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プレミア12 🇵🇦パナマ代表(ほぼ)映像付き選手一覧

投手

Severino González(🇲🇽ハリスコ)
セベリーノ・ゴンザレス

中南米王者の座を争うカリビアンシリーズではパナマ代表のクローザーとしてこれまで5大会に出場。その他WBCやパンアメリカンでの経験も多数。92マイルのツーシームとチェンジアップ・スライダーが投球の軸。

Steven Fuentes(🇲🇽ハリスコ)
スティーブン・フエンテス

90マイル前半のシンカー気味に沈むボールでゴロを量産する先発投手。2020年にはナショナルズのプロスペクトランキング入りするも3Aの壁にあたり苦戦。

Alberto Guerrero(🇲🇽レオン)
アルベルト・ゲレーロ

WBCにも出場した、193cmの大型右腕。昨年は先発としてメキシコで投球も、今年はリリーフを務めた。94マイルのナチュラルシュートと大きく沈むチェンジアップが武器。

Dario Agrazal(🇲🇽ユカタン)
ダリオ・アグラサル

2019年にパイレーツで14試合に先発したことのある投手。制球力と変化球で勝負するタイプで、投球の大半がシンカーとスライダー、メジャーやマイナーキャリアを通じてBB%が低い。

Kenny Hernandez(🇲🇽プエブラ)
ケニー・ヘルナンデス

今シーズンからメキシカンリーグに移籍。マイナー時代は先発を務めることが多かったものの、現在はリリーフの役割を果たしている。右打者の内角に食い込むようなスライダーが特徴。

Enrique Burgos(元🇲🇽オアハカ)
エンリケ・ブルゴス

MLBではダイヤモンドバックスで73試合に登板したリリーフ。4シームを主体とした投球で、かつての球速よりはやや出力が落ちたものの、WBC予選でもストレートのゴリ押しで無失点に抑えた。

Gilberto Chu(🇨🇦独立ケベック)
ギルベルト・チュー

スリークォーターの左投げリリーフ。2022年まではナショナルズ傘下でプレーし、今年はフロンティアリーグでプレー。18試合で防御率1.85の成績でチームの優勝に大きく貢献。

Kevin Rodriguez(元🇺🇸WSH傘下1A)
ケビン・ロドリゲス

スライダー・チェンジアップで三振を量産するサイドスローリリーフ。1Aで29試合に出場するも、7月途中でナショナルズからリリースされた。

Bryan Caceres(🇺🇸WSH傘下1A+)
ブライアン・カセレス

テイクバックの小さい独特のフォームから力強いボールを投げる先発投手。シーズン終盤にかけて成績が向上し、最後に先発した5試合では僅か3点しか失点を許していない。

Miguel Gomez(🇺🇸WSH傘下1A+)
ミゲル・ゴメス

映像無し🙇
頑張って探しましたが中々投球映像が見つからないので断念。1A+ではK%21.2%,BB7.8%と良好な数字をマーク。パナマ代表としてはU18大会に出場経験あり。
投球映像はなかったもののインタビュー動画を見つけた↓

Wilfredo Pereira(🇺🇸STL傘下2A)
ウィルフレッド・ペレイラ

横曲がりするスライダーと真下に沈むように落ちるチェンジアップ、93マイル前後の速球を投げる。WBCにも選出された選手で、先発と中継ぎどちらもこなしていた。

Kevin Miranda(🇨🇦TOR傘下2A)
ケビン・ミランダ

スリークォーター気味のフォームで投げる先発兼リリーフピッチャー。今季初めて昇格した2Aでは防御率2.86と好投した。

Abdiel Mendoza(🇨🇦TOR傘下2A)
アブディエル・メンドーサ

今季は主に2Aにて先発と中継ぎ両方で出場。サイドスローからシンカー・スライダーを駆使しゴロアウトを産む。

Jaime Barria(🇰🇷ハンファ)
ハイメ・バリア

エンゼルス時代は先発中継ぎどちらもこなし通算134試合に出場。今季途中でKBOに移籍し19試合に先発した。第一試合のオランダ戦での先発投手として公言済み。

Alberto Baldonado(🇯🇵巨人)
アルベルト・バルドナード

調子の波と制球面にやや難ありもNPB屈指の奪三振能力と常時150キロを超える出力が武器のパワーレフティ。WBCに引き続きパナマ代表に選出、予選では胴上げ投手となったがプレミアでも宙を舞うことはできるか。

捕手

Mario Sanjur(🇵🇦オシデンテ)
マリオ・サンフール

2019年まではエンゼルス傘下3Aなどでプレー、その後現在までパナマリーグにて正捕手を務めている。昨年はパナマで打率.263。

Robert Mullen(🇨🇦独立ウェランド)
ロベルト・ミューレン

カナダの独立リーグであるIBL(Intercounty Baseball League)のウェランドで活躍する捕手。今季は42試合で打率.335 本塁打7 打点42(一位)と大活躍した。

Fernando González(🇺🇸SF傘下Rk)
フェルナンド・ゴンザレス

今年のMLBドラフトでジャイアンツから指名されたばかりの新人。ジョージア大学ではほとんどの試合で捕手を務め、打撃ではOPS.896と結果を残した。

内野手

Xavier Quiroz(🇵🇦チリキ)
ザビエル・キロス

カリビアンシリーズやWBC'17大会予選の出場経験がある38歳のベテラン一塁手。昨年リーグ史上4人目の700本安打を達成したレジェンド。

Abraham Rodríguez(🇵🇦パナマメトロ)
エイブラハム・ロドリゲス

2019年までカブスのルーキーリーグにてプレーしたことのある、一塁と外野を守れるユーティリティ。昨年はパナマで打率.326だった。パンアメリカン大会にも選出。

Johan Camargo(🇵🇦パナマメトロ)
ヨハン・カマルゴ

2023年までブレーブスやフィリーズなどで通算424試合でプレーした両打のベテラン。二遊間を中心に内野全ポジションと両翼を守る事ができる。一時期アジア球界入りを視野も今年の3月に強豪:パナマメトロと契約。

Edgar Muñoz(🇨🇿ドラシ・ブルノ)
エドガー・ムニョス

俊足が売りのユーティリティプレイヤーで、二遊間と外野を守る事ができる。今年はチェコのドラシ・ブルノに途中加入、試合出場は僅か7試合ながら6盗塁(0失敗)を記録している。

Ruben Tejada(🇲🇽ユカタン)
ルーベン・テハダ

2015年のNLDSでチェイス・アトリーによる暴力的なスライディングの後、成績低迷に苦しんだものの代表やメキシカンリーグで今なお活躍し続けるパナマの遊撃手。大会ではキャプテンに任命された。

Joshwan Wright(元🇺🇸OAK傘下)
ジョシュワン・ライト

二塁と三塁を主に守るアスリート型の内野手で、カリビアンシリーズやWBCのメンバーとしても出場。今季は60day-IL入りするなど怪我に苦しみ7月にリリースされた。

外野手

Luis Castillo(🇵🇦チリキ)
ルイス・カスティーヨ

昨年のWBCではライトのレギュラーとして攻守に活躍。特に守備では台湾の鄭宗哲の大飛球を中翼のホセ・ラモスと衝突しながら捕球する大ファインプレーを見せた。

Jhonny Santos(🇵🇦オシデンテ)
ジョニー・サントス

カリビアンシリーズにて6年連続で外野レギュラーの座を掴み続けている強打の選手。2024年シーズンはパナマで打率.304,8本塁打,21打点をマークしMVPに輝いた。

Rodrigo Orozco(🇨🇦北米独立トロワリヴィエール)
ロドリゴ・オロスコ

俊足が売りのスイッチヒッター。パドレスの3Aまで昇格した経験があり、現在はフロンティアリーグに所属。昨年は12盗塁とOPS.814と活躍も今年は成績を落とした。

Jose Ramos(🇺🇸LAD傘下2A)
ホセ・ラモス

三振の多さなどまだまだ課題は多いものの、パワーや肩の強さなど大きなポテンシャルを秘めたプロスペクト。マイナーでは今季17本塁打を放った。WBC'23でもイタリア戦でホームランを打っている。

総評

プレミア12初参加となるパナマ代表。WBC'23の主力メンバーも多く、戦力としてはそれなりに期待はできるのではないかと考える。投手陣はメキシコやマイナーでそれなりに経験のある選手らに加えて、アジア球界からバリアとバルドナードを招集。(ここにメヒアやゲラなどもいたらなぁ)リード展開に持ち込めば投手層の厚さでかなり有利になるのは間違いない。
野手陣もカリビアンシリーズで実績のあるサントスやエイブラハム・ロドリゲス、ベテランのカマルゴやテハダなど良い選手を揃えてきたなという印象。一番の目玉としてはやはりホセ・ラモスだろうか、パワー・スピードに優れたセンターラインを大きく補強する選手で、彼を中心に今挙げた選手達で得点に繋げることはできるかどうかが大事。

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