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プレミア12 🇻🇪ベネズエラ代表 映像付き選手一覧
投手
José Álvarez(🇲🇽ティファナ)
ホセ・アルバレス
MLB通算447試合に出場の大ベテラン。シンカーやカットなどでバットの芯を外しゴロを打たせる投球が基本。メキシコでは12試合で防御率1.17。
Arnaldo Hernández(🇲🇽ドスラレドス)
アルナルド・ヘルナンデス
92〜4マイルの速球とスライダーのコンビネーションで空振りを積み上げる、ベネズエラの守護神。中南米ウィンターリーグ頂点の座を争うカリビアンシリーズではベネズエラのクローザーとして活躍し、胴上げ投手にも輝いた。
Jesús Vargas(🇲🇽プエブラ)
ヘスス・バルガス
打者の手元で大きく曲がるスライダーと、シンカー気味に変化する速球が武器の先発投手。2021年のU23では大会ではコロンビア戦で5回9奪三振と大活躍。珍しいワインドアップの投手でもある。
Liarvis Breto(🇲🇽チワワ)
リアビス・ブレト
サイドスローから右打者の内角に食い込んでくる直球・左打者から逃げるスライダーが魅力のリリーフピッチャー。前回のプレミア12に引き続き2大会連続で選出。
Pedro García(🇺🇸独立チャールストン)
ペドロ・ガルシア
Pedro García sube a controlar al rival y retira la octava entrada respaldado por el cuadro. 🔥#CaminoAlBi ✌🏼 pic.twitter.com/qJXkMs6Aup
— Pericos de Puebla (@Pericos_Oficial) June 2, 2024
WBC'23大会ではコロンビア代表として出場。スリークォーターから94〜96マイルの速球を投げるリリーフ。今季は途中加入したチャールストンにてクローザーを務め防御率0.60。
Anthony Vizcaya(🇺🇸元ATL傘下2A)
アンソニー・ビスカヤ
とにかく直球で押しに押しまくる中継ぎ投手。今季2AでのK-BB%は17.2%と良い数字を残している。カリビアンシリーズや前回のプレミア12など国際大会の経験も多い。
Ricardo Pinto(🇺🇸元PHI傘下3A)
リカルド・ピント
ダイナミックなフォームから最速98マイルの豪速球、スプリット&シンカーで打者を圧倒する先発。2020年と2022年はそれぞれKBOとCPBLに在籍。四球数が多いのが欠点。
Max Castillo(🇺🇸元PHI傘下3A)
マックス・カスティーヨ
ブルージェイズやロイヤルズにてMLB経験のあるリリーバー、マイナーやベネズエラWLでは先発を務める。制球の良さが武器でマイナーでのBB%は10を下回ることが多かったものの、今季は悪化してしまった。
Alfredo Zarraga(🇺🇸TB傘下3A)
アルフレド・ザラガ
160キロを超える豪速球を投げることが出来るファイヤーボーラー。2AでのK%は32.4%と圧巻の数値。3Aに昇格後はやや苦しんだ姿を見せている。
Oddanier Mosqueda(🇺🇸NYY傘下3A)
オッダニエ・モスケダ
インステップから90〜92マイルの4シームにカーブ・チェンジアップを交えた投球をするリリーフ投手。ほぼ全てのマイナーカテゴリで三振数>投球回という高い奪三振能力を持っている。
Mario Sánchez(🇹🇼統一)
マリオ・サンチェス
CPBL登録名:勝騎士
2023年に統一ライオンズと契約、その後7月にKBOのKIAタイガースに移籍し、2024年は再び統一に帰ってきた。最速152キロのストレートと曲がりのあるスライダー、左打者にはチェンジアップを使うことで三振の山を築き上げCPBLの最多勝と最多奪三振を獲得。
Enderson Franco(🇹🇼富邦)
エンダーソン・フランコ
CPBL登録名:富藍戈
CPBL屈指のファイヤーボーラー。CPBL歴代最速記録の161キロを投げ、リーグ内最強のクローザーとして君臨する。2023年には防御率0.95と圧倒的数字を残した。
Nivaldo Rodríguez(🇹🇼富邦)
ニバルド・ロドリゲス
CPBL登録名:羅戈
富邦ガーディアンズの助っ人エース。球速は150キロ前後で安定して出すことが出来、変化球の精度、制球能力、イニングイート等の総合能力が非常に高い。先ほどのマリオサンチェスと並びベネズエラの先発ローテとしての活躍に期待。
Williams Cuevas(🇰🇷KT)
ウィリアム・クエバス
平均140キロ中盤の4シームに2シーム・カッターを基本に、カーブ・スライダー・チェンジアップ・シンカーなど多彩な変化球を持ち球にする本格派。今季もKTのローテとして充実したシーズンを過ごした。
Yohander Méndez(🇯🇵元巨人)
ヨアンデル・メンデス
今シーズンは不振を極め、ほぼ出場の機会は無かったし出た1試合はクソ炎上して腹が立ったが、昨年は高い奪三振能力を武器にチームに貢献した。投球間隔が非常に遅い投手なので、ピッチクロックがあるプレミアではどうなるか。
捕手
Francisco Arcia(🇲🇽ドスラレドス)
フランシスコ・アルシア
2018年にエンゼルスにて40試合に出場した経験を持つ。MLBで初めて1試合で捕手・投手をしてホームランを放つ&メジャーデビュー2試合で10打点を記録した初めての選手と珍記録を多く持つ。バックアップ捕手として起用と見られる。
Carlos Jesus Pérez(🇺🇸CWS傘下3A)
カルロス・ヘスス・ペレス
1st career MLB home run for Carlos Pérez! pic.twitter.com/ptGMIzOXZn
— Chicago White Sox (@whitesox) September 30, 2023
22,23年にホワイトソックスにてプレー。マイナーやベネズエラWLでは捕手よりも一塁手としてのプレーの方が多い。次に紹介するカルロス・エドゥアルド・ペレスの弟。
Carlos Eduardo Pérez(🇺🇸OAK傘下3A)
カルロス・エドゥアルド・ペレス
ヘススの兄。MLBの実績もこちらの方が多く、2023年にはアスレチックスで68試合に出場し、そのうち29試合でスタメンマスクを被った。今季はマイナーで27本塁打。
内野手
David Rodríguez(元🇲🇽キンタナロー)
デイビッド・ロドリゲス
Hiiiiiit de David Rodríguez que traía par de carreras más para Magallanes ante Tigres de Aragua en el 8vo inning.
— Fans del Magallanes (@fansmagallanes) January 18, 2023
10-9 ganando Tigres en el 8vo inning.#VamosMagallanes#Magallanes#YoSoyMagallanero#LVBP#Venezuela#navegantesdelmagallanes#contodoymás#Beisbol#baseball pic.twitter.com/21ocNKZaXS
外野全ポジションと一塁を守るユーティリティ。昔は捕手もやっていたが近年は出場機会がない。今季はメキシコのキンタナローに途中加入し、長打率5割と活躍もリリースされた。
Jermaine Palacios(🇲🇽モンテレイ)
ジェルメイン・パラシオス
高い身体能力で走攻守に活躍を見せるショートストップ。メキシコではほぼ遊撃手でスタメンとして出場、守備率はあまり高く無かったが打撃の方では打率3割に乗せた。
Alexi Amarista(🇲🇽オアハカ)
アレクシ・アマリスタ
¡Ya le hizo 2️⃣ a Bauer! 😮💨
— Liga Mexicana de Beisbol (@LigaMexBeis) August 24, 2024
Segundo cuadrangular 🚀 del encuentro de Alexi Amarista ⚔️#BeisbolizaTuVida ⚾️ pic.twitter.com/DtU1lvDiK0
メキシコやベネズエラWLにて常にスタークラスの成績を残し続けている元メジャーリーガー。WLのチームからプレミアに出場しないよう圧をかけられるも、断固して拒否しチームに出場する熱い男である。
Diego Castillo(元🇺🇸MIN傘下3A)
ディエゴ・カスティーヨ
The fake #MNTwins fans might’ve quit and gone to bed, but the real ones got to see Diego Castillo drive in his second run of the game. pic.twitter.com/ZPyzy3MvDm
— Twins Ribbies (@TwinsRibbies) July 21, 2024
三塁を中心に内野全ポジションとライトを守れるユーティリティプレイヤー。MLBにはこれまで101試合に出場し、今季も昇格してヒットを放った。
Ehire Adrianza(元🇺🇸LAA傘下3A)
エイレ・アドリアンサ
MLB通算625試合出場の大ベテラン。通算12シーズン目となった今季はホームランを記録するも怪我をしたため故障者リストに入り、その後リリースされた。
Hernán Pérez(🇺🇸CIN傘下3A)
ヘルナン・ペレス
MLB通算651試合に出場。2021年にはKBOのハンファにてプレーした。内野全ポジションを守れるユーティリティ性もあり、長打力も高い。カリビアンシリーズではベネズエラ代表として2年連続出場し、昨年は大会打点2位で優勝に貢献。
外野手
Ángel Reyes(🇲🇽アグアスカリエンテス)
エンヘル・レイエス
走攻守に全てのレベルが高いセンター。メキシコでは打率.346,ホームラン19,OPS1.000ジャストと圧倒的スタッツ。足も13盗塁をマークし、守備ではホームランキャッチを披露したこともあった。
Herlis Rodríguez(🇲🇽ベラクルス)
ヘリス・ロドリゲス
前回大会に引き続き選出された、俊足巧打の中堅手。とにかく足が早く、今季は36盗塁でメキシカンリーグの盗塁王に輝いた。打つ方でも毎年出塁率.400付近の記録をマークしている。
Franklin Barreto(🇲🇽メキシコシティ)
フランクリン・バレト
2017〜2020年にアスレチックスやエンゼルスにて出場。その後マイナーを経てメキシカンリーグに移籍し、メキシコ2年目となる今年は強豪:レッドデビルズにてOPS1.006を記録。優勝チームの打線の一角を担った。
Ramón Flores(🇲🇽メキシコシティ)
ラモン・フローレス
¡Juego Nuevo! 🔥
— Liga Mexicana de Beisbol (@LigaMexBeis) September 1, 2024
Bombazo 💣 de 2️⃣ carreras Ramón Flores 👹#BeisbolizaTuVida ⚾️ pic.twitter.com/XfugceGhvF
高い出塁能力を持つ選球眼の鬼。毎年四球の数が三振の数とほぼ同等、もしくは上回るという成績を残している。今季はシーズンホームランは僅か1本だが、プレーオフの地区優勝決定戦の第7戦で同点のツーランを放つなど大舞台での強さ◎。
総評
アメリカ・メキシコetcなど競合がひしめくグループA。その中でもベネズエラは非常にモチベーションが高いことが伺える。というのもアマリスタのようなWLのチームから出場するなと圧をかけられる選手が出場しようとしていることや、クエバスやニバルド・ロドリゲスのようにアジアのリーグで活躍した選手を積極的に募集している(NPBからはメンデス以外にも、オリックスのエスピノーザとマチャドがリザーブとして登録)ことから、選手のこの大会にかける熱意と代表首脳陣側の本気度は日本のそれ以上のものと言える。
実力的にも3A相当のキャリアを積んだ選手が多く、スーパーラウンド進出の枠を勝ち取れる可能性は非常に高いと考えます。
アメリカ、メキシコ、ベネズエラ、この内どれか一つ以上の国が東京に来ることができないというのはとても辛い。