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プレミア12 🇨🇺キューバ代表映像付き選手一覧

投手

Geonel Gutiérrez(🇨🇺アルテミサ)
ヘオネル・グティエレス

力強い直球を上の角度から叩き込む剛腕左腕。国内リーグで長年活躍しており今シーズンは15試合に先発し防御率2.85、過去にはノーヒットノーランを達成したことも。

Leodan Reyes(🇨🇺インドゥストリアレス)
レオダン・レイエス

以前にMLB契約を目指して亡命し、ナショナルズと契約間近という情報(フランシス・ロメロによる)があったものの帰国。150キロに迫る速球を投げる事ができ、LGとの強化試合でも140後半をマークしていた。

Andy Vargas(🇨🇺インドゥストリアレス)
アンディ・バルガス

2022年のU-23大会にも選出された若手右腕。キューバ国内リーグでは主に先発として出場し、93イニングを投げ防御率2.81、奪三振61。

Yankiel Mauris(🇨🇦独立キッチナー)
ジャンキエル・マウリス

(動画の途中で打たれてる42番の投手がマウリス)
大きく曲がるスライダーが武器のリリーフ投手。奪三振能力は高く今年はカナダの独立リーグで先発を務めたりし、13回を投げ13三振だった。登録名がMaurisだったりMauriだったり安定しない。

Raymond Figueredo(🇮🇹パルマ)
レイモンド・フィゲレド

イタリア野球セリエAの名門パルマに入団した剛腕。今季は17試合で7勝2敗,防御率2.17に加えて、優勝決定シリーズでは防御率0.00の超好投で優勝に大きく貢献した。

Frank Medina(🇮🇹ポヴィリオ)
フランク・メディーナ

長年キューバ国内リーグで活躍し、現在はイタリアで活躍し続けている37歳のベテラン。シンカーを武器に今季はリーグ最多投球回となる129回を投げ156三振を奪った。

Yusniel Padron-Artiles(🇨🇦北米独立ケベック)
ユスニエル・パドロン-アルティレス

ボストンレッドソックス傘下2Aでプレー経験があり、その後はカリビアンシリーズのパナマ代表や北米独立のケベックでプレーを続けている。大きな体格からリリースされる直球とカーブが投球の基本となる。

Yoennis Yera(🇲🇽タバスコ)
ヨアニス・イエラ

豊富な変化球と国際大会の経験が武器のベテランピッチャー。スライダーを軸にした投球で空振りを奪う。一応?ナックルボールも投げるらしいが、今はどうなってるのかは知らない。

Yoan Lopez(🇲🇽ラグーナ)
ヨアン・ロペス※辞退

巨人に所属していた事のある中継ぎ投手。160キロに迫る豪速球を武器にしていたが日本では活躍できず。しかしメキシコでは復活して防御率1.18。

Ronald Bolaños(🇲🇽元ラグーナ→🇲🇽WLロスモチス)
ロナルド・ボラニョス※辞退

2022までロイヤルズでプレーしていた実力者。150キロ台、かつファストボールがかなり動くボールの為非常にゴロ率が高い。メキシコでは先発を務めている。

Dario Sarduy(🇯🇵福岡)
ダリオ・サルディ

「モイネロ2世」として将来を期待されている18歳の若手先発投手。キレのあるカーブと直球で打者を手玉に取る。プレミアでは先発ローテの一角を担う事が期待されている。

Livan Moinelo(🇯🇵福岡)
リバン・モイネロ

2024年から先発に転向したキューバの絶対的エース。全ての球が一級品の精度を誇り、パリーグの最優秀防御率に輝いた。彼がどの試合に投げるかによってグループBの順位が左右されると言っても良い。

Frank Alvarez(🇯🇵元中日)
フランク•アルバレス

150キロのボールと鋭く曲がるスライダーが武器の投手。来日後サイドスローからオーバースローに転向し、先発から中継ぎにも配置転換された。結果を残す事ができず中日からリリースされたが、キューバの戦力としては非常に大きな力となる。

Raidel Martinez(🇯🇵中日)
ライデル・マルティネス

説明不要。キューバ、そしてNPBを代表する絶対的クローザー。

捕手

Andy Cosme(🇨🇺アルテミサ)
アンディ・コスメ

ハーレムベースボールやパンアメリカン大会でキューバ代表経験のある経験豊富な捕手。国内リーグでは今季打率.318,OPS.871。

Andrys Perez(🇨🇺マサンタス)
アンドリス・ペレス

強肩巧打の打てるキューバの正捕手。WBCには最年少で出場し、パンアメリカン大会では全4試合に捕手として活躍した。肩の面でいうと、キューバでの通算盗塁阻止率は.552と驚異の数字である。

内野手

Roberto Baldoquin(🇨🇺ラストゥーナス)
ロベルト・バルドキン

MLBを目指し亡命し、カージナルスの3Aにまで昇格した事のあるユーティリティ。帰国後は無双状態で、2023年にはOPS1.351,今季も1.0を上回った。

Yadil Mujica(🇨🇺マサンタス)
ヤディル・ムヒカ

コンタクトに優れた39歳のベテラン二塁手。元亡命選手で、ヤンキース傘下に所属後は台湾の社会人野球やメキシコも経験。現在は帰国し国内リーグ復帰、今季は136打席に立ち三振は僅か9。

Erisbel Arruebarruena(🇨🇺マサンタス)
エリスベル・アルエバルエナ

名前が長くて背番号に収まりきらないでお馴染みキューバの正遊撃手。亡命した後ドジャースでメジャーリーグ昇格も、色々あってキューバに復帰。韓国で行われたLGとの強化試合では本塁打を放ち、状態の良さをアピール。

Jean Walters(🇺🇸ARI傘下2A)
ジーン・ウォルターズ

セカンドを中心にショート・サード・外野を守る事ができる、スイッチヒッターのユーティリティプレイヤー。今年は1A+で2試合連続のサヨナラ安打を放つなど活躍して2Aに昇格した。

Cristian Rodriguez(🇯🇵中日)
クリスチャン・ロドリゲス

中日の育成から支配下へと昇格した期待のプロスペクト。まだまだ成長の途中にある若手選手で、韓国での強化試合では出塁率0.600とサンプル数こそ少ないものの確かな成長を見せた。

Ariel Martinez(🇯🇵日本ハム)
アリエル・マルティネス

中日から移籍後日ハムで活躍し、先月契約延長の報もあった神助っ人。代表では捕手としてプレーせず、内野を中心に出場する予定。

Yoan Moncada(🇺🇸元CWS→FA)
ヨアン・モンカダ

プレミア12に出場する選手としては初となる現役バリバリのMLBプレーヤー。(FAのため)
いわゆる就活の形で参加する訳だが、どのような成績を残しキューバを勝利へ導いてくれるのか。

外野手

Yoelkis Guibert(🇨🇺サンティアゴ・デクーバ)
ヨエルキス・ギベルト

オープンスタンスから引っ張り方向に鋭い打球を飛ばす、走攻守に優れた能力を持つセンター。キューバ国内だけではなく、メキシコやカナダの独立でもプレーした事がある。

Roel Santos(🇲🇽タバスコ)
ロエル・サントス

千葉ロッテでも活躍した事のある元助っ人。選球眼や自慢の走り打ちなどで歳をとって尚活躍し続ける。今季はメキシコで出塁率4割をマークした。

Yadir Drake(🇲🇽ユカタン)
ヤディル・ドレイク

日ハムでプレー経験のある、右打ちの元助っ人外国人選手。亡命から国内復帰後もメキシコへ派遣され続け、2季連続での打率3割をクリア。

Lazaro Armenteros(🇺🇸OAK傘下2A→FA)
ラザロ・アルメンテロス

元アスレチックスの有望株。パワーとスピードに絶対的能力を持つ5ツールプレイヤー候補だったが、K%が4割前後で安定するぐらいコンタクト能力があまりにも悪すぎたためリリース。初の代表入りでキッカケを掴むことができるか。

Alfredo Despaigne(🇨🇺グランマ)
アルフレド・デスパイネ

キューバ野球界における生ける大レジェンド。
ソフトバンクからリリースされた後、2024シーズンは久々の国内フルシーズン復帰。打率.378,ホームラン20,OPS1.319と化け物じみた数字を残した。

総評

今回のプレミア12ではWBCに引き続き、亡命してMLB傘下に所属している選手の代表入りを認めるという形を取り、その結果モンカダやアルメンテロスといったメンバーの招集に成功。
しかしながら主戦力となるのは主にキューバ国内組の選手。キューバリーグのレベル自体がそこまで高くなく、相変わらずおじさん達が無双し続けているため、実力がほぼ同等の国(🇹🇼🇦🇺)や格上の国(🇰🇷🇩🇴🇯🇵)がいるグループBにおいて厳しい戦いを強いられそうではある。

チームの鍵を握るのはやはりリバン・モイネロ…というかモイネロに関してはチームどころかグループBの鍵を握っているといっても過言ではない。モイネロは日本シリーズの疲労を考慮して初戦のドミニカ共和国戦での先発登板を回避。そのためどこでモイネロが投げるかによって、スーパーラウンド進出争いは更に混沌を極める。
プレミア12はWBCとは異なり球数制限が無いため、モイネロが7回〜8回→9回ライデルに継投して勝利するという事も十分に考えられるのだ。
キューバは🇩🇴→🇰🇷→🇦🇺→🇯🇵→🇹🇼の順で戦う事になるが、日本シリーズの状況次第でいつモイネロが登板するかが決まる。ある意味ではグループB1番の楽しみになるかもしれない。

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