノ

1A+では23試合で捕手として出場。打率.263,1本塁打でOPSは.659という成績だった。ドミニカWLでは開幕直前にエロイ・ヒメネスやラファエル・モンテロらが絡む4対4のトレードで移籍した。

Frank Rodriguez(🇺🇸LAD傘下1A+)
フランク・ロドリゲス

今季は3Aにも(一瞬であるが)昇格した23歳の若手捕手。打撃では良くない成績で、盗塁阻止率は20%ほど。しかしながらパスボールは許していない。

内野手

Michael De Leon(元🇲🇽レオン)
マイケル・デレオン

両打の選手で、遊撃を中心にセカンドも守る事ができるユーティリティプレイヤー。トレードでレオンに移籍後成績が落ち退団した。単打が基本も稀に長打がある。

Arismendy Alcantara(元🇲🇽キンタナロー)
アリスメンディ・アルカンタラ

去年までは日本ハムでもプレーしたスイッチヒッター。NPB史上20人目の左右両打席で本塁打という記録を持つ。率は低いながら当たったときの飛距離は凄まじい。

Andretty Cordero(🇲🇽アグアスカリエンテス)
アンドレッティ・コルデロ

圧倒的なパワーツールが魅力の強打者。メキシカンリーグ一年目となる今季は90試合で14本塁打,打率.342,OPS.927という圧倒的スタッツでチームの中心打者の1人として活躍した。

Alen Hanson(🇲🇽ケレタロ)
アレン・ハンソン

ブルージェイズなどでプレーした後2023年にBC茨城に入団、その後日ハムでプレーしたスーパーユーティリティ。メキシコでは16本塁打&OPS.926という打撃に加え、セカンドやセンターを守る。

Kelvin Gutierrez(🇲🇽ケレタロ)
ケルビン・グティエレス

MLBでは19〜22年にプレー。メキシコでは11本塁打と出塁率4割超&OPS.903の打てる遊撃として大活躍。ドミニカWLでは三塁を守る事も。

Rainer Nunez(🇨🇦TOR傘下2A)
ライナー・ヌニェス

2022-2023年にはドミニカWLの新人王を獲得したブルージェイズの一塁手プロスペクト。今季は2Aで12本塁打を放ち、チームNo.1のホームラン数となった。

José Devers(元🇺🇸MIA)
ホセ・デバース

バットを短く持ちコンタクトを狙う巧打者。レッドソックスのラファエル・デバースの従兄弟であり、今季は3年ぶりとなるMLB復帰を果たした。

外野手

Micker Adolfo(元🇲🇽レオン)
ミッカー・アドルフォ

元ホワイトソックスの有望株だったが、三振の多さが目立ちリリースされた。しかしながらパワーは本物で、芯を食った時のパワーは凄まじい。

Ricardo Cespedes(🇲🇽カンペチェ)
リカルド・セスペデス

MLB傘下リリース後は米独立やドミニカ・コロンビア・メキシコなど多数の世界でプレーした経験豊富なセンター。23年には米独立で25盗塁を記録するなど足が速い。

Pedro Gonzalez(🇺🇸独立ATLレキシントン)
ペドロ・ゴンザレス

豪快なパワーで打球をどこまでも飛ばす強打者。米独立最高峰のアトランティックリーグで29本塁打をマークし、先日中信兄弟との強化試合では特大の3ランを放った。

Luis Mieses(🇺🇸TEX傘下2A)
ルイス・ミエセス

190cm, 105kgの恵まれた体格が産む力でボールを叩き込む長距離砲。今季はマイナーで計12本塁打をマークし、長打率は.470だった。

総評

当初は元阪神でKBOで無双しているメル・ロハスJr.や元中日のアキーノなど参加選手の発表を10月から行い、今後のメンバー発表が非常に期待されていたものの10半ばに発表を突如中止。その後開幕直前になってロースターを発表したもののそこには彼らの名前はありませんでした。
これについてドミニカ現地のリポートによると「LIDOMがあまりプレミア12に積極的ではなかった」と挙げられていました。
メキシコはリーグの協力的な態勢によって良いメンバーを作りましたが、ドミニカはリーグ>代表という状態なのでこの点で非常に残念ではあります。
そのような状態の中でもFA組を中心にそれなりに戦えるメンバーは揃えて来ました。今回と似たような戦力だったオリンピックでは、日本に9回逆転されるまでは勝っていましたし、兵役免除のかかっていた韓国を破り銅メダルを獲得しています。スーパーラウンド進出の可能性は十分にあるので非常に楽しみ。

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