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プレミア12 🇹🇼台湾代表 映像付き選手一覧

投手

吳俊偉(中信)
ウー・ジュンウェイ

140中〜後半の直球で相手打者を圧倒する中信兄弟の守護神。今季はセーブ数ではリーグ1位タイとなった。フィールディングの良さにも定評がある。

林凱威(味全)
リン・カイウェイ

味全ドラゴンズのプルペンを守る中継ぎ投手。
一昨年までARI傘下2Aでプレーしていた。150キロ前後の直球と強烈に曲がるスライダーが武器。

陳冠偉(味全)
チェン・グァンウェイ

独特の上から投げ下ろすようなフォームで三振を量産する味全の守護神。直球とフォークボールの大きな高低差を使い今季は防御率1.77。

邱浩鈞(統一)※辞退
チォウ・ハオジュン

統一のブルペンを長年支え続けるベテラン救援。
今季途中からは抑えにも回ったりし、3年連続での40登板越えを達成した。プレミアでも終盤の重要な場面を担うか。

古林睿煬(統一)※辞退
グーリンルイヤン

CPBLを代表する本格派エース。直球が売りの投手でありこれまでの最速は157km/h。APBCでは日本相手に好投を見せ、来季のNPB挑戦が噂されている。なお私生活ではセブンイレブンしか使わないなどのエピソードを持つ変則派である。

陳冠宇(樂天)
チェン・グァンユウ

かつて千葉ロッテで活躍した救援左腕。昨年は大型契約ドラ1として帰国するも不振でファンからボロクソに叩かれていたが遂に本領発揮、53試合25ホールド防御率2.01の好成績を残した。スライダーのキレは顕在。

王志煊(樂天)
ワン・ジューシュエン

元々スリークォーター気味のフォームだったが、サイドスローに転向し中継ぎに配置。以降覚醒し今年は最多ホールド賞を受賞した。曲がりの大きいスライダーは左にも右にも有効。

黃子鵬(樂天)
ホワン・ズーパン

樂天モンキーズのエースであるサブマリン。2019プレミアにも出場し、2022年には最優秀防御率を受賞。サブマリンとは言ったものの時折サイドスローで投げることも。

莊昕諺(樂天)
ジュアン・シンヤン

小さいテイクバックから放つ150キロに迫るストレートが武器の救援投手で、投球割合の過半数を占める。CPBLでは珍しい離島:澎湖出身の選手。

江國豪(富邦)
ジャン・グォハオ

140キロ中盤の速球を軸に先発から中継ぎまで何でもこなす便利屋。今季は先発13回と救援17回の計30試合に登板した。プレミアでも同様の起用となるか。

張奕(富邦)
ジャン・イー
NPB登録名:チョウ・ヤク

元オリックス&西武でプレーし、今年富邦から2巡目でドラフトされ入団。前回のプレミア12では韓国打線を6回2/3を無失点に抑える好投を披露し、ベストナインにも選出された。

陳柏清(台鋼)
チェン・ボーチン

2024年新規参入球団として加わった台鋼ホークスから唯一の選出。昨年は高卒一年目に二軍で奪三振と防御率賞を獲得した未来のエース。今季は制球面で苦しんだ姿を見せたもののローテ投手として100イニングをクリアした。

林昱珉(ARI傘下3A)
リン・ユーミン

最速151キロの先発左腕。最新のMLBプロスペクトランキングではARI球団内で7位にランクインしていた。チェンジアップの評価が高く、2Aではwhiff49%を記録している。

潘文輝(PHI傘下2A)※辞退
パン・ウェンフィー

最速161キロのいわゆる火球男。プロスペクトランキングでは球団20位にランクインし、終盤には2Aにも昇格した。出力だけで言えば今大会最高クラスの投手。

郭俊麟(統一)※追加招集
グォ・ジュンリン

2015〜2019年にNPBのライオンズでプレー。現在はCPBLのライオンズで主に先発投手として投げ、7月には2024シーズン台湾人初の完封勝利を達成。

黃恩賜(中信)※追加招集
ファン・エンスー

シュート成分の強い直球と大きく落ちるフォークが武器。今季は救援に転向し覚醒の兆しを見せ、19試合で防御率1.80だった。

捕手

吉力吉撈·鞏冠(味全)
ジリジラオ・ゴングァン
ギリュギリャウ•クンクァン

台湾原住民:パイワン族の強打の捕手。22、23の2年連続で本塁打王を獲得し、今季もスティーブン・モヤの30本に次ぐ23本とその打棒を見せつけた。大会では貴重な長距離砲として得点の要となれるか。

戴培峰(富邦)
タイ・ペイフォン

堅守巧打の捕手。肩の強さに定評があり、盗塁阻止率は毎年40%を超える。打撃面でも不振を極めた昨季から打率を1割近く上げレギュラーの座に再び返り咲いた。余談だが、応援歌の原曲はおジャ魔女どれみである。

林家正(ARI傘下2A)
リン・ジャージャン
MLB登録名:Lyle Lin

2016年に台湾人として初めてMLBドラフトで指名された選手。今季は骨折の影響もありプレー数は少なかったものの2AではOPS1.048を記録した。杭州アジア大会に続いての選出。

内野手

江坤宇(中信)
ジャン・クンユ

CPBLを代表するスター遊撃手。175cmの小柄な体ながらアジア最高クラスの鉄壁の守備を誇る。打の方も毎年3割前後のアベレージと時折見せる意外性の一発がある。

岳東華(中信)
ユェ・ドンファ

レンジの圧倒的な広さが売りの二塁手。江坤宇との二遊間コンビは台湾野球史上最強とも評される。3人兄弟の長男であり、弟の岳少華と岳政華は皆揃ってプロ野球選手。

張政禹(味全)
ジャン・ジェンユ

ダイナミックな守備が魅力の遊撃手。今年は一軍四年目でプロ初のホームランを放ち、opsもキャリアで初めて0.600台に乗せた。
正直張政禹を呼ぶより曾子祐のほうが良かったくね?と今でも思ってる

李凱威(味全)
リ・カイウェイ

走攻守に活躍を見せるセカンド。シーズンを重ねるごとに打率が向上しており、今季はキャリア初の打率3割に乗せた。長打力が低い以外はほぼ全ての面で完璧である。

潘傑楷(統一)
パン・ジエカイ

統一の前期優勝に貢献した選球眼に優れる三塁手。今年は初めて規定打席に到達した。ここ2年のIsoDは0.95、0.92と良好な数字である。フライの捕球処理が結構怪しい。

林立(樂天)
リン・リー

20年代CPBLのスター。2022年にはあと僅かで三冠王という所まで迫り、今季も.353で首位打者に輝いた。怪我の後遺症がまだ残るので、大会では本職のセカンドではなく指名打者での出場が考えられる。

朱育賢(樂天)
ジュウ・ユーシェン

2019年と2021年に本塁打王を獲得したことのある、今やベテランに差し掛かった強打の一塁手。衰えはしたものの今季も安定して2桁本塁打を記録した。一応外野も守れるUT性もある。
一応ね。

曾頌恩(中信)※追加招集
ツェン・ソンエン

今季大ブレイクの大砲。キャリア初めてとなる二桁本塁打を達成、台湾シリーズ(リーグ優勝決定戦)では打率.524、2本 OPS1.402の大暴れでMVPに輝いた。

外野手

邱智呈(統一)
チォウ・ジーチェン

本格デビューを果たした統一の安打製造機。フィールド全体に打ち分けることの出来るミート力が自慢で、今年は開幕から最多安打をぶっちぎりで独走。そのまま逃げ切ってタイトル獲得に至った。

陳傑憲(統一)
チェン・ジェーシェン

台湾が世界に誇る稀代のヒットメーカー。広角に飛ばすバットコントロールで毎年OPS.800の成績を残し、それでいて守備走塁にも隙がない。国際大会の経験が多いので、チームの中心としての役割も。彼の打撃に極限はない。

林安可(統一)
リン・アンクー

統一ライオンズ前期シーズン優勝の主役。調子の波こそあれ前期のみで12本の本塁打を放ち、後期はペースダウンも最終的にリーグ3位の20本に乗せたスラッガー。アルゼンチン由来のパワーで大会でも中軸を担う。

陳晨威(樂天)
チェン・チェンウェイ

CPBLの絶対的スピードスター。2020,22,23,24年度の盗塁王であり、もはや彼を止められるものはいない。今季はスピードだけではなくパワー面でも成長し、キャリア初の二桁本塁打を記録した。

総評

やはり圧倒的に野手のパワー不足が問題。呉念庭と張育成の怪我があったとはいえ、張政禹や李凱威が代表に入れてしまうのは迫力に欠ける。
投手も投手で怪我人が多発し、有力選手が相次いで辞退。他の国が150キロぐらい出せて当たり前、みたいな布陣で望む中台湾だけワンランク程ダウンした球速帯で戦わなければならないのは厳しい。
地元台北ドームの声援を背に受け、格上相手にどこまで渡り合えることができるのか。

MTMのプレミア選手紹介note

🇰🇷韓国代表


🇦🇺オーストラリア代表

🇩🇴ドミニカ共和国代表
Coming soon…

🇨🇺キューバ代表
Coming soon…

🇲🇽メキシコ代表
Coming soon…

🇺🇸アメリカ代表
Coming soon…

🇻🇪ベネズエラ代表
Coming soon…

🇵🇷プエルトリコ代表
Coming soon…

🇵🇦パナマ代表
Coming soon…

🇳🇱オランダ代表
Coming soon…

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