
プレミア12 🇰🇷韓国代表(代表候補35人)映像付き選手一覧
どうもMTMです。
いよいよプレミア12が開催されるまで残り1ヶ月を切りました。日本代表のメンバーが発表され、徐々に大会への機運が高まってきたように感じられます。しかし、これに関しては仕方のないことなのですが、その報道は基本的に国内が中心。
やはりせっかくのプレミア12という国際大会、他国の野球を知ることにより野球に対する知見もより深まるのではないでしょうか。
というわけで「出来る限り」頑張って日本を除くプレミア12出場国の選手名鑑的な物をこのnoteで書いていこうと思います。
厳しい挑戦になると思うので、宜しければnoteにいいねをぜひよろしくお願いします。励みになるので…。🙇
投手
ユ・ヨンチャン(LG)
유영찬
昨年のKBO優勝チームLGツインズのリリーバー。ゆったりとしたフォームから150キロ前後の直球とスライダー、スプリットを持ち球とする。
今シーズンは2年連続となる60登板をクリアし、守護神として26セーブを挙げた。
ソン・ジュヨン(LG)※選外
손주영
190センチを超える長身から繰り出されるカーブを武器とする左腕先発。2024年はフルシーズンローテを消化し自身初となる規定投球回に到達。
シーズン後半に尻上がりで成績が向上した。
コ・ヨンピョ(KT)
고영표
WBC’23 韓国-オーストラリア 韓国の先発投手
国際大会らしさ、という点では最もらしいといえるKTのサイドハンド変則投手。東京五輪では日本打線を5回7奪三振2失点に抑え込んだ。彼のチェンジアップはKBO屈指の魔球として知られている。
パク・ヨンヒョン(KT)
박영현
KTウィズの守護神を務める右腕投手。ショートアームかつ低いリリースポイントから繰り出される高回転数の浮き上がるようなストレートを武器とする。ちなみに今シーズン中継ぎながらも10勝2敗の勝率.833で最高勝率のタイトルを獲得した。
オム・サンベク(KT)※選外
엄상백
サイドアームから繰り出される150km/hオーバーの直球に加え、スライダー、カッター、チェンジアップなど多種のボールを操る本格右腕先発。
3年間続けて安定した成績を残し、今シーズンFAとなる。
ソ・ヒョンジュン(KT)
소형준
2020年に新人王を獲得経験のある右腕。今年はトミージョン手術から復帰し、球速は落ちたものの9月からリリーフとして登板、KTの5位進出に大きく貢献した。
チョ・ビョンヒョン(SSG)
조병현
最速155km/hを記録した剛腕リリーバー。
ダイナミックなフォームと高いリリースポイントからKBO屈指の回転数であるMax3176RPMを投げ下ろす。フォークやカーブの組み合わせは正に凶悪。10者連続奪三振のKBOタイ記録を達成した(動画はその時のもの)
クァク・ビン(斗山)
곽빈
KBOの中でもおそらく最も完成度の高い投手。最速156キロのストレート、カーブ、チェンジアップ、スライダー、その全てを決め球として使う事が出来る超本格派。APBCでも登板し、要所を抑え日本相手に5回1失点の好投を見せた。
キム・テギョン(斗山)
김택연
2023年KBOドラフト全体2位で指名された19歳のスーパールーキー。強力な直球を武器に守護神として活躍し、KBOの新人セーブ記録を更新した。ちなみに60登板、ふざけんな李承燁
イ・ヨンハ(斗山)
이영하
前回のプレミア12にも登板した剛腕投手。高校の暴力事件問題等(無罪が確定)もあり近年は苦戦したもののリリーフとして今季は復活。斗山のブルペン陣としてフル回転した。
チェ・スンヨン(斗山)
최승용
APBC2023に選出された、スライダーを武器とする左腕先発。
怪我から復帰した今シーズンは中継ぎや先発で登板。ポストシーズンでも先発で起用されている。
チョン・ヘヨン(KIA)
정해영
2024年シーズン1位のKIA、その球団26年ぶりのセーブ王に輝いた守護神右腕。エクステンション(プレートからリリースポイントまでの距離)が非常に長く、体感球速は表示以上。
チョン・サンヒョン(KIA)※選外
전상현
同じくKIAのブルペンを支えた投手。制球能力に定評があり、今季のBB/9は2.7、昨年は1.9を記録した。それでいて奪三振能力も高い。
クァク・ドギュ(KIA)
곽도규
ランディ・ジョンソンを彷彿とさせるようなフォームから150キロに迫る速球を放る左腕。今季はワンポイントでの起用もありプレミアでも選出されれば同様の起用が考えられる。新人王候補。
チェ・ジミン(KIA)
최지민
2023年に大きく球速が向上し、急成長を遂げた中継ぎ左腕。アジア大会、APBCのどちらでも好成績を残して今大会も候補に選出。
ウォン・テイン(サムスン)※辞退
원태인
人呼んで「チェンジアップの貴公子」
その名が示す通りKBO屈指のチェンジアップを操り奪三振を量産する。今季はクァクビンと共に最多勝に輝いた。春先にNPB挑戦を目指していると噂されていた投手。
キム・ソヒョン(ハンファ)
김서현
アジア球界の中でも指折りの剛球リリーバー。スリークォーターから最速160.7km/hのストレートを投げる。24年度途中不振に陥るも後半にかけ復活した。スライダーも凶悪。
イム・チャンギュ(LG)
임찬규
ストレートの球速は140キロ前半ながらキレのあるチェンジアップとスローカーブで緩急を付ける。ウォンテインの怪我に伴い代表入り。
捕手
パク・トンウォン(LG)
박동원
今年キャリアハイ成績を残した34歳のベテラン捕手。プルヒッターで長打を生み出し、ホームランも今年は20本に乗せた。肩も強い。
キム・ヒョンジュン(NC)
김형준
NCダイノスの次世代捕手。今シーズンは打撃不振に陥り打率1割台を記録するも、盗塁阻止率No.1の.378を記録し守備型捕手として活躍した。また打撃不振とは言ったものの、ホームランは17本打っている。
ハン・ジュンス(KIA)※選外
한준수
オープンスタンスから安打を量産する攻撃型若手捕手プロスペクト。今シーズンは捕手として初めて100試合以上に出場し、OPS.807 wrc+105.2を記録した。
内野手
ムン・ボギョン(LG)
문보경
殻を打ち破ったLGツインズの4番打者。元々打撃能力の高い選手でしたが、今年は全試合に出場し3割-20本塁打-100打点の大台達成。リーグ屈指の打者へと成長した。
シン・ミンジェ(LG)
신민재
出塁能力に長けた俊足のセカンド。今シーズンは初めて規定打席に立ち出塁率.400越えを記録。盗塁数は32でレギュラーの地位を獲得。足を活かした守備も武器。
パク・ソンハン(SSG)
박성한
華麗な守備と堅実な打撃が武器の遊撃手。守備は勿論のこと打撃面で今年はキャリアハイに到達。3割-10本-10盗でOPSも.790の好成績。
キム・フィジプ(NC)
김휘집
大きなフォロースルーから打球を遠くへ運ぶ打てるユーティリティプレイヤー。今季途中でキウムからトレードされ、NCでは3B,1B,SSを守った。
APBCでは田口からホームラン。
キム・ジュウォン(NC)
김주원
KBOではすっかり珍しくなったスイッチヒッターの遊撃手。守備能力の高さが売りで、指標でも高い数値を残している。スイッチヒッターの特性上今後の国際大会で重宝される可能性も。
キム・ドヨン(KIA)
김도영
KBOの若きニュースター。昨年のAPBCではヘッドスライディングの際に骨折。悔しさを乗り越えた今シーズンは打率.347-38本-40盗で最年少のトリプルスリーを達成。韓国代表の顔としての活躍に期待。
ナ・スンヨプ(ロッテ)
나승엽
無駄の少ないフォームから打球を放つプロスペクト。23年まで軍に在籍し、本格デビューとなった今年は打率.312 7本 OPS0.880(出塁.411-長打.469)の好成績。一塁守備には不安視が残る。
キム・ヨンウン(サムスン)※選外
김영웅
進化を続けるサムスンのヨンウン(韓国語で「英雄」)。初めて規定打席に到達した今季は持ち前のフルスイングで28本塁打を記録。守備でも強い肩とレンジの広さでチームに貢献した。
ソン・ソンムン(キウム)
송성문
覚醒したキウムのフランチャイズプレイヤー。5月以降に成績が急上昇し最終的にキャリアハイのwrc+148.9を記録している。WARもリーグ3位の6.13だった。チームトップクラスの選手からリーグトップクラスへと変化を遂げたシーズンだった。
外野手
ホン・チャンギ(LG)
홍창기
KBOが誇る天才的出塁マシーン。今季の出塁率は.447で、IsoDは脅威の.111。KBO通算出塁率の記録保持者となった。守備指標もリーグ内で上位の成績。
チェ・ウォンジュン(KIA)
최원준
2021年に40盗塁を記録したことのある俊足の外野手。入隊(2022)後は若干不振ではあるが、今季は長打を増やしホームランはキャリアハイの9本になった。
ユン・ドンヒ(ロッテ)
윤동희
類稀なる身体能力が生んだ次世代の5ツールプレイヤー。今季は特に打撃面で成長を見せ、初の2桁本塁打を記録。アジア大会・APBCに続いて3度目の韓国代表となるか
ク・ジャウク(サムスン)※選外
구자욱
元々安定した成績を残す打者だったが、今季はキャリアハイの33本塁打にOPS1.044を記録。ポストシーズンで怪我したため大会参加は厳しいと思われる。
キム・ジチャン(サムスン)※選外
김지찬
163cmと小柄な体ながら守備走塁で圧倒的貢献を作るセンター。元々内野のユーティリティだったが、センターに転向しそこでも活躍。盗塁成功率は脅威の91%(42盗-4失敗)
イ・ジュヒョン(キウム)
이주형
LGとのトレードで移籍し、その後はイジョンフの穴を埋める形でレギュラーに定着。
負傷が多く今季は3度の怪我をしてしまったが、天才的な打撃センスで安打を量産する。
総評
オリンピックやWBCでは苦しんでいる韓国だが、アジア大会から若手に切り替えてから良い流れが続いている韓国代表。プレミア12でも若手スターや有望株を中心に挑む。見据えるのはプレミア12の優勝だけではなく、更にその先のWBC2026やLA2028だ。
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