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プレミア12 🇦🇺オーストラリア代表 映像付き選手一覧

投手

Tim Atherton(🇦🇺シドニー)
ティム・アサートン

140キロ前後の直球とカットとカーブで投球を組み立てるオーストラリアのエース格。オーストラリアリーグでは史上4人目の400イニングに到達。前回のプレミア12ではアメリカ打線を6回無失点に抑える活躍を見せた。

Josh Guyer(🇦🇺シドニー)
ジョシュ・ガイヤー

2017年から代表戦には全ての大会で選出されている。昨シーズン先発から中継ぎ(クローザー)に転向、91〜92マイルの直球で相手打者を圧倒する。

Coen Wynne(🇦🇺シドニー)
コーエン・ウィン

大きく足を上げクロスステップから直球を投げ込む。ABLでは先発を務めているが、WBCやAPBCでは中継ぎとして再三のピンチを切り抜けた。タイミングを外す縦割れのカーブも武器。

Sam Holland(🇦🇺ブリスベン)
サム・ホランド

アンダー気味の横手からボールを動かし打者を手玉に取る。シンカーとスライダーで左右に振る投球が軸。先発中継ぎどちらもこなし、所謂便利屋としての活躍を期待。

Jon Kennedy(🇦🇺キャンベラ)
ジョン・ケネディ

強烈な角度からボールを投げ込む左のサイドハンド救援。スライダー、チェンジアップはそれぞれ左右の打者に対して有効。球速も140前後を出す事が出来る。2019年にはBC栃木に在籍。

Steve Kent(🇦🇺メルボルン)
スティーブ・ケント


ABLのレジェンド投手。23-24年シーズンも安定した投球を見せ、リーグ史上2人目の400奪三振に到達。2019年には横浜の春季キャンプにも参加。マイナーリーグではATL傘下3Aの経験がある。

Dan McGrath(🇦🇺アデレード)
ダン・マッグラス

2019年にBOS傘下の3A経験がある左腕救援。奪三振能力に長けており、ほぼ全てのリーグで三振≧投球回という成績を残している。牽制が非常に上手い。

Todd Van Steensel(🇦🇺アデレード)
トッド・ヴァン・スティーンセル

強豪アデレードジャイアンツの守護神。独特のルーティンとダイナミックに足を上げるフォームから150キロ付近のボールを投げ込む剛腕。WBCでは大谷から三振を奪いその時の心の声を入れた動画がかなりバズった。

Warwick Saupold(🇦🇺パース)
ワーウィック・ソーポルド

2016〜18年にDETでMLBプレーヤーとしてデビューし、その後KBOのハンファイーグルスでプレーした実績十分のベテラン投手。カットなどの変化球を多く交えたピッチングでゴロを量産する。

Will Sherrif(🇦🇺パース)
ウィル・シェリフ

WBC23、APBC、U23に続いて代表選出。今夏には楽天の練習生としてもプレーしていた。曲がりの大きなカーブが最大の特徴。

Lewis Thorpe(🇲🇽チワワ)
ルイス・ソープ

2019〜21年にMLBで合計24試合に出場した先発左腕。抜群のコントロールを持つスライダーが大きな武器であり、今季はオーストラリアでプレーした後メキシコ新規球団のチワワでプレー、チーム内2位の投球回を消化した。

Luke Wilkins(🇳🇱アムステルダム)
ルーク・ウィルキンス

ABLキャリアを終了後オランダへ移住し、ホーフトクラッセのアムステルダムに入団。先発やロングリリーフをこなし防御率2.48。前回のプレミア12にも出場していたが、その際はクイックの遅さを突かれ周東にまんまとやられてしまった。

Mitch Neunborn(🇺🇸PHI傘下2A)
ミッチ・ニューンボーン

出力はオーストラリアのリリーフの中でも最高格。WBC終了後に活躍が認められフィリーズと契約した。球速は93〜5マイルを安定して出す事ができ、チェンジアップは1A+でwhiff%65を記録している。

Blake Townsend(🇺🇸PIT傘下2A)
ブレイク・タウンゼント

マリナーズ傘下からリリースされた後パイレーツと契約、その後2AでプレーしU23大会にも出場した。変化量の非常に大きいスライダーが決め球。

捕手


Ryan Battaglia(🇦🇺ブリスベン)
ライアン・バッタグリア

通算13シーズン、252試合に出場した32歳のベテラン捕手。今年2月にABL公式Xが引退発表をしていたのだが、経験を買われての選出となった。ちなみに2016年にはチェコでもプレーしている。

Robbie Parkins(🇦🇺キャンベラ)
ロビー・パーキンス

代表戦では不動の捕手として活躍することの多いパーキンス。WBC韓国戦ではヤン・ヒョンジョンからダメ押しの3ランを放ち、守備では俊足のトミー・エドマンを補殺し試合を終わらせた。

Alex Hall(🇦🇺パース)
アレックス・ホール

パワーツールに優れた両打のキャッチャー。WBCでは髙橋宏斗から、APBCでは🇰🇷ムン・ドンジュからそれぞれ一発を放った。2023年のABL首位打者。

内野手

Darryl George(🇦🇺メルボルン)
ダリル・ジョージ

安定した打撃を誇る強打の三塁手。15〜16年に新潟アルビに、17年にオリックスに育成選手として入団している。帰国後は代表の常連として活躍しており、WBC'23準々決勝キューバ戦でのライデル・マルティネスとの対決は大会屈指の名勝負。

Jake Bowey(🇦🇺パース)
ジェイク・ボーウィ

パースの主軸として活躍する強打者。23-24シーズンには先発投手としても活躍しており、防御率1.93の成績。ABL実況からは「Shohei Bo-tani」と呼ばれていた。さらには捕手もできる。

Liam Spence(🇺🇸独立AAスーフォールズ)
リアム・スペンス

オーストラリアのUT枠。APBCでは全試合ショートとして出場していたが、1B,2B,3B,LF,RFと様々なポジションを守る事ができる。選球眼に優れ、出塁率はABL3位の.434。

Robbie Glendinning(🇲🇽ドゥランゴ)
ロビー・グレンディニング

WBC韓国戦にて逆転のスリーランを放ち、その後カン・ベクホの一瞬の隙を見逃さずタッチアウトにした。大きなヒッチから打球を遠くまで飛ばすパワーヒッターの二塁手。SSと3Bの起用も可能。

Rixon Wingrove(🇺🇸MIN1A+)
リクソン・ウィングローブ

オーストラリアの主砲。WBCではキューバ戦で特大の一発を放った。今季は1A+での21試合で5HRと圧倒的長打力が魅力。シフトの穴をついた逆方向へのゴロヒットを狙って打つなど器用な一面も。

Jarryd Dale(🇺🇸SD傘下2A)
ジャリッド・デール

3B以外にも2Bなどを守る事ができる堅守の内野手。幅広い守備範囲と正確な送球でアウトを稼ぐ。今季は2Aにも昇格したが、打撃面で大きく苦しんだ。

Travis Bazzana(🇺🇸CLE傘下1A+)
トラビス・バザーナ

今大会で最重要注目選手となる大物ルーキー。オレゴン州立大学ではOPS1.479という異常値を残し、オーストラリア人初となるMLBドラフト全体1位でガーディアンズから指名。打撃とスピードと選球眼を兼ね備えた二塁手。球団プロスペクトランキング1位、全体では12位

外野手

Ulrich Bojarski(🇦🇺パース)
ウルリッチ・ボヤースキー

パワーに優れた強肩の外野手。22-23シーズンは長打率.600を超えており、その後のWBCではレギュラーとして出場した。ちなみに生まれは南アフリカ。

Tim Kennelly(🇦🇺パース)
ティム・ケネリー

ABLの生けるレジェンドプレイヤー
2010年から始まった近代ABLの歴代最多ヒット・最多ホームラン・最多打点・最多出場試合数の記録を持つ。バットを寝かせる独特のフォームで更なる記録更新を目指す。

Aaron Whitefield(🇺🇸独立AAスーフォールズ)
アーロン・ホワイトフィールド

オーストラリア代表野手の中で唯一MLB昇格経験あり。俊足が売りのセンターで、バントによるヒットをたまに行うことも。オーストラリア代表の常連メンバーの一人。

Solomon Maguire(🇺🇸PIT傘下1A)
ソロモン・マグワイア

パワーツールが魅力の中堅手。まだ2003年生まれの21歳だが今年のU23では中軸としてプレーし、大会では2本のホームランを放った。

総評

オーストラリア代表の見所としては、やはり野手陣の圧倒的パワー。WBC韓国戦であの打ち合いを制したように140中後半の速球であればある程度打ち返せるパワーを持ち、得点力に関しては日本やドミニカといったグループBのスーパーラウンド進出候補に匹敵する力がある。
一方の投手だと、飛び抜けて信頼できるエース・リリーフというのは存在しない。しかし豪州野球の伝統として左右ともに変則派のピッチャーが多いという点が挙げられる。これを総動員したリリーフのマシンガン継投によって接戦に持ち込むのがオーストラリアのやり方。それが上手く行った試合として挙げられるのが先ほど挙げた韓国戦や、負けはしたものの途中までリードをしていた前回のプレミア12日本戦だったり。継投のタイミングについては、監督であるニルソンの力量が試される。
上手くハマれば混戦のグループBにおいてダークホースとなりうる可能性は高い。

MTMのプレミア選手紹介note

🇰🇷韓国代表


🇹🇼台湾代表

🇩🇴ドミニカ共和国代表
Coming soon…

🇨🇺キューバ代表
Coming soon…

🇲🇽メキシコ代表
Coming soon…

🇺🇸アメリカ代表
Coming soon…

🇻🇪ベネズエラ代表
Coming soon…

🇵🇷プエルトリコ代表
Coming soon…

🇵🇦パナマ代表
Coming soon…

🇳🇱オランダ代表
Coming soon…

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